金沢名鉄丸越百貨店

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株式会社金沢名鉄丸越百貨店
Kanazawa Meitetsu Marukoshi Department Store Co., Ltd.
Kanazawa Meitetsumarukoshi Departmentstore.jpg
金沢名鉄丸越百貨店
2009年(平成21年)8月9日)
種類 株式会社
略称 名鉄丸越
本社所在地 日本の旗 日本
920-8583
石川県金沢市武蔵町15番1号[1]
設立 1948年(昭和23年)1月16日
(大和航器株式会社)
業種 小売業
法人番号 6220001002182
事業内容 百貨店業
代表者 代表取締役社長 久内宏
資本金 1億円(2012年(平成24年)2月29日時点)[1]
発行済株式総数 普通株式:1,584万株
優先株式:1,000万株
売上高 162億5138万円(2012年(平成24年)2月期)[1]
経常利益 2457万円(2012年(平成24年)2月期)[1]
純利益 △916万円(2012年(平成24年)2月期)[1]
純資産 8億8139万円(2012年(平成24年)2月29日時点)[1]
総資産 76億3244万円(2012年(平成24年)2月29日時点)[1]
従業員数 239人(2012年(平成24年)2月29日現在)
決算期 2月末日
主要株主 名古屋鉄道株式会社 74.37%
伊藤忠商事株式会社 5.68%
株式会社北國銀行 4.05%
2012年(平成24年)2月29日現在の議決権比率)[1]
主要子会社 金沢スカイビル管理組合[1]
外部リンク http://www.meitetsumza.com/
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めいてつ・エムザ
MEITETSU m'ZA
MeitetsuM,ZA.JPG
店舗概要
座標 北緯36度34分19.1秒 東経136度39分18.1秒 / 北緯36.571972度 東経136.655028度 / 36.571972; 136.655028座標: 北緯36度34分19.1秒 東経136度39分18.1秒 / 北緯36.571972度 東経136.655028度 / 36.571972; 136.655028
開業日 1973年(昭和48年)10月1日
商業施設面積 30,383[1]
前身 丸越
meitetsu

株式会社金沢名鉄丸越百貨店(かなざわめいてつまるこしひゃっかてん、: Kanazawa Meitetsu Marukoshi Department Store Co., Ltd.)は、石川県金沢市日本の百貨店の「めいてつ・エムザ」を運営する企業。名古屋鉄道傘下の企業で名鉄グループに属している。

1973年(昭和48年)から2002年(平成14年)までは同名の百貨店を営業していた。

概要[編集]

それまで武蔵ヶ辻交差点対面の1930年(昭和5年)に老舗製茶業の一族だった林屋亀次郎が建設した三越金沢店跡で営業してきた丸越[2]1973年(昭和48年)10月1日に金沢スカイビルの開業と共に現在地へ移転して同時に店名を変更して金沢名鉄丸越百貨店として開店して営業を始めた[3]

また、この移転と同時に高層階には同じく名古屋鉄道グループの金沢スカイホテル(開業当時、2014年3月1日に「ANAホリデイ・イン金沢スカイ」に名称変更)が同時に開業して[4]現在も営業している。

1983年(昭和58年)9月に名鉄丸越商事株式会社を存続会社として合併、同時に株式会社金沢名鉄丸越百貨店と商号変更を行っており、現在の法人は2代目である[1]

同年11月子会社スカイビル駐車場が地下1階地上8階で750台収容の立体駐車場を完成させるなどモータリゼーションへの対応を進め[5]1985年(昭和60年)10月にビル内のジャスコ保有分を買収して増床を行うなど全面的な改装を行った[1]

1996年(平成8年)11月には金沢市本町の市街地再開発ビル「リファーレ」1階、2階に2,778.3m2に書籍やアウトドアグッズの売場を持つサテライト店を子会社名鉄五番街の運営で開設する[5]など拡張路線を採った。

かつては「金沢名鉄丸越百貨店」(通称:名鉄丸越)という名前で運営していたが、2002年(平成14年)4月の金沢スカイビル内で隣接していた専門店街「スカイプラザ」などを一体化する大規模改装とともに愛称を「めいてつ・エムザ」とした[1]

