鈴木庸介

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鈴木 庸介
すずき ようすけ
生年月日 (1975-11-21) 1975年11月21日(47歳)
出生地 日本の旗 日本 東京都豊島区北大塚
出身校 立教大学経済学部
コロンビア大学
ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス
前職 NHK記者
所属政党民主党→)
民進党→)
旧立憲民主党→)
立憲民主党
公式サイト Yosuke Suzuki Official Site

選挙区 比例東京ブロック東京10区
当選回数 1回
在任期間 2021年11月5日[1] - 現職
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鈴木 庸介(すずき ようすけ、1975年(昭和50年)11月21日 - )は、日本政治家立憲民主党所属の衆議院議員(1期)。

来歴[編集]

東京都豊島区北大塚出身。豊島区立西巣鴨小学校卒業。立教大学経済学部在学中、レスリング部キャプテンを務めた。大学卒業後、NHKに記者として入局[2]

2015年12月、民主党東京10区支部長に就任[3][4]

2016年10月、小池百合子衆議院議員の東京都知事転出に伴う、衆議院東京10区補欠選挙民進党公認で立候補したが自由民主党公認の若狭勝に敗れ落選。

2017年9月28日、民進党は第48回衆議院議員総選挙に向け、公認候補を擁立せず、小池率いる希望の党に合流する方針を決定[5]。しかし、希望の党には、小池の側近である若狭が自民党を離党し結成メンバーとして参加していることから鈴木が東京10区で公認される可能性は絶望視された。9月29日、小池は定例記者会見で、リベラル派議員について「排除されないということはございませんで、排除致します」と明言[6][7]。10月1日、鈴木は「小池さんの『排除の理論』が許せない。政治家として尊敬してきたが、私は誰1人置いていかない、誰もが居場所のある社会を作りたい」「やはり、若狭さんと戦いたい」などと述べ、無所属でも東京10区から立候補する意向を示した[8]。10月2日、民進党代表代行(当時)の枝野幸男が新党立憲民主党を立ち上げる意向を表明すると[9]、同日に鈴木は同じ都内の民進党支部長である松尾明弘吉田晴美らと記者会見を行い、立憲民主党から立候補する意向を表明した[10]

同年10月22日、投開票の結果、若狭の得票数こそ上回ったものの、自民党が若狭への刺客として擁立した鈴木隼人に次点で敗れ、重複立候補していた比例東京ブロックでも次々点で落選した。

2021年10月の第49回衆議院議員総選挙に再び東京10区から立憲民主党公認で立候補し、鈴木隼人に敗れるも比例復活で初当選した[11][12]枝野幸男代表の辞任に伴う代表選挙(11月30日実施)では小川淳也の推薦人に名を連ねた[13]

2022年1月6日に、新型コロナウイルスに感染していることが分かった。のどの痛みを訴えたため、前日に検査していた[14]。17日に召集された第208回国会には登院している。

2022年7月26日、立憲民主党は退避勧告が出ているウクライナに入国した鈴木に対して幹事長名で注意。政調会長補佐などの党役職を1カ月間停止する処分を決めた[15]

政策・主張[編集]

憲法問題[編集]

  • 憲法改正について、2017年のアンケートでは「どちらかといえば反対」と回答[16]。2021年のアンケートでは「どちらかといえば賛成」と回答[17]
  • 憲法9条への自衛隊の明記について、2021年のアンケートで「反対」と回答[18]
  • 安全保障関連法の成立について、2017年のアンケートで「評価しない」と回答[16]

ジェンダー問題[編集]

  • 選択的夫婦別姓制度の導入について、2017年のアンケートでは「どちらかといえば賛成」と回答[16]。2021年のアンケートでは「賛成」と回答[17]
  • 同性婚を可能とする法改正について、2021年のアンケートで「賛成」と回答[18]
  • LGBTなど性的少数者をめぐる理解増進法案を早期に成立させるべきか」との問題提起に対し、「賛成」と回答[17]
  • クオータ制の導入について、2021年のアンケートで「賛成」と回答[18]

その他[編集]

