遺品整理人 谷崎藍子

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遺品整理人 谷崎藍子
ジャンル テレビドラマ
放送時間 月曜21:00 - 22:54(114分)
放送期間 2010年5月24日 -(5回)
放送国 日本の旗 日本
制作局 MBS
TBS
演出 藪内広之(MBS)
脚本 清水有生
プロデューサー 村上嘉章(MBS)
出演者 高畑淳子
矢崎滋
加賀まりこ
外部リンク 月曜ゴールデン
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遺品整理人 谷崎藍子』(いひんせいりにん たにざきあいこ)は、毎日放送TBS共同制作[1]2時間ドラマ月曜ゴールデン」(毎週月曜日21:00 - 22:54)で2010年から放送されているテレビドラマシリーズ。主演は高畑淳子

概要[編集]

遺品整理業にスポットを当てたテレビドラマ。主演の高畑淳子は、亡くなった父親のバッグに深く感化されたことや、身近な人が孤独死したことがあり、この職業をテーマに舞台化できないかと自ら情報収集を行っていたという[2]。そんな中、テレビドラマ化が決定したため、「何でもやります」と二つ返事で出演が決定した[2]

製作にはリアリティーが重視され、スタッフは実際に遺品整理会社の作業に同行したり、ドラマ本編でも実際の作業映像が盛り込まれている[2][3]。制作は大阪・毎日放送であり[4]、監修も大阪に本社がある遺品整理会社が一貫して行っている[3]。主に大阪市神戸市でロケーションが行われるが、第2作は北海道雨竜郡沼田町でロケが行われた。

第1作は2010年日本民間放送連盟賞の番組部門テレビドラマの部で優秀賞を受賞した[4][5]

登場人物[編集]

遺品整理会社 青い鳥社[編集]

谷崎 藍子
演 - 高畑淳子[4]
遺品整理会社のベテラン女性社員。約20年前、買い物に出ていた少しの時間に、幼い一人息子を火事で亡くし、それが原因で離婚した過去がある。火事の際息子の遺品は全て焼失して何も残らなかったことから、「遺品を遺族に渡すことで、亡くなった人は遺族の心の中で生き続けられる」という信念を持っており、この仕事を天職のように思っている。
工藤 明彦
演 - 窪塚俊介(第1作 - 第3作)
藍子の後輩社員。第1作時は新人。弘前市出身。
栗山 スミ子
演 - 加賀まりこ
遺品整理会社「青い鳥社」を経営している社長。

その他[編集]

三田村
演 - 矢崎滋
港警察署の刑事。藍子とは旧知。

ゲスト[編集]

第1作(2010年) 「死者が遺したメッセージ」
第2作(2011年) 「届かなかったメッセージ」
第3作(2012年) 「48年目の証人」
第4作(2014年) 「身代わりの花」
第5作(2015年) 「遺体なき殺人」

スタッフ[編集]

エピソードリスト[編集]

