郡司裕也
| 北海道日本ハムファイターズ #30 | |
|---|---|
|
2023年8月19日、京セラドーム大阪にて | |
| 基本情報 | |
| 国籍 |
|
| 出身地 | 千葉県市原市 |
| 生年月日 | 1997年12月27日(25歳) |
| 身長 体重 |
180 cm 89 kg |
| 選手情報 | |
| 投球・打席 | 右投右打 |
| ポジション | 捕手、一塁手、外野手 |
| プロ入り | 2019年 ドラフト4位 |
| 初出場 | 2020年6月23日 |
| 年俸 | 975万円(2023年)[1] |
| 経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
| |
この表について
| |
郡司 裕也(ぐんじ ゆうや、1997年12月27日 - )は、千葉県市原市出身のプロ野球選手(捕手、内野手、外野手)。右投右打。北海道日本ハムファイターズ所属。
経歴[編集]
プロ入り前[編集]
小学校1年から野球を始め(ちはら台ファイターズ)、3年の時に自ら志願し捕手となる[2]。6年の時には津留﨑大成や網谷圭将らとともに千葉ロッテマリーンズジュニアに選ばれる[3]。中学時代は千葉市リトルシニアに所属しキャプテンを務めた。中学3年の春には全国大会優勝を遂げた[3]。同期には網谷圭将、1学年後輩に藤平尚真、齊藤伸治、中村亮太などがいた。
慶應義塾高校への進学を目指したが不合格となり、仙台育英高校に進学[4]。2年秋には明治神宮大会で優勝した[5]。3年春は第87回選抜高等学校野球大会に出場し、初戦の神村学園戦では3安打の活躍を見せたが[6]、2回戦では平沼翔太擁する敦賀気比高校に敗れた[7]。3年夏は第97回全国高等学校野球選手権大会に出場して4番を務め、2回戦の滝川二高校戦では本塁打を放つなど活躍し[8]、決勝まで進出するものの、小笠原慎之介らを擁する東海大相模に6対10で敗れ準優勝に終わった[9][10]。2015年8月には高校日本代表に選出された[11]。高校の1学年先輩に梅津晃大、同期には佐藤世那、平沢大河、2学年後輩に西巻賢二がいる。
高校卒業後は慶應義塾大学環境情報学部に進学[3]。大学では1年の春季リーグ戦から出場し、秋季リーグ戦からは正捕手を獲得[12]。4年の秋季リーグ戦では杉山翔大以来の三冠王を獲得し、リーグ優勝に貢献した[13][14]。その後行われた明治神宮大会では関西大学を下して優勝した[15]。大学時代はベストナインを3度獲得[13]。大学時代の通算成績は91試合の出場で打率.297、94安打、11本塁打、56打点[16]。同期には津留﨑大成、柳町達、植田将太、中村健人がいる。
2019年10月17日に行われたプロ野球ドラフト会議では、中日ドラゴンズから4位指名を受け、11月22日に契約金5000万円、年俸800万円(金額は推定)で仮契約を結んだ[17]。背番号は44[18]。
中日時代[編集]

(2021年6月26日 マツダスタジアム)
2020年は、開幕一軍入りを果たすと[19]、6月23日の対横浜DeNAベイスターズ戦では、濵口遥大からプロ初安打を放った[20]。
2021年は、6月下旬に一軍昇格。9試合に出場して打率.462、3打点と打撃で存在感を示したが、後半戦は二軍落ちし一軍定着はならなかった[21]。
2022年は、捕手だけでなく、外野や一塁のポジションにも挑戦。二軍では6本塁打を記録した。一軍では代打を中心に自己最多の33試合に出場するも、打率は2割を切り、結果を残せなかった[22]。
2023年は、開幕一軍入りを果たすも、出場機会のないまま4月13日に登録を抹消された。二軍で結果を残し、5月31日に再昇格し、6月4日のオリックス・バファローズ戦で代打で今季初出場。この打席で遊ゴロに倒れ、この1打席の出場のみで同月12日に登録を再度抹消された[23]。
日本ハム時代[編集]
2023年6月19日、齋藤綱記、宇佐見真吾との2対2のトレードで山本拓実と共に北海道日本ハムファイターズに移籍することが発表された[24][25][26]。背番号は「30」。
2023年7月2日、オリックス・バファローズ戦にてプロ入り初となる猛打賞を達成しヒーローインタビューを初めて受けた[27]。同月4日の福岡ソフトバンクホークス戦では和田毅からプロ入り初となる本塁打を放った[28][29]。
