野田市駅

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野田市駅
Nodashi Station 2021.3.jpg
仮駅舎と新駅舎(2021年3月29日
のだし
Nodashi
TD 16 愛宕 (0.9 km)
(2.3 km) 梅郷 TD 18
所在地 千葉県野田市野田128
北緯35度56分36.2秒 東経139度52分14.8秒 / 北緯35.943389度 東経139.870778度 / 35.943389; 139.870778座標: 北緯35度56分36.2秒 東経139度52分14.8秒 / 北緯35.943389度 東経139.870778度 / 35.943389; 139.870778
駅番号 TD17
所属事業者 東武鉄道
所属路線 野田線
(東武アーバンパークライン)
キロ程 28.6 km(大宮起点)
電報略号 ノダ
駅構造 高架駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
7,392人/日
-2020年-
開業年月日 1911年明治44年)5月9日
備考 1950年に野田町駅より改称
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キッコーマン野田本社(最寄駅)

野田市駅(のだしえき)は、千葉県野田市野田にある、東武鉄道野田線(東武アーバンパークライン)のである。駅番号TD 17

歴史[編集]

駅名の由来[編集]

開業時の地名(千葉県東葛飾郡野田町野田)が由来だが、県内には、すでに帝国鉄道庁房総線(現在の東日本旅客鉄道(JR東日本)外房線)の野田駅(現在の誉田駅。千葉県千葉郡誉田村野田に由来)が設けられていたことから「野田町駅」となった[9]1950年に野田町・旭村梅郷村七福村が合併し野田市が発足したのと同時に「野田市駅」に改称された。

駅構造[編集]

島式ホーム1面2線を有する高架駅。ホームには改札階とのエレベーターエスカレーターを備える。

かつては駅舎に接する単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の計2面3線を有していたが、高架化工事に伴い上述の通り2014年9月28日から島式ホーム1面2線のみとなった。駅舎は大宮方面の単式ホーム側にあり、島式ホームとは地下道で連絡していた。

2021年3月28日の高架化後は引き続き島式ホーム1面2線の暫定高架駅となったが[10]、連続立体交差事業竣工(2023年度予定)の暁には島式ホーム2面4線と保守車両の留置線1線の配線となる予定である[11]

駅に隣接するキッコーマンの醤油工場から貨物輸送が行われていた名残りから、駅構内面積は広い。また、旧駅舎(2代目)は木造2階建ての洋風駅舎で、東武野田線の前身である総武鉄道の本社が置かれていたため、学校風の大柄な建物だった[12] が、高架化工事に伴い、2018年1月19日の仮駅舎移転後に解体された。

大宮方面行きの当駅始発列車が設定されている[13]

以前、野田車掌区が存在したため車掌は当駅で交代していたが、七光台電車乗務区・野田車掌区を七光台乗務管区に統合したことにより2011年7月23日のダイヤ改正より車掌も七光台駅での交代に変更された。

のりば[編集]

  • 連続立体交差事業着工前の構造は、駅本屋側の単式ホームは上り本線(旧1番線)、島式ホームは下り本線(旧2番線)と下り副1番(旧3番線)として使用していた。下り副1番のみ上下線双方に出発可能であった。
  • 連続立体交差事業に伴い旧1番線を撤去し、旧2番線を上り本線、旧3番線を下り本線に切り替え、島式ホーム1面2線となり下り副1番は消滅した。存続する主本線は上下線双方に出発可能となった。
  • 現在は暫定高架駅となり、引き続き島式ホーム1面2線で運用しており、上下線双方に出発可能である。
  • 新たに下り線となる島式ホーム1面を建設中であり、連続立体交差事業竣工の際は3・4番線となり、さらに保守車両の留置線1線を設置する予定としている。
番線 路線 方向 行先
1 TD 東武アーバンパークライン 上り 春日部岩槻大宮方面
2 下り 流山おおたかの森船橋方面
3 建設中
4 建設中

利用状況[編集]

