錬金術記号

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Basil Valentine's The Last Will and Testament, 1670

錬金術記号(れんきんじゅつきごう)は、錬金術で用いられる記号である。18世紀に記号として用いられたものである。一部は惑星記号にももちいられた。「」や「」もその1つである。Unicodeにはそれらの記号が登録されており文字としての表記が可能である[1]

パラケルススの記号[編集]

パラケルススは、3つの記号を用いた[2]

記号 Unicode JIS X 0213 文字参照 名称
🜔 U+1F714 - 🜔
🜔
U+263F - ☿
☿
水銀
🜍 U+1F70D - 🜍
🜍
硫黄

四大元素[編集]

四大元素は、次の記号が用いられた[3]

記号 Unicode JIS X 0213 文字参照 名称
🜃 U+1F703 - 🜃
🜃
🜄 U+1F704 - 🜄
🜄
🜁 U+1F701 - 🜁
🜁
空気
🜂 U+1F702 - 🜂
🜂

惑星記号[編集]

惑星記号から次の記号が用いられた。

記号 Unicode JIS X 0213 文字参照 名称
U+2609 - ☉
☉
太陽
U+263D - ☽
☽
U+2640 - ♀
♀
金星
U+2642 - ♂
♂
火星
U+2643 - ♃
♃
スズ木星
U+263F - ☿
☿
水銀水星
U+2644 - ♄
♄
土星

単体の記号[編集]

その他単体物質として次の記号が用いられた。

記号 Unicode JIS X 0213 文字参照 名称
U+2641 - ♁
♁
アンチモン
🜚 U+1F71A - 🜚
🜚
🜛 U+1F71B - 🜛
🜛
🝪 U+1F76A - 🝪
🝪
ヒ素
🜘 U+1F718 - 🜘
🜘
ビスマス

酸と塩基の記号[編集]

その他塩基の記号として次の記号が用いられた。

記号 Unicode JIS X 0213 文字参照 名称
🜓 U+1F713 - 🜓
🜓
塩酸
🜕 U+1F715 - 🜕
🜕
硝酸
🜖 U+1F716 - 🜖
🜖
硫酸
🜗 U+1F717 - 🜗
🜗
硫酸
🜶 U+1F736 - 🜶
🜶
アルカリ
🜷 U+1F737 - 🜷
🜷
アルカリ

鉱石[編集]

鉱石の記号として次などが用いられた。

記号 Unicode JIS X 0213 文字参照 名称
🜸 U+1F738 - 🜸
🜸
白鉄鉱
🜻 U+1F73B - 🜻
🜻
鶏冠石
🜼 U+1F73C - 🜼
🜼
鶏冠石
🜽 U+1F73D - 🜽
🜽
雄黄
🜿 U+1F73F - 🜿
🜿
酒石
🝀 U+1F740 - 🝀
🝀
酒石
🝁 U+1F741 - 🝁
🝁
ホウ砂
🝂 U+1F742 - 🝂
🝂
ホウ砂
🝃 U+1F743 - 🝃
🝃
ホウ砂


実験[編集]

実験を表す記号として下記が用いられた。

記号 Unicode JIS X 0213 文字参照 名称
🝘 U+1F758 - 🝘
🝘
昇華
🝙 U+1F759 - 🝙
🝙
沈殿
🝚 U+1F75A - 🝚
🝚
蒸留
🝛 U+1F75B - 🝛
🝛
溶解
🝜 U+1F75C - 🝜
🝜
溶解
🝝 U+1F75D - 🝝
🝝
浄水
🝞 U+1F75E - 🝞
🝞
醗酵

器具[編集]

実験器具を表す記号として下記が用いられた。

記号 Unicode JIS X 0213 文字参照 名称
🝥 U+1F765 - 🝥
🝥
CRUCIBLE
🝦 U+1F766 - 🝦
🝦
CRUCIBLE
🝧 U+1F767 - 🝧
🝧
CRUCIBLE
🝨 U+1F768 - 🝨
🝨
CRUCIBLE
🝩 U+1F769 - 🝩
🝩
CRUCIBLE
🝪 U+1F76A - 🝪
🝪
ALEMBIC
🝫 U+1F76B - 🝫
🝫
MARIAE
🝬 U+1F76C - 🝬
🝬
VAPOURS
🝭 U+1F76D - 🝭
🝭
RETORT

時間[編集]

時間を表す記号として下記が用いられた。

記号 Unicode JIS X 0213 文字参照 名称
🝮 U+1F76E - 🝮
🝮
時間
🝯 U+1F76F - 🝯
🝯
🝰 U+1F770 - 🝰
🝰
日夜
🝱 U+1F771 - 🝱
🝱


秤量[編集]

秤量を表す記号として下記が用いられた。

記号 Unicode JIS X 0213 文字参照 名称
🝲 U+1F772 - 🝲
🝲
ドラム
U+2125 - ℥
℥
オンス
🝳 U+1F773 - 🝳
🝳
オンス

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Unicode Alchemical Symbols
  2. ^ Walter J. Friedlander. The golden wand of medicine: a history of the caduceus symbol in medicine. 1992. p.76-77
  3. ^ Eric John Holmyard. Alchemy. 1995. p.153