選手としての特徴・人物[編集]
強打の捕手で頭脳的なリードが特徴[30][31]。打撃の良さを自負するものの、一方で送球が課題[32][5]。2023年の日本ハム移籍後は打力を生かすため、二塁手の練習にも取り組まされ、1か月の練習の末、9月19日の試合には実際に二塁を守り、無難に守備をこなしている[33]。
中学、高校、大学でそれぞれ日本一を経験しており、自身の強みについて「勝てる捕手であること」と答えている[34]。
大学の卒業論文は実況パワフルプロ野球をテーマとした研究に取り組み、表彰されている[35]。指導教官は、同じSFCと慶應義塾大学野球部出身である准教授の加藤貴昭[36][37]。
詳細情報[編集]
年度別打撃成績[編集]
| 年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2020 | 中日 | 30 | 76 | 64 | 6 | 10 | 3 | 0 | 0 | 13 | 4 | 0 | 0 | 1 | 1 | 9 | 1 | 1 | 19 | 1 | .156 | .267 | .203 | .470 |
| 2021 | 9 | 15 | 13 | 0 | 6 | 1 | 0 | 0 | 7 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 3 | 0 | .462 | .553 | .538 | 1.072 | |
| 2022 | 33 | 48 | 42 | 0 | 8 | 1 | 0 | 0 | 9 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 1 | 12 | 4 | .190 | .292 | .214 | .506 | |
| 通算:3年 | 72 | 139 | 119 | 6 | 24 | 5 | 0 | 0 | 29 | 7 | 0 | 0 | 1 | 1 | 16 | 1 | 2 | 34 | 5 | .202 | .304 | .244 | .548 | |
- 2022年度シーズン終了時
年度別守備成績[編集]
- 捕手守備
| 年 度 |
球 団 |
捕手 | ||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
捕 逸 |
企 図 数 |
許 盗 塁 |
盗 塁 刺 |
阻 止 率 | ||
| 2020 | 中日 | 24 | 116 | 12 | 1 | 0 | .992 | 3 | 11 | 7 | 4 | .364 |
| 2021[注 1] | 5 | 13 | 4 | 0 | 0 | 1.000 | 0 | 3 | 2 | 1 | .333 | |
| 2022[注 2] | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 0 | 2 | 0 | 0 | ---- | |
| 通算 | 31 | 130 | 16 | 1 | 0 | .993 | 3 | 16 | 11 | 5 | .312 | |
- 内野守備
| 年 度 |
球 団 |
一塁 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
| 2022 | 中日 | 2 | 5 | 0 | 0 | 0 | 1.000 |
| 通算 | 2 | 5 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | |
- 外野守備
| 年 度 |
球 団 |
外野 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
| 2022 | 中日 | 5 | 5 | 0 | 0 | 0 | 1.000 |
| 通算 | 5 | 5 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | |
- 2022年度シーズン終了時
記録[編集]
- 初記録
- 初出場:2020年6月23日、対横浜DeNAベイスターズ1回戦(横浜スタジアム)、9回表に加藤匠馬の代打で出場
