鈴木健 (エンジニア)

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鈴木 健(すずき けん、1975年 - )は、日本エンジニア研究者実業家。スマートニュース株式会社代表取締役会長 共同CEO、株式会社サルガッソー代表。国際大学GLOCOM客員研究員。東京財団仮想制度研究所(VCASI)フェロー。研究者としての専門分野は、電子貨幣地域通貨複雑系理論認知科学情報社会学

特定非営利活動法人FTEXT副理事長。

人物[編集]

スマートニュースの共同創設者の一人[1]であると同時に、思想的には『なめらかな社会とその敵』の著者として知られている。 また、伝播投資貨幣「PICSY」(Propagational Investment Currency SYstem)の主催者。PICSYは、価値が人から人へと伝播していく性質を持った貨幣であり、情報技術上で実現を可能とする。鈴木健の経済学的な知識とプログラミング技術のもと開発が進められていた。 2002年度に立ち上げた仮想通貨「PICSY」に関するプロジェクトは、経済産業省管轄 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の「未踏ソフトウェア創造事業」に採択、同年度の天才プログラマー/スーパークリエータに認定された。

また、国際大学グローバル・コミュニケーションセンター内の研究機関、isedでも積極的な活動を行った。

他に、2006年から2008年まで三鷹市にある荒川修作の作品・三鷹天命反転住宅を住居兼オフィスとしていたことでも知られている。

繋がりのある人物に、茂木健一郎,森田真生,池上高志,東浩紀,青木昌彦,柄谷行人,小笠原泰,ドミニク・チェン,小野和俊など、複雑系,経済学,認知科学,哲学,ベンチャービジネス,アートなど多彩な方面にわたっている。

学歴[編集]

  • 1998年慶應義塾大学理工学部物理学科卒業
  • 2008年東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻広域科学システム系博士課程修了、「Propagational Investment Currency SYstem(PICSY): Proposing a New Currency System Using Social Computing (伝播投資貨幣PICSY: 社会計算による新しい貨幣の提案)」で博士(学術)。(論文審査の主査は池上高志[2]

業績[編集]

著書[編集]

  • 『究極の会議』ソフトバンククリエイティヴ,2007
  • 『なめらかな社会とその敵』勁草書房,2013

論文[編集]

  • 鈴木健、井上智洋「第三章 制度進化としての伝播投資貨幣」(西部忠、橋本敬、安富歩他「進化経済学のフロンティア」所収、日本評論社、2004年)
  • 鈴木健「第四章 ネットコミュニティ通貨の玉手箱」(柄谷行人、浅田彰、村上龍、坂本龍一他「NAM生成」所収、太田出版、2001年)
  • Ken Suzuki "How Does Propagational Investment Currency SYstem Change the World ?" Proceedings of IEEE 2004 Symposium on Applications and the Internet-, pp9-15, 2004

[編集]

  1. ^ http://about.smartnews.com/ja/company/
  2. ^ 東大総合文化研究科博士論文

外部リンク[編集]