鈴木悟 (格闘家)

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鈴木 悟
基本情報
本名 鈴木 悟
階級 スーパーウェルター級SB
ミドル級ボクシングK-1
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1976-03-03) 1976年3月3日(41歳)
出身地 東京都八王子市
身長 183cm
体重 70kg
スタイル ボクシング
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鈴木 悟(すずき さとる、1976年3月3日 - )は、日本の元プロボクサーキックボクサーシュートボクサー東京都八王子市出身。unit-K所属。元ボクシング日本ミドル級王者。元SB日本スーパーウェルター級王者。

プロボクシングシュートボクシングで日本王座を獲得した経験がある。西麻布にあるprivate lesson studio TAKE IT EASYの代表を務める。

人物[編集]

  • 入場曲は、小柳ゆきの「愛情」。ボクサー時代は、サビ部分に合わせてリングインを行っていた。
  • K-1デビュー戦の際、名前コール時にグローブにキスしてテレビカメラに向かってウィンクするというパフォーマンスを見せた。これはボクサー時代からのもの。

来歴[編集]

ボクシング[編集]

1997年に八王子中屋ジムよりプロデビューし、翌年の1998年全日本ミドル級新人王を獲得した。

2000年8月1日、ヨネクラジムの保住直孝より日本ミドル級王座を8RKO勝ちで奪取、以後9度の防衛に成功する(2001年2月、ガッツファイティングにて全日本ミドル級新人王・日本ミドル級王者としての大先輩竹原慎二引退セレモニースパーリングパートナーを務めた)。WBA世界ミドル級10位までランクを上げたが、2003年7月5日に行われた10回目の防衛戦で荒木慶大に判定で敗れ、王座陥落。

その後東洋太平洋タイトル挑戦を経て、2005年2月23日に空位になっていた日本ミドル級王座をかけて大阪帝拳ジムの中村頴司との間で決定戦を行い判定勝利で2度目の王座を獲得したが、同年6月18日の木更津グリーンベイジムの板垣俊彦を迎えた初防衛戦に失敗して王座から陥落した。

キックボクシング[編集]

2005年9月2日にK-1転向が発表され、10月12日にK-1に初参戦。マイク・ザンビディスと対戦したが、キックに対応できず、2RローキックによるKO負け。

2006年2月4日、K-1 WORLD MAX 日本代表決定トーナメント1回戦で上山龍紀と対戦予定であったが急性胆のう炎のため欠場となった。

2006年12月31日、K-1 PREMIUM 2006 Dynamite!!にてチェ・ヨンスの代役として魔裟斗と対戦。ある程度ローキックをブロックし、魔裟斗の顔面に右ストレートをヒットさせるも魔裟斗のローキックの前に2RKO負け。

2007年7月21日、K-1 FIGHTING NETWORK KHAN 2007でチェ・ヨンスと対戦し、レフェリーストップによるTKO負けを喫した。

2008年2月24日、K-1 ASIA MAX 2008 IN SEOULで行われたアジアトーナメントに出場。1回戦でイム・チビンと対戦し、レフェリーストップによるTKO負け。

2008年10月3日、初参戦となったJ-NETWORK高木健太と対戦。キックデビュー戦となった高木に右フックでKO負け。

2009年9月20日、新日本キックボクシング協会が主催する「TITANS NEOS 6」でキックボクシング第2代NKBミドル級チャンピオンで新日本キックボクシングミドル級2位阿久澤英一と対戦。右ストレートやボディへのパンチをヒットさせ3度のダウンを奪い1RKO勝ち。転向後の初勝利となった。

2010年1月31日、「WILD KICKBOXING 〜縁〜」においてアラン・ヤナヒハと対戦。ボディへの攻撃を中心に1Rに3度のダウンを奪い、TKO勝ちを収めた。

2010年4月11日、初参戦となったシュートボクシング「維新-ISHIN- 其の弐」でSB東洋太平洋ウェルター級王者宍戸大樹と対戦。1Rにバックドロップでシュートポイント2点を奪うも、2RにスタンディングフロントチョークでTKO負けとなった。ただしストップ直後に鈴木は問題なく立ち上がっていることから、ストップのタイミングが早過ぎたのではないかという声があり、鈴木本人も意識を保っていたと主張している。またシーザー武志SB協会会長は「宍戸×鈴木戦のストップはちょっと早かったのでは。考えないといけない」とコメントしている。

2010年6月6日、2度目の参戦となったシュートボクシング「維新-ISHIN- 其の参」でSB日本スーパーウェルター級1位・前同級日本王者の金井健治と対戦。1Rに右ストレートでダウンを奪い、3-0の判定勝ちを収めた。

