選挙ステーション

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選挙ステーション
ジャンル 選挙特別番組
放送時間 19:57 - 翌4:00(483(8時間3)分)
放送期間 1986年7月6日 -
放送国 日本の旗 日本
制作局 テレビ朝日ANN
出演者 富川悠太
小川彩佳
後藤謙次
田原総一朗
渡辺宜嗣
村上祐子ほか
音声 ステレオ放送
字幕 リアルタイム字幕放送
2012年12月16日放送回より)
データ放送 実施
外部リンク 公式サイト

特記事項:
放送時間及び出演者は2017年10月22日第48回衆議院議員総選挙)放送予定のもの。
2003年11月9日第43回衆議院議員総選挙)放送時からの番組タイトルロゴ及び番組上の表記は『選挙STATION』。
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選挙ステーション』(せんきょステーション)は、テレビ朝日ANN系列)で、1986年7月6日同日選挙)から生放送されている選挙特別番組である。

同局の平日夜のニュース番組である『ニュースステーション』→『報道ステーション』の特別番組という形態をとっている。略称名は『選ステ』(せんすて)。

歴史[編集]

第1回目は、同日選挙により開票作業が翌日行われたため開票日の放送となったが、他系列が午前8時から特番を組む中、一足早く午前7時から、断続的にその日の『ニュースステーション』まで放送した。『ニュースステーション』のキャスターを務めた久米宏が中心となって放送し、タイトルは『久米宏の選挙ステーション』となるなどニュースステーションの派生番組の色が濃く、オープニングCGもニュースステーションでの地球を立方体にしたものが使われた。

以後は、放送開始時間は投票終了時間とほぼ同じで、かつてはクロスネット局だった山形放送テレビ信州日本海テレビテレビ熊本でも放送していた。

2004年7月11日の第20回参議院議員通常選挙時からは、地上波デジタル放送にて放送を開始した地域から順次連動データ放送を実施している[1]

2005年版は選挙投開票日の19:57から翌日未明の3:00まで7時間3分生放送[2]

2009年(8月30日実施第45回衆議院議員総選挙)から、これまで出口調査や開票情報を共同取材していた朝日新聞社との協力関係をアピール。番組の前提となる基本データを共有し、新聞・テレビ・インターネットで一体的に展開するというもの。番組宣伝では、「報道ステーションと朝日新聞が総力を結集…」とアナウンスしたほか、両者の特設サイトは朝日新聞グループのコラボレーションであることを明確にした。放送時間は19:56から翌日未明の3:30。

2010年7月11日の第22回参議院議員通常選挙時の放送時間は19:57から翌日未明の3:30となったが、2012年12月16日の第46回衆議院議員総選挙および2012年東京都知事選挙時の放送時間は19:56から翌日未明の3:30に復す[3]。同時にリアルタイム字幕放送も行われることになった。

2013年7月21日の第23回参議院議員通常選挙時の放送時間は19:57から翌日未明0:05[4](関連事項は#構成にて後述する)。

2014年12月14日の第47回衆議院議員総選挙時は、当番組の前に放送されたフィギュアスケートグランプリシリーズファイナルの結果を挟みながら、開票状況を伝えた[5]。放送時間は19:59から23:30。

2016年7月10日の第24回参議院議員通常選挙時の放送時間は19:57から翌日未明0:10。

タイトルについて[編集]

2000年6月25日放送(第42回衆議院議員総選挙時)から、『選挙ステーション2000』という風に西暦タイトルに付け加えられるようになった。さらに、ロゴ上ではこれまでタイトルの「ステーション」の部分がカタカナ表記であったのが久米降板時の『選挙STATION2003』(2003年11月9日放送、第43回衆議院議員総選挙時)から「STATION」という英語表記へ変更となっている。

これはベースとなる番組『NEWSSTATION』(ニュースステーション)の後期と『報道STATION』(報道ステーション)のロゴが英字表記のため、それに倣っている。また、新聞テレビ欄での表記は文字制限の関係上カタカナのままで、西暦はスペースの都合である場合とない場合がある。

