金子誠一 (陸上選手)

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金子 誠一 Portal:陸上競技
選手情報
国籍 日本の旗 日本
競技 陸上競技
種目 マラソン長距離走
所属 山口県庁陸上部
山口県ろうあ連盟
生年月日 1967年(53 - 54歳)
出身地 山口県
自己ベスト
800m 2分15秒60 (2017年)
1500m 4分21秒6 (2004年)
5000m 15分34秒46 (2006年)
10000m 32分26秒92 (2002年)
10km 31分48秒 (2004年)
20km 1時間6分37秒 (2005年)
ハーフマラソン 1時間10分54秒 (2002年)
マラソン 2時間28分49秒 (2008年)
 
獲得メダル
デフリンピック
陸上競技
2009年 台北 男子マラソン
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金子 誠一(かねこ せいいち、1967年[1] - )は、日本陸上競技選手山口県庁職員(障害者支援課[2])。専門種目はマラソン10000メートル競走とマラソンの元日本ろう記録保持者。

経歴・人物[編集]

生まれつき進行性難聴を持っており、27歳の時にほとんどの聴力を失った[3]

23歳のときに職場の駅伝チームに誘われて陸上競技を始め、29歳の時に初めてフルマラソンに出場[3]。33歳から本格的に取り組み始め[4]、35歳の時に別府大分毎日マラソンで日本ろうタイ記録を樹立[3]2005年メルボルンデフリンピック英語版10000mマラソンの代表に初選出。10000mは34分26秒36で7位、マラソンは2時間53分57秒で5位に入賞した[5][6]2006年、第60回福岡国際マラソンで2時間29分5秒を記録し、自身の持つ日本ろう記録を4年ぶりに更新[4]2008年に第57回別府大分毎日マラソンで2時間28分49秒を記録し、更に当時の日本ろう記録を更新した[3]。翌年に第35回洞爺湖マラソンで総合2位に輝き、2009年台北デフリンピック英語版のマラソンの代表に選出[7]。2時間40分21秒で銅メダルを獲得した[8][9]2013年ソフィアデフリンピック英語版ではマラソンが開催競技にならない可能性があったものの、マラソンの代表選手として選出された。しかし、怪我による調整遅れで、2時間46分6秒で6位入賞の結果に終わった[10]

現在もマラソン大会や、マスターズの陸上大会に出場し、現役を続けている[11]

自己記録[編集]

[12]

  • 800m - 2分15秒60 (2017年10月22日:全九州マスターズ陸上競技選手権大会)
  • 1500m - 4分21秒6 (2004年5月16日:キラリンピック)
  • 5000m - 15分34秒46 (2006年6月24日:山口ナイター陸上)
  • 5000m(M40クラス) - 15分44秒60 (2008年4月13日:山口県陸上競技記録会)
  • 10000m - 32分26秒92 (2002年9月16日:全国ろうあ者体育大会)
  • 10000m(M40クラス) - 32分41秒51 (2008年5月3日:山口県選手権)
  • 3km - 9分28秒 (2006年2月11日:山口市民ロードレース)
  • 5km - 15分50秒 (2006年4月16日:大原湖さくらロードレース)
  • 10km - 31分48秒 (2004年4月4日:豊浦ロードレース)
  • 10km(壮年) - 33分17秒 (2008年4月6日:田布施川さくら健康マラソン)
  • 20km - 1時間6分37秒 (2005年10月9日:もみのき森林公園ファミリーマラソン)
  • ハーフマラソン - 1時間10分54秒 (2002年9月23日:シティマラソン福岡2002)
  • マラソン - 2時間28分49秒 (2008年2月3日:別府大分毎日マラソン

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ Taipei 2009 - JPN” (英語). Deaflynpics. International Committee of Sports for the Deaf. 2020年3月9日閲覧。
  2. ^ - 第29回十種ヶ峰登山マラソン大会 - (PDF)”. 山口市. 2020年3月29日閲覧。
  3. ^ a b c d “聴覚障害の金子さん国内記録更新 “自分の走りを人の励みに””. サンデー山口. (2008年2月10日). http://sunyama.tencho.cc/e179865.html 2020年3月29日閲覧。 
  4. ^ a b “福岡国際マラソン 宮野下、聴覚障害の金子誠一さん国内記録4年ぶり更新”. サンデー山口. (2006年12月15日). http://sunyama.tencho.cc/e179453.html 2020年3月29日閲覧。 
  5. ^ 2005メルボルンデフリンピック大会報告書 (PDF)”. 財団法人全日本ろうあ連盟 日本ろう者スポーツ協会. 2020年3月29日閲覧。
  6. ^ 第20回夏季デフリンピック競技結果:陸上”. 財団法人全日本ろうあ連盟 日本ろう者スポーツ協会. 2020年3月29日閲覧。
  7. ^ “男子マラソン 金子さん、2度目のデフリンピックへ”. サンデー山口. (2009年9月4日). http://sunyama.tencho.cc/e180472.html 2020年3月29日閲覧。 
  8. ^ 第21回夏季デフリンピック日本選手団参加報告書 (PDF)”. 財団法人日本障害者スポーツ協会 財団法人全日本ろうあ連盟. 2020年3月29日閲覧。
  9. ^ 【陸上】金子「銅」、4,5位も日本(男子マラソン)”. 全日本ろうあ連盟 デフリンピック派遣委員会 (2009年9月14日). 2020年3月29日閲覧。
  10. ^ 第22回夏季デフリンピック大会 日本選手団参加報告書 (PDF)”. 一般財団法人全日本ろうあ連盟. 2020年3月29日閲覧。
  11. ^ “「アラフィフ」コンビ存在感 山口県職員の金子選手・田中選手”. 中国新聞デジタル. (2017年1月30日). https://www.chugoku-np.co.jp/column/article/article.php?comment_id=315206&comment_sub_id=0&category_id=756 2020年3月29日閲覧。 
  12. ^ 山口県庁陸上部歴代10傑表 (PDF)”. 山口県庁陸上部 (2011年11月3日). 2020年3月9日閲覧。