金沢駅バスターミナル

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金沢駅バスターミナル(東口)

金沢駅バスターミナル(かなざわえきバスターミナル)は、石川県金沢市にある金沢駅に隣接したバスターミナルである。駅の東西両側にあり、駅の両出入口が兼六園口と金沢港口に改称された後も、バス会社側ではそれら駅出入り口を以前と同様にそれぞれ「金沢駅東口」と「金沢駅西口」として案内しており、鉄道側とバス側では駅出入り口の呼称に乖離がある。

以下に示す各のりばの発着路線は2022年7月現在で、石川県バス協会発行の「バスのりば運行系統図[1]」に準拠する。運行会社を明示していない路線バスは、北鉄バスグループのものである。

東口[編集]

金沢駅東広場のバスターミナルは土地区画整理事業による工事を経て2004年(平成16年)9月12日に供用開始したものである[2]。広場に「工(たくみ)型」に配置された歩行者広場をはさんで北側に配置されており、金沢駅兼六園口から車道を横断せずにアクセスできるようになっているほか、上部には利用者を雨雪から守るシェルターを連続して配置している[3]

バスターミナルは乗車場11バース、降車場5バース(金沢駅前中央交差点の北側に3バース、南側に2バース)、待機場8バースの構成となっており、乗車場はバスの正着性を高めるために乗り場の一部を切り取った形になっている[3]。各乗車場付近の柱には乗り場番号が表示されているが、西日本JRバスが使用する4・5番乗り場は青地、北陸鉄道グループが使用するその他の乗り場は橙地になっている。北陸鉄道グループの一般路線の乗り場にはLED表示器によるバス出発案内が設置されている。

バス停の名称は、西日本ジェイアールバスは「金沢」、北鉄バスグループと金沢ふらっとバスは「金沢駅」(一部の高速バスは「金沢駅前」)、まちバスは「金沢駅兼六園口(東口)・金沢フォーラス」と各社で異なっている。

広場の中心付近に総合交通案内所が配置されており、バス発券所、タクシー案内所、待合室が設置されていた[3]が、タクシー案内所と待合室はその後廃止された。

東口1番のりば[編集]

1番のりばは、北陸鉄道グループの一般路線と高速バス、定期観光バス、同社と共同運行する(していた)高速バスが使用する。2008年12月20日までは城下まち金沢周遊バスも使用していたほか、2019年4月1日には能登特急バスに代わって富山・高岡行き高速バスの乗り場が2番から1番に移動した。

東口2番のりば[編集]

2番のりばは、北陸鉄道および同社が共同運行もしくは運行を支援している高速バスと日本中央バスが使用する。

東口3番のりば[編集]

3番のりばは、北陸鉄道グループの香林坊、本多町方面の路線が使用する。2008年12月20日までは香林坊経由兼六園下方面の路線、その後2015年3月13日までは橋場町経由の路線と城下まち金沢周遊バスの乗り場だった。

東口4番のりば[編集]

4番のりばは、西日本ジェイアールバスおよび同社と共同運行する高速バスと定期観光バスが使用する。2020年3月31日までは一般路線(広岡行きは5番)の乗り場だった。

東口5番のりば[編集]

5番のりばは、西日本ジェイアールバスの一般路線とまちバスが使用する。2020年3月31日までは高速バスと牧線の広岡行き、まちバスの乗り場だった。

  • 名金線森本行き)
  • 才田線(才田、農林総合研究センター行き)
  • 深谷温泉線(深谷元湯行き)
  • 東長江線(東長江行き)
  • 循環(ひがし茶屋街ライナー 山の上行き)
  • まちバス

東口6番のりば[編集]

6番のりばは、北陸鉄道グループの橋場町、兼六園下・金沢城方面の路線と城下まち金沢周遊バスが使用する。2008年12月20日までは小松空港線、その後2020年3月31日までは香林坊経由兼六園下・金沢城方面の路線と兼六園シャトルの乗り場だった。

東口7番のりば[編集]

7番のりばは、北陸鉄道グループの香林坊、兼六園下・金沢城方面の路線が使用する。2015年3月13日までは平和町方面の路線、その後2020年3月31日までは橋場町方面の路線と城下まち金沢周遊バスの乗り場だった。

東口8番のりば[編集]

8番のりばは、北陸鉄道グループの香林坊、広小路方面の路線が使用する。

東口9番のりば[編集]

9番のりばは、北陸鉄道グループの香林坊、広小路方面の路線が使用する。

東口10番のりば[編集]