出演者について[編集]

出演者は原則として『ニュースステーション』『報道ステーション』『朝まで生テレビ!』の出演者を中心に行っている。『報道ステーション』以降はサブキャスターが『報道ステーション』のサブキャスターだったり、それ以外の同局の報道・情報番組の女性キャスター・女性司会者が務めるなど、回によって異なっている。

『ニュースステーション』時代は久米宏と小宮悦子の2人体制で放送していた。1998年7月12日の第18回参議院議員通常選挙からは渡辺真理が加わり、3人体制となった。なお、小宮は1998年10月より『スーパーJチャンネル』の全曜日担当に伴い『ニュースステーション』を降板したが、『選挙ステーション』は引き続き出演、引き続き久米・小宮・真理の3人体制で放送した。

2004年3月26日で『ニュースステーション』の終了により、久米が2003年11月9日の第43回衆議院議員総選挙で降板[6]、2004年7月25日の第20回参議院議員通常選挙から『報道ステーション』初代のメインキャスターの古舘伊知郎に交代したが、2016年3月31日で『報道ステーション』の降板により、古舘が2014年12月14日の第47回衆議院議員総選挙で降板、2016年7月10日の第24回参議院議員通常選挙以降は、同局のアナウンサーで『報道ステーション』2代目のメインキャスターの富川悠太に交代した。

同じく『ニュースステーション』の終了により、真理が『選挙STATION2003』で降板。『選挙STATION2005』で長年サブキャスターとして出演してきた小宮も降板した。2007年の『選挙STATION2007』では、当時の同局アナウンサーで『報道ステーション』の初代サブキャスターの河野明子が務めた。2009年の『選挙STATION2009』と2010年の『選挙STATION2010』は、当時放送されていた『スーパーモーニング』の司会者・赤江珠緒[7]が務めていた。2012年の『選挙STATION2012』以降は、同局のアナウンサーで『報道ステーション』の3代目サブキャスターの小川彩佳が務めている。

2017年10月22日の放送『選挙STATION2017』では、同年4月22日・23日より開始した『サタデーステーション・サンデーステーション』のメインキャスターである高島彩長野智子がキャスター陣に加わった[8]。また、第2部の討論コーナーが5年ぶりに復活し、翌朝4:00まで生放送された。

スタジオセットについて[編集]

スタジオセットは原則として『ニュースステーション』や『朝まで生テレビ!』のスタジオが使われた。2004年以降に関しては2007年までは特別に専用セットを組んでいた。2005年はテーブルのみ『報道ステーション』のものを使用し、翌日の『スーパーモーニング』でも同じセットを使用した。2007年は『報道ステーション』のスタジオセットをモチーフにしたものだった。経費予算削減のため、2009年から『報道ステーション』のスタジオを使用していたが、2013年は再び専用セットを組んで放送が行われた。

構成[編集]

第1部は、北海道・東京・名古屋・大阪・沖縄の各局女子アナリレーによる各地の投票率予測に始まり、投票終了と同時に発表される出口調査による議席予測、開票速報、注目選挙区状況と選挙ドキュメント、比例・各選挙区の当選確実情報、当選者の喜びの声、タレント議員の当落、各党首・各党の情勢、ベテラン議員と激論バトル…などをANN各局と中継をつなぎ、総力で送る。

第2部は田原総一朗による討論コーナー。内容は『朝まで生テレビ!』を参照。討論テーマは「(激論!)どうするどうなる日本の政治」。

2005年の時は、20:00になったと同時に六本木ヒルズのテレビ朝日社屋を堂々と使って出口調査から分析した獲得予想議席数を発表した。また、自公の議席割合が焦点になった2014年と2016年は、議席予測を色付きTシャツの人で表現した。

