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醤油鯛(しょうゆだい)は「量産された合成樹脂製の液体調味料容器で、全体で魚の形を模したもの」と定義されている[1]。
実際には1950年代にあらわれたポリエチレン製のタレ瓶のうち魚形のものをいう。鯛には限定されない。
その多様性から収集対象ともなっている[2][3][4][5][6]。
21世紀に入っても弁当や寿司折り、機内食などに利用されているが、活躍の機会は減り、昭和レトロの象徴的なアイテムとして扱われることもある[7]。
出典・脚注[編集]
- ^ 沢田佳久 『醤油鯛』 アストラ、2012年、144頁。
- ^ 奥村紀子 「64種の『醤油鯛』を採集」『サライ』4巻17号、1992年、6 - 7頁。
- ^ 勝本嘉津枝 「しょう油鯛を標本分析」『スタジオ・ボイス』195号、1992年、43頁。
- ^ 『日本経済新聞』1993年1月4日、文化面。
- ^ 鈴木康成(編)『へんな趣味オール大百科』、KKベストセラーズ、2008年、257頁。
- ^ 沢田佳久 「醤油鯛」『大塚薬報』700号、2014年、4 - 15頁。
- ^ 志岐吟子(構成) [醤油雑文]弁当の名脇役「ひょうちゃん」と「醤油鯛」、『望星』2016年1月号、41 - 44頁。
関連項目[編集]
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