- 初打席・初安打:同上、9回表に濵口遥大から左前安打
- 初先発出場:2020年6月24日、対横浜DeNAベイスターズ3回戦(横浜スタジアム)、7番・捕手で先発出場
- 初打点:2020年8月11日、対広島東洋カープ11回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、8回表に一岡竜司から中前2点適時打
- 初本塁打:2023年7月4日、対福岡ソフトバンクホークス12回戦(福岡PayPayドーム)、2回表に和田毅から左越ソロ[38]
- 初盗塁:2023年7月27日、対東北楽天ゴールデンイーグルス18回戦(楽天モバイルパーク宮城)、5回表に二盗(投手:石橋良太、捕手:炭谷銀仁朗)
背番号[編集]
- 44(2020年 - 2023年6月20日)
- 30(2023年6月21日 - )
登場曲[編集]
- 「青い春」back number(2023年、奇数打席)
- 「DOOR」コブクロ(2023年、偶数打席)
代表歴[編集]
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ^ “中日 - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2022年11月19日閲覧。
- ^ “中日・郡司裕也インタビュー 目指すは「勝てる捕手」 「何から何まで課題だらけ。今度はプロで日本一を目指します」”. 週刊ベースボールONLINE (2020年9月23日). 2022年4月27日閲覧。
- ^ a b c “六大学No・1捕手、慶大・郡司が明かしたドラフトへの「不安」”. スポーツニッポン. (2019年9月30日) 2020年3月14日閲覧。
- ^ “【日本ハム】仙台育英から慶大進学の郡司裕也が“胸熱” 夏の甲子園大会決勝カード「励みに」”. 日刊スポーツ. (2023年8月22日) 2023年8月22日閲覧。
- ^ a b “中日ドラ4位 慶大・郡司、柳先輩と裕也バッテリーでプロでも日本一!「そういう運は持っている」”. スポーツニッポン. (2019年11月23日) 2020年3月14日閲覧。
- ^ 仙台育英 対 神村学園
- ^ 仙台育英 対 敦賀気比
- ^ 仙台育英 対 滝川二
- ^ “育英打線爆発、4安打2打点の紀伊「お祭りのような盛り上がり」”. スポーツニッポン. (2015年3月23日) 2020年3月14日閲覧。
- ^ “小笠原弾で決めた!東海大相模45年ぶりV 仙台育英4点差追いつく粘りも…”. スポーツニッポン. (2015年8月20日) 2020年3月14日閲覧。
- ^ “高校日本代表に清宮、小笠原ら20選手 U―18W杯”. スポーツニッポン. (2015年8月20日) 2020年3月14日閲覧。
- ^ “慶大 秋春連覇王手 9回2点差追いつき10回郡司サヨナラ打”. スポーツニッポン. (2018年5月20日) 2020年3月14日閲覧。
- ^ a b “慶大・郡司が3冠 12年の早大・杉山以来戦後14人目”. スポーツニッポン. (2019年11月4日) 2020年3月14日閲覧。
- ^ “慶大 3季ぶり37度目の優勝!中日ドラ4郡司の2発などで早大に圧勝 10戦全勝に王手”. スポーツニッポン. (2019年11月2日) 2020年3月14日閲覧。
- ^ “慶大 19年ぶりV 退任の大久保監督は涙「最高のギフト」”. スポーツニッポン. (2019年11月21日) 2020年3月14日閲覧。
- ^ “リーグ戦・選手個人通算成績”. 東京六大学野球 2020年3月14日閲覧。
- ^ “中日ドラ4郡司が仮契約 来季の正捕手争い名乗り”. 日刊スポーツ. (2019年11月22日) 2020年1月19日閲覧。
- ^ “復活目指す中日・浜田達郎は背番号「69」に ルーキーの新背番号と変更を発表”. 中日スポーツ. (2019年12月16日) 2020年1月19日閲覧。
- ^ 中日の新人・郡司が開幕1軍入り「ルーキーらしく怖いもの知らずで行きたい」ドラフト指名指名あいさつ時に色紙に書いた第一目標クリア 東京中日スポーツ 2020年6月18日
- ^ 中日ドラフト4位・郡司裕也、プロ初打席初安打! ドラゴンズ野手では小山良男以来15年ぶり 東京中日スポーツ 2020年6月23日