2010年9月18日、シュートボクシング「維新-ISHIN- 其の四」でSB日本スーパーウェルター級王者梅野孝明と対戦。4Rに腰投げでシュートポイントを奪うもマットに落ちた衝撃で左肘関節を脱臼してしまい、TKO負けとなった[1]

2011年2月19日、シュートボクシング2011年開幕戦「SHOOT BOXING 2011 act.1」で金網総合格闘技CAGE FORCEライト級王者弘中邦佳と対戦。1Rに右ストレートでダウンを奪った後、ラッシュを決め2度目のダウンを奪いレフェリーストップによるTKO勝ちを収めた[2]

2011年4月23日、シュートボクシング東北地方太平洋沖地震復興チャリティーイベント「SHOOT BOXING 2011 act.2」で志真会館の島田昌洋と対戦。1Rに右ストレートでダウンを奪った後、再び右ストレートで2度目のダウンを奪いタオル投入によるTKO勝ちを収めた。

2011年6月5日、「東日本大震災復興チャリティーイベント SHOOT BOXING 2011 act.3 -SB169-」で、WMC欧州スーパーウェルター級王者ヘンリー・オプスタルと対戦し、1Rからしつこく右ローをもらいKO負けを喫した。

2011年9月10日、「SHOOT BOXING 2011 act.4 -SB172-」でSB日本スーパーウェルター級1位・元同級王者の金井健治とSB日本スーパーウェルター級王座決定戦にて対戦。1Rに右ストレート、左フック、右ストレートによる計3度のダウンを奪いスリーノックダウンによるTKO勝ちを収めてSB日本スーパーウェルター級王者を獲得。これによりプロボクシングシュートボクシングの王座二冠を達成する。

K-1参戦における波紋騒動[編集]

  • K-1に鈴木や大東旭が参戦するなど引退した元ボクサーが安易に他競技に流出する事態を受けて、西日本ボクシング協会はK-1や総合格闘技等に出場するボクサーは、引退後のセコンド、トレーナーライセンス、ジム設立の許可を一切剥奪する制限処置を打ち出した。これに合わせて東日本ボクシング協会も同じ制限をする話も持ち上がったが、現在は白紙になっている。鈴木は東日本協会のエリアの選手であり、西日本協会の制限には該当しない。前述した大東は西日本エリアでありこの制限に該当する。

戦績[編集]

キックボクシング[編集]

キックボクシング 戦績
23 試合 (T)KO 判定 その他 引き分け 無効試合
8 6 2 0 0 0
15 13 2 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× 坂本優起 判定0-3 SHOOT BOXING 2013 act.2 SBスーパーウェルター級タイトルマッチ 2013年4月20日
× ヘンリー・オプスタル 1R KO SHOOT BOXING WORLD TOURNAMENT S-cup2012 準決勝 2012年11月17日
郷野聡寛 1R TKO SHOOT BOXING WORLD TOURNAMENT S-cup2012 リザーブマッチ 2012年11月17日
× 宍戸大樹 1R KO SHOOT BOXING 2012~Road to S-cup~act.4 2012年9月17日
× トビー・イマダ 2R KO SHOOT BOXING 2012~Road to S-cup~act.3 2012年6月3日
× アンディ・サワー 2R 2:52 TKO(3ノックダウン:左インロー) SHOOT BOXING 2012~Road to S-cup~act.2 2012年4月13日
ボーウィー・ソー.ウドムソン 3R終了 判定3-0 SHOOT BOXING 2012~Road to S-cup~act.1 2012年2月5日
× クリストフ・プルボー 3R終了 判定0-3 SHOOT the SHOOTO 2011 2011年11月6日
金井健治 1R TKO(3ノックダウン:右ストレート) SHOOT BOXING 2011 act.4 -SB172- SB日本スーパーウェルター級タイトルマッチ 2011年9月10日
× ヘンリー・オプスタル 2R 0:36 KO(右ローキック) 東日本大震災復興チャリティーイベント
SHOOT BOXING 2011 act.3 -SB169-
2011年6月5日
島田昌洋 1R 2:42 TKO(2ダウン:右ストレート) SHOOT BOXING 2011 act.2 2011年4月23日
弘中邦佳 1R 1:55 TKO(2ダウン:右フック) SHOOT BOXING 2011 act.1 -SB166- 2011年2月19日
× 梅野孝明 4R 2:03 TKO(左肘関節脱臼) SHOOT BOXING 25TH ANNIVERSARY SERIES 第4戦 維新-ISHIN- 其の四 2010年9月18日
金井健治 3R終了 判定3-0 SHOOT BOXING 25TH ANNIVERSARY SERIES 第3戦 維新-ISHIN- 其の参 2010年6月6日
× 宍戸大樹 2R 1:39 TKO(スタンディングフロントチョーク) SHOOT BOXING 25TH ANNIVERSARY SERIES 第2戦 維新-ISHIN- 其の弐 2010年4月11日
アラン・ヤナヒハ 1R 2:10 TKO(2ダウン:ボディブロー) WILD KICKBOXING 〜縁〜 2010年1月31日
× NITRO大輔 1R 1:28 KO(左ハイキック) J-NETWORK「GET REAL in J-WORLD FINAL 〜Invading 尚武会〜」 2009年11月27日
阿久澤英一 1R 1:32 KO(3ノックダウン:パンチ連打) 新日本キックボクシング協会「TITANS NEOS 6」 2009年9月20日
× 高木健太 2R 0:16 KO(右フック) J-NETWORK「Let's Kick with J the 4th」 2008年10月3日
× イム・チビン 3R 0:38 TKO(レフェリーストップ) K-1 ASIA MAX 2008 IN SEOUL
【アジアトーナメント 1回戦】
2008年2月24日
× チェ・ヨンス 2R 2:17 TKO(レフェリーストップ) K-1 FIGHTING NETWORK KHAN 2007 〜世界対抗戦〜 2007年7月21日
× 魔裟斗 2R 2:22 KO(右ローキック) K-1 PREMIUM 2006 Dynamite!! 2006年12月31日
× マイク・ザンビディス 2R 1:17 KO(右ローキック) K-1 WORLD MAX 2005 〜世界王者対抗戦〜 2005年10月12日

