金山康喜

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金山 康喜(かなやま やすき、1926年4月26日-1959年6月16日)は、日本の洋画家である。

略歴[編集]

1926年大阪市生まれ。

1939年大阪府立今宮中学校(旧制)で学ぶ。1943年両親の出身地の富山県へ転居。官立富山高等学校 (旧制)で学ぶ。

1945年東京帝国大学、同大学院で数理経済学を学ぶ一方、猪熊弦一郎主催の田園調布純粋美術研究室で本格的に絵画を学び、新制作派協会展に出品。

1951年に渡仏。1952年ソルボンヌ大学入学、同年サロン・ドートンヌ展に初入選し、パリで画家として活動。1953年には油彩画1点がフランス政府に買い上げられる。1958年に一時帰国、1959年逝去。パリ滞在中は画家・野見山暁治と親しかった。

主な作品[編集]

書籍(翻訳)[編集]

参考文献[編集]

  • 『金山康喜のパリ―1950年代の日本人画家たち』展覧会カタログ(東京新聞発行、2015年)
  • 野見山暁治著『四百字のデッサン』「パリの友人―金山康喜」(河出書房新社、1978年/のちに河出文庫で出版)

脚注[編集]

・富山県立近代美術館は、2016年12月28日に閉館。移転新築し、2017年富山県美術館としてオープン。富山県立近代美術館た収蔵していた美術作品は富山県美術館にて引き継がれている。[1]

脚注[編集]