- ^ “【中日】郡司裕也、130万円ダウンの950万円 「来年は強みを発揮して飛躍のシーズンに」”. 中日スポーツ (2021年11月14日). 2022年3月9日閲覧。
- ^ 「【中日】今季33試合出場の郡司裕也は微増更改「あとは1軍で結果を出すだけ」「打席の中で荒々しく」」『スポーツ報知』、2022年11月18日。2023年6月14日閲覧。
- ^ 中町顕吾「「扱いが酷すぎ」「弱い理由が分かる」 中日・郡司が代打1打席でファーム降格...ファンは批判」『J-CAST ニュース』、2023年6月13日。2023年6月14日閲覧。
- ^ “日本ハムと中日が交換トレード正式発表 宇佐見&齋藤綱、郡司&山本…齋藤綱は1年で2度の移籍”. Full-Count. (2023年6月19日) 2023年6月19日閲覧。
- ^ “トレードのお知らせ”. 中日ドラゴンズ公式サイト (2023年6月19日). 2023年6月19日閲覧。
- ^ “中日ドラゴンズとトレードが成立”. 北海道日本ハムファイターズ (2023年6月19日). 2023年6月19日閲覧。
- ^ 「【日本ハム】郡司裕也捕手がプロ初猛打…初のお立ち台で「ドラゴンズ時代からずっと立ちたいと思っていました」」『スポーツ報知』報知新聞社、2023年7月3日。2023年7月4日閲覧。
- ^ 星野和明「【日本ハム】郡司裕也、プロ1号で移籍後4戦連続安打…中日で73戦0発、六大学3冠王が新天地で覚醒」『スポーツ報知』、2023年7月5日。2023年7月5日閲覧。
- ^ 木下大輔「【日本ハム】新天地で覚醒中、郡司裕也がプロ1号「いや~どんだけ打つんやろ」新庄監督驚き」『日刊スポーツ』、2023年7月5日。2023年7月5日閲覧。
- ^ “ロッテ 慶大・郡司をドラフト上位指名候補に 千葉生まれマリーンズJr出身”. スポーツニッポン. (2019年10月13日) 2020年3月14日閲覧。
- ^ “中日ドラ4郡司、球団史上初の新人開幕マスク狙う 売りは「頭使ったリードや配球」”. スポーツニッポン. (2019年10月24日) 2020年3月14日閲覧。
- ^ “慶大 ドラフト候補の郡司が攻守で躍動 立大に先勝”. スポーツニッポン. (2019年9月28日) 2020年3月14日閲覧。
- ^ 「「人生初」郡司裕也が二塁デビュー 強烈なゴロに「捕手の動きが…」と堅実にさばき「ひと安心」【日本ハム】」『中日スポーツ』、2023年9月19日。2023年9月20日閲覧。
- ^ “2019年 中日ドラゴンズ新入団選手発表会見 郡司裕也”. YouTube. 2020年7月11日閲覧。
- ^ “中日ドラ4・郡司「パワプロ」卒論表彰された!仙台育英3年間オール5の頭脳派慶応ボーイ入寮”. スポーツニッポン. (2020年1月9日) 2020年3月14日閲覧。
- ^ “郡司 裕也、小原 和樹|慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス(SFC)”. www.sfc.keio.ac.jp. 2020年7月11日閲覧。
- ^ Human Performance Laboratory
- ^ “日本ハム・郡司がプロ初本塁打!中日からトレード加入後、4戦連続安打と勢い止まらず”. デイリースポーツ. (2023年7月4日) 2023年7月4日閲覧。
参考文献[編集]
- ベースボール・マガジン社 編『ベースボール・レコード・ブック』 2022日本プロ野球記録年鑑、ベースボール・マガジン社、2021年。ISBN 978-4-583-11429-3。 52ページ参照。
- ベースボール・マガジン社 編『ベースボール・レコード・ブック』 2023日本プロ野球記録年鑑、ベースボール・マガジン社、2022年。ISBN 978-4-583-11546-7。 296ページ参照。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 個人年度別成績 郡司裕也 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)、The Baseball Cube
- 郡司裕也 (@gunji__yuya) - Instagram