10番のりばは、北陸鉄道グループの香林坊、広小路方面の路線が使用する。2015年3月13日までは、花里線の乗り場だった。

東口11番のりば[編集]

11番のりばは、北陸鉄道グループの香林坊、三社方面の路線と金沢ふらっとバス此花ルートが使用する。

東口13番のりば[編集]

バスターミナル向かいの旧金沢都ホテル前に設置されており、北陸鉄道グループの降車場として使用されているほか、金沢ふらっとバス此花ルートの金沢駅東バス停と北日本観光バスきまっし号の金沢駅前バス停も併設されている。

西口[編集]

金沢駅西広場の路線バス乗降場は広場の南側に配置されており、2011年(平成23年)11月27日に改良工事が終わり供用開始した[5]。金沢駅金沢港口から車道を横断せずに全ての乗降場にアクセスできるようになっているほか、バスの混雑を解消するため団体バス乗降場をタクシー乗降場の北側に分離した[6]

バスターミナルは乗車場8台、降車場2台、待機場6台の構成となっている。乗降場にはシェルターと防風板を設置し、さらにバスの正着性を高めるために乗降場を切り込み型としている[6]。4番乗り場から6番乗り場には液晶モニターによるバス接近表示が設置されている[5]

西口1番のりば[編集]

1番のりばは、新高速乗合バスが使用する。2014年3月31日までは北陸鉄道グループが使用しており、柳橋県庁線と田中医大線の乗り場だった[5]

  • 新高速乗合バス 大阪・京都行き
  • 金沢競馬無料ファンバス

西口2番のりば[編集]

2番のりばは、新高速乗合バスと加越能バスが使用する。2014年3月31日までは北陸鉄道グループが使用しており、示野線と黒田線、平和町線(新神田経由)の乗り場だった[5]

西口3番のりば[編集]

3番のりばは、北陸鉄道グループの特急バスと加越能バス(以前は北陸鉄道と共同運行していた)が使用する。

西口4番のりば[編集]

4番のりばは、北陸鉄道グループの上諸江方面の路線が使用する。

西口5番のりば[編集]

5番のりばは、北陸鉄道グループの香林坊方面の路線が使用する。

また以下の路線は基本的に東口を発着しており、夕方の県庁前からのダイレクト便のみこの乗り場も使用する。

  • 13 医王山線(太陽が丘ニュータウン行き)
  • 16 犀川線(上辰巳行き)
  • 18 花里線(東部車庫行き)
  • 30 光が丘住宅線(光が丘住宅行き)
  • 92 鈴見線(朝霧台行き)

西口6番のりば[編集]

6番のりばは、北陸鉄道グループの県庁前方面の路線が使用する。

西口7番のりば[編集]

7番のりばは、西日本ジェイアールバスと北陸鉄道グループの一般路線・能登方面特急バスが使用する。2014年3月31日までは西日本ジェイアールバスが専用していたが、1番・2番乗り場が新高速乗合バス乗り場になったため、これらの乗り場から発車していた北陸鉄道グループの路線が7番乗り場に移された。さらに2019年4月1日には能登方面の特急・急行バスも東口1番乗り場からこの乗り場に変更された。

西口8番のりば[編集]

8番のりばは、西日本ジェイアールバスが使用する。

中橋[編集]

金沢駅からJR北陸本線沿いに南へ約500mの金石街道上に北陸鉄道の「中橋」バス停留所がある。四十万金石線や三馬大野線はほとんどの便が金沢駅バスターミナルを経由しないため、金沢駅利用者はここで乗降するように案内される。

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ バスのりば運行系統図 VOL.13 (PDF)”. 石川県バス協会 (2022年4月1日). 2022年9月28日閲覧。
  2. ^ 金沢駅東口バスターミナル完成に伴い、9月12日からバスターミナル内ののりば変更を致しました。 - ウェイバックマシン(2004年10月13日アーカイブ分)
  3. ^ a b c 金沢駅北土地区画整理事業 金沢駅東広場 (PDF)”. 金沢市都市整備部駅周辺整備課 (2005年3月20日). 2022年9月28日閲覧。
  4. ^ 高速バス金沢線 停留所休止等一部変更について(5/6~)”. 加越能バス (2022年5月18日). 2022年5月18日閲覧。
  5. ^ a b c d 金沢駅西広場新バスターミナル供用開始に伴う、金沢駅西口バスのりばの変更について - ウェイバックマシン(2012年2月12日アーカイブ分)
  6. ^ a b 金沢駅西広場事業概要書 (PDF)”. 金沢市都市整備局都市計画課 (2014年3月22日). 2022年9月28日閲覧。

外部リンク[編集]