店舗は、金沢市で香林坊に次ぐ商店街である武蔵ヶ辻にあり、この地域の核店舗となっている。生鮮食料品を主体とした小売市場、近江町市場の対面に位置する。

2002年(平成14年)5月に実施した10億円の第三者割当増資[6]2004年(平成16年)8月で解散した名鉄五番街とスカイビル駐車場の子会社2社[1]の債務を共に親会社の名古屋鉄道に引き受けてもらう[6]など支援を受けて2006年(平成18年)2月期決算では、リファーレ館撤退などによる不採算部門の整理の完了と、Meiカードの浸透による集客力の向上で、前期比増収増益を達成、売上高204億円、経常利益9929万円を確保するなど、収益力の回復が見られた。

しかし、同年8月中間期で固定資産の減損会計を適用した結果46億円の特別損失を計上して6億から7億円の債務超過に陥り[6]、「債務超過状態が続けば商品券が発行できなくなるなど営業に支障が出る」として名古屋鉄道が10から20億円の増資を引き受けて支援を行う方向で検討が進められ[6]、名古屋鉄道は20億円の増資を優先株式による第三者割当増資の形で引き受けて2007年(平成19年)2月に実施した[1]

その半年後の2007年(平成19年)8月中間期では今度は発行している発行後4年以上が経過した商品券と発行したポイントに関して引当金を引当てたことに伴って約2.4億円の特別損失を計上し、他にも棚卸し資産の評価方法の変更に伴って評価損を計上するなどしたため約3.11億円の最終損失を出したが、前年度に既に増資を引き受けてもらっていたため新たな支援は必要ないとしていた[7]

2006年(平成18年)2月期で約204億円[6]あった売上高は近年の消費不況などに伴う百貨店全体の売上低迷などの影響を受け、近年は5期連続で減収で2012年(平成24年)2月期は約162.51億円となっている[8]

同決算で営業利益が3600万円と増益となったものの、店舗改装に伴う固定資産の除却損などを計上を理由に純損益では3期連続赤字となるなど収益面での苦戦が続いている[8]

生鮮食料品を主体とした小売市場、近江町市場の対面に位置することの強みを活かして食品販売に力を入れており、2012年(平成24年)2月期は約55.75億円で衣料品の約54.46億円を上回る最大の販売品目となっている[1]

2011年(平成23年)に無農薬による自然循環型農法に取り組んでいる松本明を招いて農業教室を兼ねた屋上菜園「エムザエコファーム」を開園して都市緑化と集客の両立を目指している[9]

沿革[編集]

  • 1944年(昭和19年)4月 - 太平洋戦争中のこの年、大和武蔵店を譲り受け、軍需工場・大和航器として創業[1]。創業地は金沢市尾張町2丁目1-10であり、閉店したダイエー金沢店の位置に当たる。なお、当時の武蔵ヶ辻交差点(現・武蔵交差点)は、彦三方向への道路が開通しておらず三叉路であった。また、大和武蔵店は元々は三越の金沢店で三越撤退後に「(旧)丸越百貨店」として営業していたが戦時中大和と合併したもの。
  • 1950年(昭和25年) - 同地で衣料品の販売を開始。
  • 1952年(昭和27年)9月 - 武蔵に商号変更して[1]、百貨店としての営業形態となる[10]
  • 1953年(昭和28年)9月 - 丸越に商号変更[1]
  • 1959年(昭和34年)11月 - 伊藤忠商事と資本提携[1]
  • 1962年(昭和37年)5月 - 名古屋鉄道、名鉄百貨店と資本提携[1]
  • 1973年(昭和48年)
    • 8月 - 金沢名鉄丸越百貨店に商号変更[1]
    • 10月1日 - 市街地再開発事業で建設された武蔵ヶ辻交差点対面のスカイビルに移転して、現在の店舗での営業を開始する[3]
  • 1983年(昭和58年)
    • 9月 - 名鉄丸越商事株式会社を存続会社として合併、同時に株式会社金沢名鉄丸越百貨店と商号変更[1]
    • 11月 - 子会社スカイビル駐車場が地下1階地上8階で750台収容の立体駐車場を完成[5]
  • 1992年(平成4年)12月 - 子会社名鉄五番街を設立[1]
  • 1996年(平成8年)11月 - 金沢市本町の市街地再開発ビル「リファーレ」に子会社名鉄五番街を通じてリファーレ館を開設し、サテライト店舗を展開[5]
  • 2002年(平成14年)4月 - 「スカイビル」内で隣接していた専門店街「スカイプラザ」などを一体化する大規模改装とともに、店舗名称を「めいてつ・エムザ」に変更[1]
  • 2004年(平成16年)8月 - リファーレ館事業から完全撤退[1]
  • 2004年(平成16年)8月 - 子会社名鉄五番街とスカイビル駐車場が解散を決議[1]
  • 2017年(平成29年)3月22日 - 同日開業のイオンモール新小松内に地域の名産品を中心に取り揃えた「めいてつ・エムザ 黒門小路」を出店[11]

