金生饅頭

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金生饅頭

金生饅頭(きんせいまんじゅう)とは、鹿児島県鹿児島市天文館金生町)にあるデパート山形屋本店の地階の食料品売り場の一角で長年製造直売されている一口サイズの今川焼風の菓子。

表面に『○岩⇒山形屋経営者一族の岩元からきている山形屋の商紋』が焼印されている。なお、宮崎山形屋地下食品売り場で販売される同じ商品は『まるいわまんじゅう』と呼称する。製造の過程は自動化された実演販売で、出来立ての熱々を購入できる。同様なものは秋田市では金萬、京都市新京極ではロンドン焼として販売されている。

また山形屋同様に百貨店では、札幌市丸井今井では『とうまん』、宮崎市ボンベルタ橘では『橘まんじゅう』、浜松の菓子店「秋芳洞」では『カステラ饅頭』、大丸でも大阪市の梅田店(JR大阪駅ビル)、兵庫県神戸市の神戸店などの一部店舗で同様な饅頭が取り扱われている。過去には滋賀県大津市びわ湖温泉紅葉パラダイスでは『紅葉焼』の名称で同様の物が販売されていたが施設閉鎖に伴い過去帳入りした。

このような、機械による自動化された実演販売の饅頭は、かつて『文化饅頭』と総称されたが、現在では死語となっている。宮崎山形屋ボンベルタ橘で使用されている機械は福岡県古賀市の同一メーカー製であり、銘板実用新案であることが記されている為、製造機のメーカーはたいてい同一(キノ式)である。

これらの饅頭類の元祖は、戦前、製造メーカーである福岡県古賀市にある城野鉄工所(現在は機械製造のみ)が出店した菓子店で販売した『都まんじゅう』であり、この成功から全国の菓子店がメーカーに注文した製造機械が全国に普及したものである。

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