2020年度の一日平均乗降人員7,392人である[14]。野田市の中心駅ではあるが、乗降人員では同市にある梅郷駅川間駅愛宕駅を下回っている状況である。2019年度までは愛宕駅を上回っている状況であったが、2020年度は新型コロナウイルス感染拡大による民間企業の通勤客やゴルフ場の利用客などの減少により、乗降人数で愛宕駅を下回る結果となった。

各年度の1日平均乗降および乗車人員は下表のとおり。

年度別1日平均乗降・乗車人員
年度 1日平均
乗降人員[15]
1日平均
乗車人員[16]
2001年(平成13年) 11,146 5,568
2002年(平成14年) 10,930 5,460
2003年(平成15年) 10,667 5,330
2004年(平成16年) 10,344 5,160
2005年(平成17年) 10,381 5,135
2006年(平成18年) 10,281 5,041
2007年(平成19年) 10,307 5,066
2008年(平成20年) 10,231 5,036
2009年(平成21年) 10,040 4,946
2010年(平成22年) 9,964 4,917
2011年(平成23年) 10,081 5,001
2012年(平成24年) 10,420 5,175
2013年(平成25年) 10,511 5,220
2014年(平成26年) 10,361 5,151
2015年(平成27年) 10,293 5,122
2016年(平成28年) 10,211 5,108
2017年(平成29年) 10,177 5,086
2018年(平成30年) 10,099 5,045
2019年(令和元年) 9,932
2020年(令和 2年) 7,392

駅周辺[編集]

野田市中心市街地に近いが、駅前には工場倉庫が立地する。

駅東側には国道16号、西側には千葉県道5号松戸野田線千葉県道17号結城野田線千葉県道80号野田岩槻線、南側には千葉県道46号野田牛久線が走る。

東側[編集]

駅前にはキッコーマンの工場(製造第2部)などが立地し、愛宕駅方面に市役所を始め、警察署や消防署などの行政機関が集約している。

西側[編集]

当駅からキノエネ醤油本社方面にかけて、経済産業省認定の近代化産業遺産「野田市の醸造関連遺産」が集約している。

バス路線[編集]

埼玉県北葛飾郡松伏町越谷市茨城県坂東市岩井地区方面への路線バスが発着する。駅前には茨城急行自動車野田営業所とまめバスの車庫がある。

  • 茨城急行自動車(野田営業所) - 北越谷駅(中野台・東大沢橋経由、中野台・大沢四丁目経由、下町・大沢四丁目経由)/岩井車庫
  • まめバス - 新南ルート
  • 送迎バス - 小張総合病院

近隣ゴルフ場でプロやアマチュアのゴルフ大会が開催される際にシャトルバスが運行される場合がある。

のりば 系統 主要経由地 行先 運行会社 備考
1 野田市駅 - 中野台 - 東大沢橋 - 北越谷駅線 愛宕駅・中野台・松伏・赤岩入口・花田一丁目・東大沢橋 北越谷駅 茨城急行自動車(野田営業所)
野田市駅 - 中野台 - 大沢四丁目 - 北越谷駅線 愛宕駅・中野台・松伏・赤岩入口・花田一丁目・大沢四丁目
野田市駅 - 下町 - 大沢四丁目 - 北越谷駅線 愛宕駅・下町・松伏・赤岩入口・花田一丁目・大沢四丁目
10 南ルート大殿井   野田市役所 まめバス(茨城急行自動車野田営業所)
12 新南ルート 市役所・愛宕駅・欅のホール・今上上中・梅郷駅 老人福祉センター
2 野田市駅 - 下町 - 岩井車庫線 下町・愛宕駅・芽吹橋・自然博物館入口・辺田 岩井車庫 茨城急行自動車(野田営業所)
10 南ルート大殿井 さわやかワークのだ ⇔ 下鹿野 ⇔ みどり橋 野田市役所 まめバス(茨城急行自動車野田営業所) 循環
12 新南ルート 大殿井・保木間 大利根温泉
暫定駅前広場 企業バス
スクールバス
野田自動車教習所
キッコーマン総合病院
小張総合病院・小張総合クリニック
千葉カントリークラブ梅郷コース
紫カントリークラブあやめコース・すみれコース マルノウチディーエス(野田支店)

