遊子水荷浦の段畑
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遊子水荷浦の段畑(ゆすみずがうらのだんばた)は、愛媛県宇和島市遊子に位置する、急斜面に石垣を積み上げ作られた階段状の畑地である。
2004年(平成16年)の文化財保護法改正により創設された重要文化的景観選定制度により、四国地方で初めて2007年(平成19年)7月26日に重要文化的景観選定基準の「水田・畑地などの農耕に関する景観地」として、遊子水荷浦の段畑の名称で選定を受けた。
概要[編集]
四国西南地域に位置する愛媛県宇和島市遊子の水荷浦は、三浦半島の北岸から、宇和海及び宇和島湾に向かって分岐する岬の小さい集落である。
岬の急傾斜面には、小さな石を積み上げて形成された雛段状の畑地が形成されている。この畑地を水荷浦では「段畑(だんばた)」と呼んでいる。 この段畑を含む風景は、宇和海沿岸のリアス式海岸で営まれてきた半農半漁のくらしを示す独自の景観を形成している。
現状[編集]
重要文化的景観を守るため、NPO法人「段畑を守ろう会」を中心として多様な活動が行われている。
- ふる里だんだんまつり
4月から5月のうち1日間だけ開催、初掘りジャガイモの即売会をメインにする収穫祭。[1]
- 段畑ライトアップ
8月から9月のうち1日間だけ開催される竹とロウソクによる行灯で段畑を照らす夕涼みの会。[1]
- だんだん茶屋・だんだん屋
NPO法人「段畑を守ろう会」が運営する地産地消のレストランと直売所、直売所では段畑で収穫されたジャガイモを原料にしたオリジナル焼酎「段酎」が販売されている。営業時間9時から16時で定休日:月・木曜日 。[1]
交通アクセス[編集]
- 自動車:愛媛県道346号蔣淵下波線
- バス:JR宇和島駅より60分、宇和島自動車 蒋渕線「水ケ浦」下車
- 高速船:新内港より16分 盛運汽船 「水ヶ浦」下船。[1]
耕作物[編集]
近世・近代はサツマイモの栽培が行われ、現在は早掘りジャガイモ栽培が行われている[1]。
風景[編集]
段畑からみる鬼ヶ城山
参考文献[編集]
関連項目[編集]
- 四国のみずべ八十八カ所 - 平成15年3月に選定。
- 美しい日本のむら景観百選 - 平成3年度に選定。
- 日本風景街道 - 2007年(平成19年)11月に南いよ風景かいどうのエリアとして登録。
外部リンク[編集]
座標: 北緯33度12分24.3秒 東経132度27分19.5秒 / 北緯33.206750度 東経132.455417度