量子ネットワーク

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量子ネットワーク(りょうしネットワーク)は、量子暗号技術から発展してきた通信ネットワークである。 量子テレポーテーション実験における成功の後、量子通信を行うためのネットワークという概念が提唱された。さらに、2つの会社(スイスのidQuantique社、アメリカのMagiQTech社)が量子力学に基づいた実用的な通信デバイスを発売したとき、量子力学の原理を利用した量子暗号化による安全なネットワークの必要性が認識された。量子ネットワークでは、エンタングルメントの技術によって、データは量子状態として光ファイバーリンクまたは空気中を経由して通信が行われる。

歴史[編集]

  • 2003年10月23日 - DARPA量子ネットワークの完全運用
    • 世界初の量子暗号化されたネットワークがBBNテクノロジーズの研究所で完全運用された。
  • 2004年6月 - DARPA量子ネットワークのキャンパスリンク
  • 2004年12月 - 量子ネットワークの6ノード構成
  • 2005年6月 - DARPA量子ネットワークの無線通信への拡張
    • 量子鍵および通信内容を安全に空中を伝達できるようになった。
  • 2016年8月 - 中華人民共和国が世界初の量子通信衛星を打ち上げ[1][2]

関連項目[編集]

参照[編集]

  1. ^ 中国、世界初の量子通信衛星を打ち上げ”. AFPB (2016年8月16日). 2016年8月19日閲覧。
  2. ^ 中国、世界初の量子通信衛星を軌道に”. ウォール・ストリート・ジャーナル (2016年8月16日). 2016年8月19日閲覧。

文献[編集]

  1. http://itvibe.com/news/2583/
  2. http://web.archive.org/web/20071220142959/http://www.vnunet.com/vnunet/news/2125164/first-quantum-computer-network-goes-online
  3. http://www.bbn.com/news_and_events/press_releases/2005_press_releases/05_06_01
  4. http://adsabs.harvard.edu/abs/2004quant.ph.12029E