鉄支路模型

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鐵支路模型有限公司
Touch-Rail CO.,LTD.
種類 有限公司
市場情報 80158994
略称 鐵支路
本社所在地  台湾
236
新北市鶯歌区永昌街65号
設立 2003年1月24日[1]
業種 製造業
事業内容 鉄道模型、玩具の企画・製造・販売
代表者 林銘雄(董事長
資本金 5,000万台湾ドル
外部リンク http://www.touch-rail.com.tw/
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鉄支路模型
各種表記
繁体字 鐵支路模型有限公司
簡体字 铁支路模型有限公司
拼音 tiě zhī lù mó xíng yǒu xiàn gōng sī
注音符号 ㄊㄧㄝˇ ㄓ ㄌㄨˋ ㄇㄛˊ ㄒㄧㄥˊ ㄧㄡˇ ㄒㄧㄢˋ ㄍㄨㄥ ㄙ
発音: ティエチールー ムォーシン ヨウシェン ゴンスー
英文 Touch-Rail Models CO.,Ltd
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鉄支路模型(てつしろもけい,中国語: 鐵支路模型,英語: Touch-Rail、略称鐵支路)は、台湾新北市鶯歌区にある鉄道模型メーカーで 台湾鉄路管理局の列車をNゲージ模型化、国内生産している少数のメーカーの1社。鉄支路による台湾の鉄道車両模型化は国内市場の活性化をもたらしているが、元々の市場規模自体が大きくないため製品価格は総じて高めである。(形式にもよるが、8両セットで定価8,000-10,000台湾ドル前後)

歴史[編集]

鉄支路のNゲージ製品の一部

台湾ではかつては鉄道模型の趣味、収集は「市場規模の小ささ、同好者数の少なさ、高価格」の要因が常につきまとい、NゲージからHOゲージに至るまでほとんどが関水金属トミーテックマイクロエースなどの日系メーカーや、Rocoメルクリンなどの欧米系メーカーの輸入品を嗜むことと同義であった。

実際に、ごく少数の商社や代理店が輸入販売を取り扱っていたが、為替レートの動向や関税制度の問題で、日欧からの輸入製品の台湾での店頭価格は最低でも原価の2倍以上であった。 さらに代理店が展開する製品の種類や供給数も不安定で、一般人が趣味の一つとして嗜むには高嶺の花であった。

台湾国内列車の模型趣味となるとさらにハードルが高く、自作または国外製品からの改造で国内車種を製作するほかなかった。次第に国内車種専用のいくつかのワークショップが立ちあげられた。「Formosa Rail」や「kibu」などが比較的有名である。前者は「SHINKYO」ブランドでNゲージ用カプラー(連結器)を開発したり、後者は雑誌「鉄道情報」の発行人や打狗鉄道故事館館長を歴任し、PP自強号の自社開発を行っている。

そして2003年、新北市土城区を拠点とする精密プラモデル製造の民間企業が設立された。それが鉄支路模型である。 国内列車のNゲージ製品の開発・製造までを一貫して手掛け、それまでの個人、自営業単位での模型製作という台湾の鉄道模型趣味事情を大きく変えることになった。現在はデフォルメモデルである「迴力車」と呼ばれる玩具など鉄道模型以外の分野への進出も図っている[2][3]

2012年にはスイスの世界的認証企業であるSGS社からの認定を取得するとともに[4]、台湾政府経済部工業局中国語版主催の中華圏向け商品の国際的デザイン賞である「ゴールデンピン・デザインアワード(GPDA,中国語: 金點設計獎」に迴力車や彰化扇形庫TEMU1000型Nゲージ車両などの3製品が選出された[5][6][7]

製品[編集]

台鉄E200型
台鉄R100型
鉄支路最初の電車セット:台鉄EMU100型

鉄支路の製品分野はNゲージ以外も含めると台湾鉄路管理局のほかに台北捷運高雄捷運猫空ロープウェイなどにも及んでいる。過去には台湾鉄路局から唯一局章の使用を公式に認定されていた。

主な製品リスト[編集]

台湾鉄路管理局台湾鉄路管理局
  • Nゲージ編成セット:EMU100TEMU1000EMU700DR3100TEMU2000[8]
  • Nゲージ動力車単品:E200、E300、E400R100中国語版
  • Nゲージ客車:莒光号35SP32950型、40FPK10000型、35FPK10500型、復興号40SP20000型、普通車35TP32850型など
  • Nゲージ貨車:有蓋貨車15C8000型、有蓋緩急車3CK1500型、小型無蓋貨車15G8000型、大型無蓋貨車35G6000型、平車35GF6000型、有蓋貨車15EC8000型
  • Nゲージ車両の室内灯などのアセンブリー部品
  • 先頭車・客車1両のみのディスプレイモデル[9](プラスチック製の展示ケースに固定。動力を省き、車輪をプラスチック製とするなどして価格を抑えている)
  • Nゲージ用コントローラーパック
  • 迴力車[10]
その他

販売拠点[編集]

台湾国内の模型店のほか、台湾鉄路管理局が展開している台鉄本舗(中文:台鐵本舗)、台鉄夢工場(中文:臺鐵夢工場)、台湾鉄道故事館(TRC,中文:台灣鐵道故事館)や台北捷運、高雄捷運の捷運商品館でも一部商品の取り扱いがある。(下記公式サイトの「Dealers 經銷」参照)

ギャラリー[編集]

脚注[編集]

  1. ^ (繁体字中国語)公司基本資料 臺灣開放政府資料搜尋(opengovtw.com)
  2. ^ (繁体字中国語)台鐵回力車搶百年商機 鐵道迷興奮2010年12月29日,中時電子報/Youtube
  3. ^ (繁体字中国語)中視新聞》台鐵它最賣! 普悠瑪號商品 月賣300萬2013年3月25日,中時電子報/Youtube
  4. ^ (繁体字中国語)得意中華食品將台灣滷味文化推向全世界 - GS1 Taiwan2013年6月15日,GS1 TAIWAN(財団法人中華民国商品條碼策進会(P21-25)
  5. ^ (繁体字中国語)扇形車庫/QH9002012 金點設計獎
  6. ^ (繁体字中国語)迴力車系列/QV2012 金點設計獎
  7. ^ (繁体字中国語)太魯閣號電聯車模型/VM30072012 金點設計獎
  8. ^ (繁体字中国語)台鐵車輛組鐵支路模型公式
  9. ^ a b (繁体字中国語)紀念車輛鐵支路模型公式
  10. ^ a b c d e f g (繁体字中国語)玩具精品”. 2019年7月27日閲覧。鐵支路模型公式
  11. ^ (繁体字中国語)台北捷運系列商品鐵支路模型公式
  12. ^ (繁体字中国語)北捷推出381型電聯車1:160模型 今起正式開賣”. 台灣好新聞/Yahoo奇摩 (2019年6月6日). 2019年7月27日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]