株主[編集]

名古屋鉄道の連結子会社であり、単独で議決権の3分の2超を有している[1]

なお、かつて資本提携していた名鉄百貨店は名古屋鉄道の連結子会社であるが、金沢名鉄丸越百貨店の大株主ではなくなっており、現在は同一の親会社を持つ兄弟会社である[1]

創業者林屋亀次郎の一族では現在は林屋春作が議決権比率で0.63%の株式を保有して第7位の株主となっている[1]

フロア構成[編集]

めいてつ・エムザのフロア構成は以下の通り。

  • 地下2階 - 駐車場
  • 地下1階 - エムザ食品館
    • レストラン「エムザダイニングガーデン」、ブック宮丸、地下通路連絡口
  • 1階 - 婦人服・化粧品・婦人雑貨
  • 2階 - ヤングキャリアファッション、キャンドゥ
  • 3階 - ミセスファッション
  • 4階 - 紳士服
  • 5階 - 紳士雑貨(靴・鞄)・宝飾
  • 6階 - 生活用品(食器・インテリア)
  • 7階 - 子供服・おもちゃ・文具
  • 8階 - 呉服・催事場
  • 9階 - 事務所・プレイランド・屋上

脚註[編集]

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad 株式会社金沢名鉄丸越百貨店 第96期有価証券報告書 (Report). 金沢名鉄丸越百貨店. (2012-5-24). 
  2. ^ 大岡聡「昭和戦前・戦時期の百貨店と消費社会」、『成城大学経済研究所研究報告no.52』、成城大学経済研究所、2009年4月。
  3. ^ a b 名古屋鉄道広報宣伝部 編さん 『名古屋鉄道百年史』、1994年、388頁。
  4. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部 編さん 『名古屋鉄道百年史』、1994年、379頁。
  5. ^ a b c d 株式会社金沢名鉄丸越百貨店 第92期有価証券報告書 (Report). 金沢名鉄丸越百貨店. (2008-5-26). 
  6. ^ a b c d e “「めいてつ・エムザ」の金沢名鉄丸越百貨店:債務超過、名古屋鉄道が10-20億円支援”. 中日新聞 (中日新聞社). (2006年9月6日) 
  7. ^ “3億円の最終赤字 金沢名鉄丸越百貨店 商品券、ポイントで引当金”. 北國新聞 (北國新聞社). (2007年11月29日) 
  8. ^ a b “名鉄丸越 2期連続の営業黒字 2月期決算 売上高は5期連続減”. 北陸中日新聞 (中日新聞社). (2012年4月13日) 
  9. ^ “エムザに屋上菜園”. 読売新聞 (読売新聞社). (2011年10月1日) 
  10. ^ 法政大学大原社会問題研究所 『日本労働年鑑 第27集 1955年版』 時事通信社1954年11月5日
  11. ^ 「イオンモール新小松」3月24日(金)9時グランドオープン - イオンモール・ニュースリリース(2017年2月16日)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]