付記[編集]

  • 野田市では地下鉄8号線(有楽町線)の延伸を要望しており(詳細は「東京直結鉄道」を参照)、実現すれば当駅が終着駅となる予定だが(ただし当駅以北への延伸要望も存在する)、具体的な計画は決定していない。
  • 初代駅舎は川間駅に移築後、1970年に駅舎が改築されて役目を終えた後は清水公園内の乗りもの公園(現存しない)へ移築保存された。しかし状態が悪化したため1990年(平成2年)に解体・撤去された[1]

隣の駅[編集]

東武鉄道
TD 東武アーバンパークライン
急行・区間急行・普通
愛宕駅 (TD 16) - 野田市駅 (TD 17) - 梅郷駅 (TD 18)

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ a b 45 東武鉄道野田市駅 - 千葉県立現代産業科学館
  2. ^ 「鉄道省文書 地免・東武鉄道・昭和24~26年」 本館-3B-013-00・平12運輸00146100
  3. ^ “野田線「清水公園〜梅郷」間の連続立体交差事業(高架化)に着手します” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 東武鉄道, (2008年7月16日), オリジナルの2012年1月14日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20120114191405/http://www.tobu.co.jp/file/1694/080716.pdf 2022年5月1日閲覧。 
  4. ^ 東武鉄道における高架化工事の現状 Vol.2 (PDF)” (日本語). 東武鉄道. p. 2. 2021年1月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月4日閲覧。
  5. ^ 野田市駅連続立体交差事業に伴う仮設駅舎使用開始のお知らせ (PDF)”. 野田市. 2018年3月7日閲覧。
  6. ^ “11か所の踏切を廃止し安全性が向上します 3月28日(日)から東武アーバンパークライン 清水公園〜梅郷間 高架区間の使用を開始します 〜愛宕駅新駅舎も同日より使用開始、2023年度の事業完成に向けて連続立体交差事業を推進します〜” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 東武鉄道, (2021年2月22日), オリジナルの2021年2月22日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20210222084632/https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/202102221122419W_QbQxO1zNTW_P8A6wF1A.pdf 2021年2月22日閲覧。 
  7. ^ 東武野田線(野田市)連続立体交差事業ニュース No.8 (PDF)”. 野田市役所建設局都市部都市整備課. 2021年3月28日閲覧。
  8. ^ 野田都市計画都市高速鉄道第1号線(東武野田線連続立体交差事業) - 千葉県県土整備部 柏土木事務所 高架事業推進課、2020年5月21日閲覧。
  9. ^ 「鉄道で行く千葉」No.14「東武野田線その1」 (PDF)”. 京葉銀行 (2010年11月24日). 2020年10月20日閲覧。
  10. ^ 連続立体交差事業により3月28日に鉄道が高架化”. 野田市 (2020年2月25日). 2020年3月3日閲覧。
  11. ^ 施工手順 (PDF)”. 野田市. 2017年1月17日閲覧。
  12. ^ 杉﨑行恭著『東武鉄道各駅停車』洋泉社、2015年、p.139、179
  13. ^ 当駅終着列車は、運行区間延長による削減傾向を辿り2014年5月9日で消滅した。2017年4月21日から浅草発の特急列車で当駅終着が設定されたが、それも2020年6月5日より柏行きに延長して消滅した。なお輸送障害時を除き当駅から柏・船橋方面を運行する列車で当駅始発終着とする列車はない。
  14. ^ 駅情報(乗降人員) - 東武鉄道
  15. ^ 各種報告書 - 関東交通広告協議会
  16. ^ 千葉県統計年鑑

関連項目[編集]

外部リンク[編集]