野球くん

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野球くん
ジャンル 野球漫画4コマ漫画
漫画
作者 しましま〜
出版社 アスキー
掲載誌 ファミ通PS
発表号 1997年2月7日号 - 1999年4月9日号
その他 月1回の頻度で
ナムコスポーツ』コーナーにおいて連載。
テンプレート - ノート

野球くん』(やきゅうくん)は、バンダイナムコゲームス(旧ナムコ)の野球ゲームソフトファミスタシリーズ』の作中で発行される架空スポーツ新聞ナムコスポーツ』(ナムスポ)や、同社の広報誌などに掲載されている4コマ漫画(1コマ、2コマの場合もあり)、および作品内の主人公である架空のプロ野球選手

作者はファミスタシリーズの企画やグラフィックを担当している島本昌弘(別名:しましま、しましま〜)。基本的に、ファミスタシリーズおなじみの三頭身キャラクターをモチーフとした、野球くんの日常などをつづった作品である。

歴史[編集]

  • 1993年3月12日発売の『スーパーファミスタ2』より、ナムコットスポーツ(ナムコスポーツ)での連載開始。開始のきっかけは、「ナムスポに漫画を載せたい」とプログラマーにお願いしたのが始まりである[1]
  • 1994年3月4日発売の『スーパーファミスタ3』で、『野球くん2』を連載。
  • 1996年2月29日発売の『スーパーファミスタ5』で、『魔球くん』(まきゅうくん)と題した2コマ漫画を連載。
  • 1997年 - 1999年、ゲーム雑誌『ファミ通PS』内コーナー『ナムコスポーツ』で連載。
  • 1998年発売のプレイステーション用ソフト『ワールドスタジアム2』では、『やきゅうくんうらない』を掲載。
  • 1999年発売のプレイステーション用ソフト『ワールドスタジアム3』では、『野球くんうらない』と、『よりぬき野球くん』が掲載されている。
  • 2001年発売の同上用ソフト『ワールドスタジアム5』では、野球くんの似顔絵やイラストを掲載。

掲載媒体[編集]

※特記ない限り、「しましま〜」名義。

ゲームソフト
架空のスポーツ新聞『ナムコスポーツ』内に掲載(『ファミスタ64』のみ、架空のウェブページとなっており、『野球くん』については、1コマずつクロスフェードさせる形式で掲載)。無記名。
当時ゲームソフト販売店で配布された、ジャケットを模したチラシにもそのまま掲載された。
書籍
  • スーパーファミスタ2百科
1993年4月、小学館発行。書籍コード:ISBN 4091024327。『野球くん』の原画を掲載(「しましま」名義。ナムコの著作権表示もあり)。ゲーム未収録分も掲載されたが、翌年発売された『スーパーファミスタ3』の『ナムコットスポーツ』で『野球くん2』として発表された。
  • ケイブンシャの大百科534 完全版ファミスタ大百科
1993年6月16日、勁文社(ケイブンシャ)発行。雑誌コード: 63551-69。ゲーム中に掲載された作品をスクリーンショットしたものを掲載。無記名。
  • ナムコ公式ガイドブック ワールドスタジアムEX
1996年8月30日、ナムコ・徳間書店インターメディア発行。徳間書店発売。書籍コード:ISBN 4198200084。特別読み切りとして、描きおろしを4本掲載。
  • ナムコ公式ガイドブック ワールドスタジアム2
1998年4月29日、ナムコ発行[2]。スポーツ新聞を模した、『ワールドスタジアム2』のゲームモード・裏技解説コーナー『日刊ナムコスポーツ』内に掲載。
雑誌
  • ファミ通PS
1996年にアスキーから創刊されたゲーム雑誌。1997年2月7日号 - 1999年4月9日号まで、月1回の頻度で『ナムコスポーツ』コーナー内に連載。
旧ナムコ→バンダイナムコゲームスの広報誌。
野球くん
ナムコスターズ
基本情報
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 外野手
プロ入り 1996年
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ナムコスターズの選手[編集]

1996年7月26日発売の『ワールドスタジアムEX』からは、ナムコスターズの選手として度々登場している(一部登場しない作品もある)。データとしては、外野手であることや右投げ右打ちであることを除くと、ほかのナムコスターズの選手と同様に変動が激しい。

2006年サービス開始のオンラインゲームプロ野球ファミスタオンラインシリーズ』では、先述の設定を引き継ぎ、俊足強肩好守の選手として登場。2008年以降は初心者へのプレゼントとして配布されている。肩の強さ・守備力以外は平均程度もしくはそれ以下であるが、年ごとに打力が向上している。

1998年に発行された『ナムコ公式ガイドブック ワールドスタジアム2』内で掲載された特集記事『ナムコスターズを彩ったキャラクターたち』の歴代選手名鑑で、選手の元ネタが「出身ゲーム」として紹介されているが、野球くんについては、登場作品名の「スーパーファミスタ2」ないしは「ファミスタシリーズ」ではなく、作者名の「しましま〜」が明記されている。

備考[編集]

『ナムコ公式ガイドブック ワールドスタジアムEX』で描きおろしが掲載された際に島本がコメントを寄せており、年に何通かは「オチがよくわかりません」というユーザーからのお便りが届いたことを明かしている。

「野球くん」という名前は、『実況パワフルプロ野球』における「パワプロくん」と同じように、ファミスタシリーズに登場するキャラクターモデルの呼称として使われる場合もある[3]。また、2006年に『プロ野球ファミスタオンライン』の配信開始を告知した際、選手カードに使用されるキャラクターモデルについて「野球くん2006」の名を発表した[4]

近年ではゲームパッケージイラストのリアルな選手は「ファミスタくん」と名称され、野球くんとは差別化が図られている。

『ファミスタ64』の「君の最強チーム」モードで主人公の名前を決める際、文字を入れずに決定コマンドを入力すると、自動で「野球君」に決定される。

2000年、島本がディレクターを務めたコンピュータRPGカムライ-神来-』の発売に当たって『ノワーズ』30号で組まれた特集記事の中に、島本が作画を担当した『カムライくん』というパロディ作品が掲載された。

2004年12月に配信開始された携帯電話用アプリ『ファミスタブロック崩し』ではプレイヤーキャラクターとして登場している。

脚注[編集]

  1. ^ 『ノワーズ』47号(2004年冬号)で『野球くん』が掲載された時の島本本人によるコメントより。
  2. ^ 国立国会図書館の書誌情報
  3. ^ NINTENDO 64/ファミスタ64(『ファミスタ64』公式ウェブページ)において、「野球くんが人間に!選手の動きはモーションキャプチャー」という見出しが見られる。
  4. ^ NHNJ、バンダイナムコゲームス、「プロ野球ファミスタオンライン」発表会を開催Game Watch、2006年8月8日付記事。

参考文献[編集]

  • ナムコ公式ガイドブック ワールドスタジアムEX
  • 『ノワーズ』47号(2004年秋、ナムコ発行)8ページ

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

ノワーズ30号(2000年9月号=秋号)の特集「開発者爆裂トーク」のPDFファイル(バンダイナムコゲームス公式サイト内)2ページ目を参照。
ノワーズ47号(2004年冬号)の特集「冬だ一番 ナムコキャラのマンガ祭り!」のPDFファイル(バンダイナムコゲームス公式サイト内)4ページ目を参照。なお、掲載作品は1990年代にも『ファミ通PS』で掲載されていた作品である(後継誌『ファミ通PS2』2006年3月31日号に掲載された「ナムコスポーツ」第200回でも、当時の誌面の縮小コピーが見られる)。