錢愉謙

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錢 愉謙
各種表記
ハングル 전유겸
漢字 錢 愉謙
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錢 愉謙朝鮮語: 전유겸)は、中国文官であり、朝鮮氏族聞慶銭氏の始祖である。

中国の龍図閣直学士を務めていた1351年に、恭愍王に降嫁された魯国公主の師父として高麗に入国した。その後、錢愉謙は、平章事を任官され、崔瑩の妹と結婚、開城に定住、官職は政堂文学にまで至った。

錢愉謙の長男の錢玹は、高麗末期に李氏朝鮮の建国に抵抗したため満洲流刑され、次男の錢珍は学問に尽力して後進の育成に力を注いだ。

参考文献[編集]