話数 エピソードタイトル 初回放送日 脚本 演出 視聴率
[要出典]
1 死者が遺したメッセージ
2010年5月24日 清水有生 藪内広之 13.6%[4]
2 届かなかったメッセージ
2011年5月30日 清水有生 藪内広之 14.7%[4]
3 48年目の証人[7]
2012年11月5日 清水有生 藪内広之 11.9%
片山忠雄は実兄の高丸勇一を、綿密な計画で殺害した。幼少期や母親の死後の遺産相続などでの人生の不遇の恨みつらみが重なってのことだった。不倫による離婚話のあった、勇一の妻の由季子に容疑がかかり、由季子が犯行を認め、忠雄の完全犯罪は見事に成功した。3か月後、藍子は三田村刑事からの依頼で、高丸家の遺品整理を行った。主無き高級マンションでの仕事を進める中、気になったものが幾つか見つかり、藍子は事件に疑問を持つ。忠雄も藍子の動きを気にするようになる。そしてしばらくして、忠雄は藍子の下を訪れ、里山町の実家の整理を依頼した。その実家で藍子は、忠雄・勇一兄弟にもう一人きょうだいがいたことを知る。長男・勇一、三男・忠雄の間の、次男・正晴だった。勇一は幼少期から粗暴で、48年前には女子高生の強姦殺人を起こして逮捕された。その事件のため正晴は首吊りで自死し、忠雄は養子に出されて一家離散となった。しかし、この事件には裏があった…
4 身代わりの花
2014年1月20日 清水有生 藪内広之 10.2%
ワイドショー番組のコメンテーターとして人気があった弁護士の中森伸也が何者かに殺害された。それから1か月後、藍子は孤独死した男性が住んでいた部屋を整理したところ、その男性・小久保隆が偽名を使って生活していた際、小久保が中森を殺した犯人であることがわかる。が、小久保の殺意の動機に藍子は疑問を投げかける。小久保は女装マニアであったことが判明し、遺品整理の際に部屋の中から見つかった女装用の衣装や片方だけのパールイヤリングから、小久保の妻・小久保敏江の過去を探るべく、滋賀県近江八幡市へ向かう。
5 遺体なき殺人
2015年7月27日 本多百合
菱田シンヤ
藪内広之 8.6%[8]
1か月前、あるアパートで1人暮らしの男性が病気で孤独死した。その男性は身元不明のまま火葬され、男性が住んでいた部屋の整理を依頼された藍子は、押入れの中から古いカバンに入れられた古びた赤いランドセルを見つける。ランドセルの中には、「昭和の未解決事件」というタイトルの単行本と母娘の写真が挟まれていた。藍子は、ランドセルに書かれた住所と名前を手がかりに、大学病院で薬剤師として勤務する矢野和美のもとを訪ねる。母親との2人で暮らす和美は、ランドセルの持ち主であることは認めるが、父親とは30年前に別れたきりだという。藍子は遺品の単行本から、赤いランドセルの少女が5千万円を持ち去った未解決事件との接点に気づき、和美はランドセルの少女は自分で、死んだ父親が事件の犯人であると名乗り出た。藍子は、男性の遺品である丹後ちりめんネクタイを手がかりに、母親の故郷である京都府京丹後市へ向かう。

視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ

脚注[編集]

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  1. ^ 本作の実質制作は毎日放送が、番組配信とスポンサーセールスはTBS側がそれぞれ担当する。
  2. ^ a b c d e f “ドラマ:「遺品整理人 谷崎藍子」 こだわったリアリティ―――24日、TBS系”. 毎日jp. (2010年5月20日). オリジナル2010年5月25日時点によるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20100525105304/http://mainichi.jp/enta/geinou/news/20100520dde012200006000c.html 2016年9月22日閲覧。 
  3. ^ a b c テレビ・ラジオ・ドラマ監修のご紹介”. メモリーズ. 2015年2月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年9月22日閲覧。
  4. ^ a b c d e f ““遺品整理人”高畑淳子が完全犯罪暴く!一発勝負のシーンは圧巻”. zakzak. (2012年11月2日). http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20121102/enn1211021229011-n1.htm 2016年9月22日閲覧。 
  5. ^ 日本民間放送連盟賞/2010年(平成22年)入選・事績”. 日本民間放送連盟. 2012年9月14日閲覧。
  6. ^ 毎日放送の情報番組『ちちんぷいぷい』のセットがそのまま使用された。
  7. ^ a b 高畑淳子、大杉漣との"対決"を激白!? ドラマ『遺品整理人 谷崎藍子III』”. マイナビニュース (2012年10月16日). 2016年9月22日閲覧。
  8. ^ “高畑淳子の主演ドラマ続編 MBS「予定なし」「現在のところ、話はない」”. DAILY SPORTS ONLINE. (2016年9月21日). http://www.daily.co.jp/gossip/2016/09/21/0009510607.shtml 2016年9月22日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]