放送日が『全英オープンゴルフ・最終日』と重なった場合は、23:00か24:00に一旦中断し、競技終了後再開される。ただし、2013年は全英オープンゴルフに加え、世界水泳も中継することから、7月22日0:05で当番組を終了させた後すぐに、ゴルフ中継および世界水泳を放送したため、第2部の討論コーナーは放送されなかった。2014年も『フィギュアスケートグランプリファイナル・エキシビション』[9]の放送が重なり、やはり第2部の討論コーナーは放送されないほか、他局と異なり放送中にフィギュアスケートの模様と大雪関連のニュースを随時放送した。放送時間も23:30までの短縮となるが、翌日1:30から再び開票速報を放送し補完する。2016年も第2部の討論コーナーは放送されていない。

2001年は『2001年世界水泳選手権・大会最終日』だったため、19:58から20:10まで『選挙ステーション2001』を放送、20:10から再び『世界水泳』、21:00に『選挙ステーション2001』を放送した。2007年は、『AFCアジアカップ2007』決勝で日本代表が登場する場合のみ、21:22で一旦中断され、試合終了後再開される予定だったが、日本が準決勝でサウジアラビアに敗れたためなくなり、通常の放送となった。また、2001年以降サイマル放送を行っていたBS朝日ではそれが行われず、代わりに7月30日の0:00 - 0:10まで『News Access参議院選速報』として放送される。

演出[編集]

久米や古舘の各時期のスタイル等もあり、硬い選挙特番のなかでもところどころで、久米・古舘流のそれぞれの個性をそのまま演出としていた。

1998年のときは、冒頭の各地の投票状況中継でリポーターが全員女性だったため、久米が「ぶっちゃけた話、3人目が好みです」と3箇所目の女性レポーターが好きなタイプと発言。

2004年のときは、古舘が初司会であり前回より続投していた小宮と古巣での久々の仕事となり、冒頭のトークにて「いやー、なんか変な感じですよねぇー。テレビ朝日の旧局舎のアナウンス部、本当に懐かしい限りですよねー」と小宮との同局の同僚時代の想い出を発言している。いっぽうの小宮も「そうですよねぇー。懐かしいです」と相槌をうっている。

出演者[編集]

以下の情報は、全て「選挙STATION2017」のもの。☆印はテレビ朝日アナウンサー

第1部[編集]

  • メインキャスター
富川悠太☆(報道ステーション)
  • サブキャスター
高島彩(サタデーステーション)
長野智子(サンデーステーション)
小川彩佳☆(報道ステーション)
  • コメンテーター
後藤謙次(政治ジャーナリスト、報道ステーション・サンデーステーション)
  • 開票キャスター
平石直之☆(報道ステーション)
八木麻紗子☆(報道ステーション)
  • リポーター
板倉朋希☆(報道ステーション・サタデーステーション・サンデーステーション)
菅原知弘☆(サタデーステーション)
林美沙希☆(サンデーステーション)
森川夕貴☆(報道ステーション・サンデーステーション)
ほか

第2部[編集]

  • 討論の司会
田原総一朗
  • 司会進行
渡辺宜嗣
村上祐子
  • パネリスト

列島中継リレー[編集]

出口調査が取り入れられて投票終了前から放送するようになり、投票終了までの時間をつかった各局女性アナウンサーによる中継リレーが始まった。南から沖縄県(琉球朝日放送)で始まり、近畿広域圏(朝日放送)、札幌市(北海道テレビ放送)、東京都(テレビ朝日)の順[10]で放送する。2005年9月11日(第44回衆議院議員選挙総選挙)の放送では投票終了3分前からの放送だった為に中継に充てる時間が無くなり、これ以降、中継リレーは廃止された。

各局リポーターは以下の通り。なお、沖縄担当の宮城さつきは琉球朝日放送が開局して初めて関わった1996年10月20日(第41回衆議院議員総選挙)以来、唯一交代することなく出演した。

