鈴木康司

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鈴木 康司(すずき こうじ、1933年9月20日 - )は、フランス文学者中央大学名誉教授。元中央大学学長。

略歴[編集]

東京市神田区錦町に生まれる。父鈴木一平、母ときの5男。父一平は大修館書店創立者、社長。四兄淑夫衆議院議員。1952年東京教育大学附属高等学校卒業。1956年東京大学文学部仏文学科卒業。1960年文部省派遣フランス政府給費留学生として渡仏、パリ大学に学ぶ。1964年東京大学大学院人文研究科博士課程満期退学。中央大学文学部専任講師。66年助教授。74年教授。1981年「下僕像の変遷に基づく十七世紀フランス喜劇史」で東大文学博士。1984年パリ国際大学都市日本館館長。1987年フランス政府より教育功労章オフィシエ。1989年中央大学文学部長。1999年学長。2004年退職、名誉教授。2007年公益財団法人日仏会館副理事長。2013年公益財団法人大学セミナーハウス館長。

賞歴など[編集]

  • 1971年「スタンダード和仏辞典」(共著)で第25回毎日出版文化賞
  • 1998年『闘うフィガロ』で芸術選奨文部大臣賞受賞。 専門はフランス演劇史。特に17世紀・18世紀喜劇史
  • 2009年4月29日 瑞宝重光章を受勲[1]

著書[編集]

  • 『下僕像の変遷に基づく17世紀フランス喜劇史』大修館書店 1979年
  • 『パリ日本館からボンジュール』三修社 1987年
  • 『闘うフィガロ ボーマルシェ一代記』大修館書店 1997年
  • 『わが名はモリエール』大修館書店 1999年

共編著[編集]

翻訳[編集]

  • ラシーヌ「裁判きちがい」鈴木力衛共訳 『世界古典文学全集』筑摩書房、1965
  • ウージェーヌ・ラビーシュ『未来海外劇場 no.4 文法』未来社 1967年
  • ボーマルシェ「罪ある母」『マリヴォー・ボーマルシェ名作集』白水社 1977年
  • モリエール 女房学校ドン・ジュアンスカパンの悪だくみ『世界文学全集』講談社、1978 
  • 『新マリヴォー戯曲集』大修館書店 1989年(井村順一佐藤実枝共訳)
  • タシャール『シャム王国旅行記』岩波書店(17・18世紀航海叢書)1991
  • ヴェラス『セヴァランブ物語』岩波書店(ユートピア旅行記叢書)1997
  • マリヴォー『理性の島』岩波書店(ユートピア旅行記叢書)1997
  • ボーマルシェ『セビーリャの理髪師』岩波文庫 2008
  • 『フランス十七世紀演劇集 喜劇』伊藤洋冨田高嗣共訳 中央大学出版部 2010年
  • ボーマルシェ『新訳フィガロの結婚 付録 フィガロ三部作について』大修館書店 2012年

記念論集[編集]

  • 『鈴木康司中央大学教授退職記念論文集』2004年3月

脚注[編集]

  1. ^ 平成21年度春の叙勲で、鈴木康司名誉教授が瑞宝重光章を受章しました - 中央大学 2010年9月1日確認。
先代:
外間寛
中央大学学長
1999年 - 2002年
次代:
角田邦重