遠州三山

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遠州三山(えんしゅうさんざん)は、静岡県袋井市にある3つの寺院のこと。旧遠江国(遠州)の三古刹を意味する。

静岡県袋井市にある高野山真言宗別格本山の寺院。寺号の「尊永寺」よりも山号の「法多山」の名で広く知られている。 本尊は聖観音(正観世音菩薩、厄除観世音)。 厄除け観音として知られ、厄除だんごが名物となっている。

・静岡県袋井市久能にある曹洞宗の仏教寺院山号は萬松山(ばんしょうざん)。本尊聖観音(しょうかんのん)[1]。寺紋は丸に三つ葵である。江戸時代には「東海大僧録」として三河国遠江国駿河国伊豆国の曹洞宗寺院を支配下に収め、関三刹と同等の権威を持った。

・静岡県袋井市村松にある真言宗智山派の寺院。遠州三山の1つ。山号は医王山。本尊は薬師如来紅葉の名所として知られる。

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