  • 原子力発電への依存度について今後どうするべきか」との問題提起に対し、2021年のアンケートで「ゼロにすべき」と回答[18]
  • 新型コロナウイルス対策として、消費税率の一時的な引き下げは「必要」と回答[18]
  • アベノミクスについて、2017年のアンケートで「どちらかといえば評価する」と回答[16]
  • 安倍内閣による森友学園問題加計学園問題への対応について、2017年のアンケートで「評価しない」と回答[16]
  • ウクライナ避難民に関する問題について、当初日本政府は、ロシアのウクライナ侵攻時、コロナ対策を理由に避難民をうけいれず、在ウクライナ日本人の親戚についても一切ビザを出さなかった。2022年3月1日の法務委員会で鈴木が追及。官僚が否定的な答弁を重ねる中、法務大臣がその場で「私の責任でやる」と断言するという、委員会質疑では異例の展開となった。翌2日、岸田総理大臣がウクライナ避難民の受け入れを発表。その後の全面的受け入れにつながった[19]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ 令和3年11月5日中央選挙管理会告示第28号(令和三年十月三十一日執行の衆議院比例代表選出議員の選挙における衆議院名簿届出政党等に係る得票数、当選人の数並びに当選人の住所及び氏名に関する件)
  2. ^ Yosuke Suzuki Official Site
  3. ^ 民主党アーカイブ | 第658回常任幹事会を開催
  4. ^ “民主、衆参公認10人を内定 衆院補選で推薦も決定”. 日本経済新聞. (2015年12月22日). https://www.nikkei.com/article/DGXLASFS22H5J_S5A221C1PP8000/ 2021年11月9日閲覧。 
  5. ^ “民進、「希望の党」へ合流方針を了承 両院議員総会で”. 日本経済新聞. (2017年9月28日). https://www.nikkei.com/article/DGXLASFS28H2V_Y7A920C1000000/ 2021年11月9日閲覧。 
  6. ^ “「リベラル派は排除する」 希望・小池代表が明言 維新の会・松井代表とも会談へ”. SankeiBiz. (2017年9月29日). https://www.sankeibiz.jp/macro/news/170929/mca1709291544020-n1.htm 2022年2月8日閲覧。 
  7. ^ 東京都・小池百合子知事が午後2時より定例会見(2017年9月29日)”. THE PAGE (2017年9月29日). 2022年2月16日閲覧。
  8. ^ “民進・鈴木氏が無所属出馬へ「排除の理論許せない」”. 日刊スポーツ. (2017年10月1日). https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201710010000426.html 2021年11月9日閲覧。 
  9. ^ 枝野幸男氏が新党「立憲民主党」結成を表明(2017年10月2日)”. THE PAGE (2017年10月2日). 2022年2月15日閲覧。
  10. ^ “「立憲民主党に合流」東京で民進公認予定だった4氏 希望の党に公認申請せず”. 産経新聞. (2017年10月3日). https://www.sankei.com/article/20171003-PPSBXA76ARJC3EFRDOB6NZ3Z6A/ 2021年11月9日閲覧。 
  11. ^ 衆議院選挙2021 東京(千代田区・港区など)開票速報・選挙結果”. 衆議院選挙2021特設サイト. NHK. 2021年11月1日閲覧。
  12. ^ “2021衆院選:開票結果と当選者 東京”. 毎日新聞. (2021年11月2日). https://mainichi.jp/articles/20211102/ddm/010/010/038000c 2021年11月9日閲覧。 
  13. ^ “立憲代表選、4陣営の推薦人は計90人 国会議員の7割固まる”. 朝日新聞. (2021年11月19日). https://www.asahi.com/articles/ASPCM46VPPCMULEI002.html 2021年11月19日閲覧。 
  14. ^ 立民 鈴木庸介衆議院議員が新型コロナ感染 国会議員で17人目
  15. ^ 立民・鈴木氏、役職停止”. 時事通信 (2022年7月26日). 2022年7月26日閲覧。
  16. ^ a b c d e 鈴木庸介”. 2017衆院選 候補者アンケート(朝日・東大谷口研究室共同調査). 朝日新聞社. 2021年10月22日閲覧。
  17. ^ a b c 鈴木庸介”. 朝日・東大谷口研究室共同調査 - 2021衆議院選挙. 朝日新聞社. 2021年10月22日閲覧。
  18. ^ a b c d e 東京10区”. NHK 衆議院選挙2021 候補者アンケート. 2021年10月21日閲覧。
  19. ^ 岸田首相、ウクライナ避難民受け入れ表明[1] 時事ドットコム 2022年3月2日閲覧。[2] 衆議院インターネット中継 鈴木庸介

外部リンク[編集]