ボクシング[編集]

プロボクシング 戦績
29 試合 (T)KO 判定 その他 引き分け 無効試合
23 15 8 0 0 0
6 2 4 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× 板垣俊彦 判定0-3 2005年6月18日
中村頴司 判定2-1 ボクシング日本ミドル級タイトルマッチ 2005年2月23日
タイソン・ユン 2R KO 2004年9月18日
中堀智永 3R KO 2004年5月5日
× サム・ソリマン 判定0-3 OPB東洋太平洋ミドル級タイトルマッチ 2003年11月1日
× 荒木慶太 判定1-2 2003年7月5日
呉炳哲 3R KO 2003年3月15日
浅野成 判定2-0 防衛9回(歴代2位) 2002年12月7日
ブル岡部 3R TKO 防衛8回 2002年9月21日
玉置健治 1R KO 防衛7回 2002年6月15日
稲澤俊之 判定3-0 防衛6回 2002年3月24日
吉野弘幸 5R TKO 防衛5回 2001年12月1日
川原奈穂樹 2R KO 防衛4回 2001年9月1日
山本ミツハル 2R KO 防衛3回 2001年6月16日
堀内稔 判定3-0 防衛2回 2001年3月11日
山中郁夫 1R TKO 防衛1回 2000年11月18日
保住直孝 8R TKO 日本ミドル級タイトルマッチ 2000年8月1日
山本ミツハル 判定3-0 2000年4月15日
斉藤仁 2R TKO 日本ミドル級1位 2000年1月15日
井出智広 2R KO 日本ミドル級2位 1999年10月11日
× 井出智広 1R KO 1999年5月28日
豊住徳太郎 判定3-0 第45回全日本ミドル級新人王獲得・日本ミドル級5位 1998年12月19日
佐藤直之 判定 第55回東日本ミドル級新人王獲得 1998年11月8日
ブル岡部 4R TKO 1998年9月28日
星誠一 3R TKO 1998年7月13日
× 佐藤直之 判定 1998年4月28日
冨士大輔 2R KO 1998年1月4日
× 海渡昌浩 2R KO 1997年7月26日
佐藤直之 判定 1997年2月4日

獲得タイトル[編集]

  • 東日本ミドル級新人王(1998年)
  • 全日本ミドル級新人王(1998年)
  • 第48代日本ミドル級王座(防衛9度)
  • 第50代日本ミドル級王座(防衛0度)
  • 第4代SB日本スーパーウェルター級王座

出演[編集]

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

前王者
保住直孝
第48代日本ミドル級王者

2000年8月1日 - 2003年7月5日

次王者
荒木慶大
空位
前タイトル保持者
荒木慶大
第50代日本ミドル級王者

2005年2月23日 - 2005年6月18日

次王者
板垣俊彦
空位
前タイトル保持者
梅野孝明
第4代SB日本スーパーウェルター級王者

2011年9月10日 - 2013年4月20日

次王者
坂本優起