2000年6月25日(第42回衆議院議員総選挙)
2001年7月29日(第19回参議院議員通常選挙
  • 札幌(羊が丘展望台) - 野村はづき(出演当時、北海道テレビ放送)
  • 東京 - 上山千穂(テレビ朝日)
  • 大阪 - 加藤明子(朝日放送)
  • 福岡 - 伊藤有里子(出演当時、九州朝日放送)
2003年11月9日(第43回衆議院議員総選挙時)
2004年7月11日(第20回参議院議員通常選挙時)
  • 北海道(札幌ドーム) - 森さやか(北海道テレビ)
  • 東京(六本木) - 前田有紀(出演当時、テレビ朝日)
  • 名古屋 - 高山香織(出演当時、メ〜テレ)
  • 大阪 - 小寺右子(朝日放送)

ローカル局の扱い[編集]

番組の一部を自社製作(ローカル)版に差し替えて放送。

  • 北海道地区北海道テレビでは、『イチオシ!』のニュース担当キャスターである佐藤よしつぐが進行する。
  • 中京地区メ〜テレでは、『UP!』のメインキャスターである星恭博が司会を担当し、解説者も招いて進行する。なお第1回オープニングのタイトルが出るところでタイトルの上に「名古屋テレビ」とCG文字を入れていた。
  • 関西地区朝日放送では、『キャスト』のメインキャスターである浦川泰幸を中心に進行する。番組の半数近く(回によってはそれ以上)をローカル版に差し替える。そのため断続的にコーナーの飛び乗り・飛び降りを繰り返す。また、月曜未明(日曜深夜)の部分は『グッド!モーニング』につながるために一切ネットされず、第2部終了後に『選挙ステーション・第3部』としてや、『選挙ステーションABC』の単独番組として、朝日放送の放送エリアである近畿・徳島の当落状況を放送する。
  • 岡山・香川地区瀬戸内海放送では、毎回『KSBスーパーJチャンネル』のキャスターで進行する。スタジオは回によって『KSBスーパーJチャンネル』のスタジオか報道センターかのどちらかになる。第2部終了後ローカル独自の『選挙ステーション』を30分ほど放送されているが、2007年以降は(2007年は『速報!甲子園への道』放送のため)実施されなかった。2009年以降、番組中断する以外にも東京発の映像を右上にずらし(L字風)、左下に当確者の喜びの表情をLIVEで伝えた(音声は東京発のままでローカル部分は無音)。
  • 福岡地区九州朝日放送では、『KBCニュースピア』のキャスターが担当する。
  • 他のネット局でも飛び乗り・飛び降りを行うことがある。
  • クロスネット局福井放送テレビ宮崎裏送りで制作に加わっている。

脚注[編集]

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  1. ^ 毎日新聞縮刷版にて「デ」を確認。
  2. ^ 各局の地元選挙情報のため終了時間が異なる場合もある。この場合、テレビ欄の「怒涛の○時間○○分」の表記が変わる(時間が違うのに表記がそのままの局もあった)。
  3. ^ 番組公式 Web の記載による(2012年11月27日時点)。翌0:30までが第1部、それ以降が第2部となる。
  4. ^ 選挙STATION 番組公式 Webページ 2013年7月3日閲覧
  5. ^ 池上流で衆院選特番民放トップ視聴率11・6%(スポーツ報知 12月16日(火)7時6分配信)
  6. ^ テレビ朝日現社屋移転後初の放送で、この回からハイビジョン制作BS朝日のみハイビジョンで放送。
  7. ^ 中継リレーのリポーターとサブキャスターの双方を務めた唯一の出演者である。
  8. ^ テレ朝『選挙ステーション』報ステキャスターに加え高島彩&長野智子も参戦(マイナビニュース 2017年10月10日配信)
  9. ^ http://www.tv-asahi.co.jp/figure/gp2014/gpf/
  10. ^ 初期は北からで北海道→名古屋→大阪→福岡→東京の五大都市圏の順だったが、1996年10月20日投開票第41回衆議院議員総選挙の際、久米宏が「琉球朝日放送も開局した事だし、気分がてら、ちょっと変えてみようか」という理由で南からに変更になった。

関連項目[編集]

参議院選挙
衆議院選挙

外部リンク[編集]

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