鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ

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鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ(2008年発行のもの。使用済)

鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ(てつどうのひきねん・じぇいあーるぜんせんのりほうだいきっぷ)は、1996年から2011年まで発売されていたJR旅客鉄道会社の普通列車およびJR西日本宮島フェリー宮島連絡船が1日乗り放題となる、期間限定の特別企画乗車券(トクトクきっぷ)である。

本項では、以下の類似商品についても記述する。

  • 秋の乗り放題パス - 2012年から「鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ」に代わりJR各社が発売する特別企画乗車券
  • 鉄道の日記念 JR西日本一日乗り放題きっぷ - 「鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ」と同時期に西日本旅客鉄道(JR西日本)が自社管内路線のみを対象に発売する特別企画乗車券

鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ[編集]

日本初の鉄道である、新橋 - 横浜間が開通した1872年10月14日明治5年9月12日)を記念し、10月14日が鉄道の日とされたことにちなみ、JRが企画した乗車券である。1996年から2011年まで発売されていた。

使用方法[編集]

基本的な使用方法は青春18きっぷと変わらない(特例も同様)ので、本項では主に青春18きっぷとの相違点のみを記す。青春18きっぷと同一の内容については青春18きっぷ#概要を参照のこと。

利用期間
例年10月上旬ごろに発売され、設定されている鉄道の日(10月14日)を含む2週間程度の期間のみ有効である。使い残した分を翌年に使うことはできない。払い戻しは、利用期間内で未使用に限り取扱箇所で行える。
効力
1枚のきっぷで3回(人)利用できる。
発売額
発売額は9,180(1回(人)あたり3,060円。なお、青春18きっぷは1回(人)あたり2,300円)である。
青春18きっぷは「おとな」「こども」の区別がないが、本券には「こども」の設定があり、発売額は半額(1枚4,590円、1回(人)あたり1,530円)である。

秋の乗り放題パス[編集]

秋の乗り放題パス

JR発足25周年を機に、それまで毎年10月に発売していた鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷに代わり、2012年10月に発売を開始した特別企画乗車券である。

利用できる列車・路線の範囲は青春18きっぷや鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷと変わらない(特例も同様)が、鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷに比べ、発売額が大人7,500円、こども3,750円に値下げされた。一方、鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷでは1枚のきっぷで有効期間のうち3回(人)利用可能であったが、秋の乗り放題パスでは有効期間が利用開始日を基準として連続した3日に変更され、飛び飛びの日に利用することや、1枚を複数人数で使用することはできなくなる。

従来の鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷと同様に、10月上旬の2週間程度の期間が利用期間となっている。

2016年度からは、北海道新幹線開業で北海道と本州を結ぶ唯一の在来線であった海峡線江差線が利用できなくなったことから、秋の乗り放題パスと併用することで北海道新幹線の奥津軽いまべつ-木古内間と道南いさりび鉄道の木古内-五稜郭間が一回ずつ利用できる「秋の乗り放題パス北海道新幹線オプション券」も併せて発売されることとなった。

2016年の値段は秋の乗り放題パスが大人7,710円小人3,850円、発売期間は9月17日 - 10月21日、利用期間は10月8日 - 10月23日のうち連続する3日間。 北海道新幹線オプション券は大人2,300円小人1,150円、発売期間は9月17日 - 10月21日、利用期間は10月8日 - 10月23日のうち1日[1]

鉄道の日記念 JR西日本一日乗り放題きっぷ[編集]

JR西日本では全国版の鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷと共に、自社線および宮島連絡船に限定した鉄道の日記念 JR西日本一日乗り放題きっぷも発売している。全線乗り放題きっぷとは乗車エリア以外に以下に示す違いがある。2016年の発売期間は9月17日から10月23日まで、利用期間は10月8日から23日までである。

  • 1枚のきっぷで利用できる回数は1回。乗車日当日限り有効。
  • JR西日本の駅および主な旅行会社で購入可能(2010年までは鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷと違い、所在地がJR西日本管内外問わず旅行会社等では取り扱わなかった)。
  • 2015年の発売額は、おとな1枚3,000円。なお、2014年の発売額は3,080円であった[2]
    • 2009年より新たに設定となった「こども」用の発売額は「おとな」用の半額(2015年現在・1枚1,500円)。なお、2008年までは青春18きっぷ同様に「おとな」と「こども」の区別がなかった。
  • 管内の快速・普通列車にグリーン車自由席はないため、「グリーン車は利用できない」という表現になっている。
  • 2004年までは、主要駅のみで数量限定の常備券として発売され、毎年趣向を変えた「おまけ」が付いていた(ただし、1996年のみマルス端末による数量非限定の発売で、「おまけ」がなかった)。2005年以降は、マルス端末による発売となり、数量限定がなくなった。また、「おまけ」は付かなくなり5489サービスでも取り扱った。また、2007年から京阪神地区では、みどりの券売機での発売[3]も行っており、2008年以降は全ての地区においてみどりの券売機で発売されている。
  • 2015年に北陸新幹線開業により並行在来線である北陸本線一部区間が経営分離されたが、このうちIRいしかわ鉄道線全線、あいの風とやま鉄道線全線、えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン市振駅 - 糸魚川駅間は2015年度以降も引き続き利用エリアとして制定されている[4]。ただし、日本海ひすいラインの糸魚川駅 - 直江津駅間は利用エリアから除外された。

脚注[編集]

  1. ^ http://www.westjr.co.jp/press/article/2016/09/page_9187.html
  2. ^ https://www.westjr.co.jp/press/article/2014/09/page_6121.html
  3. ^ 利用日当日分のみ購入可能、発売開始から利用開始日までは利用開始日初日(2016年なら10月8日)となる。
  4. ^ 2015年9月3日のプレスリリース時には「秋の乗り放題パス」と同じ決まりにする予定だったが、9月17日に記述のように変更されている

外部リンク[編集]