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金相沃

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
金相沃 (詩人)
各種表記
ハングル 김상옥
漢字 金相沃
発音: キム・サンオク
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金相沃(きむ さんおく、1920年3月15日 - 2004年10月31日)は、大韓民国時調詩人慶尚南道出身。

略歴

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1939年、金龍虎咸允洙などと共に「貘(メク)」の同人として活動すると同時に時調『鳳仙花(봉선화)』を雑誌「文章」に発表し、文壇にデビューした。1941年には東亜日報の「新春文芸」に時調『落葉(낙엽)』で登壇し、本格的な作家活動を行った。1956年から馬山高等学校釜山女子高等学校慶南女子高等学校で教鞭を執っていた。1980年には大韓民国第1回鷺山文学賞を受賞した。

時調の他に、児童詩、詩など様々な分野でも優れた才能を発揮した。繊細で玲瓏な言語を駆使しているのが特徴である。時調集に「高原の曲(고원의 곡)」、詩集に「の詩(이단의 시)」、『(의상)』、児童詩集に「石榴の花(석류꽃)」、『花の中に埋もれた家(꽃 속에 묻힌 집)』などがある。

2004年10月30日、26日に死亡した婦人の墓参りをした後、倒れ、10月31日に病院にて息を引取った。家族では、兄が金相和 (詩人)、娘が金フンジョン(ファッションデザイナー)である。