遠藤誉

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遠藤 誉
(えんどう ほまれ)
生誕 (1941-01-03) 1941年1月3日(77歳)
満州国の旗 満州国新京
(現:中華人民共和国の旗 中華人民共和国吉林省長春市
国籍 日本の旗 日本
研究分野 物理学、社会学
博士課程
指導教員
東京都立大学
主な受賞歴 読売ヒューマンドキュメンタリー大賞優秀賞(1983年)
プロジェクト:人物伝

遠藤 誉(えんどう ほまれ、1941年1月3日[1] - )は、日本女性物理学者社会学者作家東京福祉大学国際交流センター長、筑波大学名誉教授、理学博士[2]

来歴[編集]

1941年、満州国新京市(現:吉林省長春市)生まれ。日中戦争終結後も日本の独立回復まで中国で教育を受けた。長春包囲戦を体験。

1952年、日本へ引き揚げ。1961年、東京都立新宿高等学校を卒業し、1975年、東京都立大学大学院理学研究科博士課程単位取得。1982年7月15日、東京都立大学の理学博士として、「モデル流動相における速度自己相関関数の分解の密度依存性 」を発表。 1983年、『不条理のかなたに』で読売ヒューマンドキュメンタリー大賞優秀賞を受賞し、日中社会の社会学的考察に基づいた社会評論や自伝小説などを発表。

以降、千葉大学、1993年から2001年まで筑波大学 物理工学系(留学生センター) の教授[3]などを歴任。 帝京大学グループ顧問(国際交流担当)、留学生教育学会名誉会長、北京大学アジアアフリカ研究所特約研究員、中国国務院西部開発弁公室人材開発法規組人材開発顧問、内閣府総合科学技術会議専門委員、中国社会科学院社会学研究所研究員(教授)、上海交通大学客員教授などを務めた。

現在は、東京福祉大学国際交流センター長(特任教授)、筑波大学名誉教授。

人物[編集]

『卡子』は、満州での脱出行の体験を基に執筆されたが、 1997年1月13日、山崎豊子の『大地の子』が『卡子』の盗作であるとして提訴[4]。 自論を主張する『卡子の検証』まで上梓したが敗訴。

子供が2人、孫が2人いる[5]

長春包囲網での生き残り[編集]

中国共産党軍は国民党軍統治下の長春を食糧封鎖したため、約30万人の民衆が餓死に追い込まれた。長春包囲網を生き残った7歳だった遠藤は当時の飢餓極限状態の実録として『チャーズ 中国建国の残火』を出版している [6]

出演番組[編集]

テレビ[編集]

著作[編集]

  • 『卡子(チャーズ) 出口なき大地』(1984年読売新聞社)『卡子 中国革命戦をくぐりぬけた日本人少女』(1990年文春文庫上下)
  • 『卡子の検証』(1997年 明石書店
  • 『茉莉花(モアリーホワ)』(1998年、読売新聞社)
  • 『中国教育革命が描く世界戦略 中国の国立大学法人化と産官学協同 日本の大学はどこへいく』(2000年厚有出版
  • 『中国がシリコンバレーとつながるとき 中国発出全球人材信息網』(2001年日経BP社
  • 『中国の自動車産業がニッポンを追い抜く日 長春台頭でみえてきた中国の対WTO国家戦略』(2004年中経出版
  • 『中国動漫新人類 日本のアニメと漫画が中国を動かす』(2008年、日経BP社)
  • 『拝金社会主義 中国』(2010年、ちくま新書)
  • 『ネット大国中国―言論をめぐる攻防』(2011年岩波新書
  • 『チャイナ・ジャッジ 毛沢東になれなかった男』(2012年朝日新聞出版
  • 『チャイナ・ナイン 中国を動かす9人の男たち』朝日新聞出版 2012 朝日文庫、2014
  • 『チャイナ・ギャップ 噛み合わない日中の歯車』朝日新聞出版 2013
  • 『完全解読「中国外交戦略」の狙い』(2013年ワック・マガジンズWAC文庫)
  • 『中国人が選んだワースト中国人番付 やはり紅い中国は腐敗で滅ぶ』2014 小学館新書
  • 『チャイナ・セブン 〈紅い皇帝〉習近平』朝日新聞出版 2014
  • 『毛沢東 日本軍と共謀した男』(2015年新潮新書
  • 『習近平vs.トランプ世界を制するのは誰か』飛鳥新社 2017

共著[編集]

翻訳[編集]

  • 中華人民共和国教育部発展規画司 原著・監修『中国大学全覧』(1991年第一法規)(2007年、厚有出版)
  • 『韓国大学全覧』駐日本国大韓民国大使館教育官室 監修 鄭仁豪共編 厚有出版 1997

脚注・出典[編集]

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  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.304
  2. ^ 『毛沢東 日本軍と共謀した男』(新潮新書、2015年)著者紹介
  3. ^ 科学研究助成費データベース
  4. ^ 朝日新聞 平成9年1月14日 朝刊 社会面(13面)
  5. ^ 日経ビジネスブログ 著者プロフィール
  6. ^ チャーズ 中国建国の残火、 2012年12月、遠藤 誉

外部リンク[編集]