週番

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週番(しゅうばん)は、1週間ごとに交代する勤務である。

大日本帝国陸軍[編集]

以下、大日本帝国陸軍における週番について述べる。

週番勤務は週番司令、週番副官、週番士官、週番下士、週番上等兵および厩週番上等兵に分かれ、日直看護長(看護卒)、週番看護卒、不寝番および厩当番はこれに準じる。

これら週番諸官は週番勤務者を指揮し、軍紀風紀の維持、諸法則の実施、を警視し、もって管内の取締に任じ、かつ管内(部隊に属する兵営付近の建造物および諸物件を含む)における火災、盗難の予防および消防の責に任じるものとされた。

週番勤務は通常土曜日正午から始まり、翌週土曜日正午に終る。週番諸官は営内に宿直し、定位にあることを要する。

週番勤務者の資格は、 週番司令は中隊数2以上の部隊に置き、中隊長(中隊長職務心得の中尉を含む)および聯、大隊付大尉(大尉職務心得の中尉を含む)を通じて1名、 週番副官は上述と同様の部隊に置き、中隊付特務曹長(週番士官の勤務に服する特務曹長を除く)のうち1名、 週番士官は大隊編制を有する部隊は大隊ごとに、その他の部隊は独立部隊ごとに、中隊付将校および聯(大)隊付中少尉を通じて1名、 週番下士は聯、大隊本部では本部ごとに、本部付下士を通じて1名、中隊では軍曹、伍長を通じて1名、それぞれ服する。

防衛大学校[編集]

防衛大学校の週番勤務は、大隊週番、中隊週番、小隊週番に分かれる。大隊と中隊の週番は4学年が当てられ、その下に3学年の週番付が置かれる。小隊週番には各学年の学生が当てられるが、1学年の小隊週番には4学年が当たり、1学年は小隊週番付となる。

週番は日朝・日夕点呼時の人員・健康状態の掌握を実施し、課業外の風紀の維持に任じる。大隊週番は、大隊単位で行われる課業行進の統制、土日・祝日の外出のための容儀点検を行うとともに、外出者・帰校者を掌握する。