迦葉山弥勒寺

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座標: 北緯36度45分5秒 東経139度3分46秒 / 北緯36.75139度 東経139.06278度 / 36.75139; 139.06278

鎮守堂

迦葉山弥勒寺(かしょうざんみろくじ) は、群馬県沼田市上発知町にある曹洞宗寺院である。沼田市北部にそびえる迦葉山の中腹に鎮座する。寺号は「迦葉山 龍華院 弥勒護国禅寺(かしょうざん りゅうげいん みろくごこくぜんじ)」だが、一般には単に「迦葉山」と呼ばれることが多い。迦葉山参りでは、最初の年に中峰堂から天狗面を借りて帰り、次にお参りする機会に借りた面と門前の店で新しい面を求めて添えて寺に納め、また別の面を借りてくるという習わしになっている[1]

歴史[編集]

848年嘉祥元年)に、桓武天皇の皇子葛原親王の発願により、天台宗比叡山円仁を招いて、天台宗の寺院として創建されたと伝えられている[1][2]1456年康正2年)曹洞宗に改宗し、徳川初代将軍の祈願所として御朱印百石・十万石の格式を許された[1][2]

天狗伝説[編集]

弥勒寺は天巽禅師によって改宗開山されたが、禅師の高弟に中峰尊という僧がいた。中峰尊は、山門の岩屋や険しい岩山といった人力では登れない処まで修行者を導くなどの神通力を持ち、その童顔は少しも変わらなかった[2][3]。天巽禅師が二世大盛禅師に住職の座を譲るや、中峰尊は「吾れ迦葉仏の化身にて巳に権化化業は終わった。よって今後は永くこの山に霊し、末世の衆生の抜苦与楽せん」と誓願して案山峰より昇天し、その後に天狗の面が残ったという[2][3]

境内[編集]

中峯堂
戦勝祈願・交通安全祈願として奉納された「大天狗面[2]・「交通安全身代わり大天狗」が安置されている。大天狗面は日本三大天狗の一つとして数えられている[4]
坐禅堂
普段は研修道場として使用され、1983年(昭和58年)に沼田青年会議所より奉納された「諸願成就大天狗」が安置される[1]。この天狗面は沼田まつりの際に御輿として出御する[1]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e 沼田市役所. “迦葉山(かしょうざん)” (日本語). 沼田市公式ホームページ. 2020年11月2日閲覧。
  2. ^ a b c d e 迦葉山 | 遊ぶ - 神社仏閣 | 沼田市観光協会”. www.numata-kankou.jp. 2020年11月2日閲覧。
  3. ^ a b 迦葉山龍華院弥勒護国寺縁起”. www.kasyouzan.jp. 迦葉山龍華院. 2020年11月2日閲覧。
  4. ^ 迦葉山弥勒寺” (日本語). ググっとぐんま公式サイト|群馬の観光・イベント・名産や世界遺産情報. 2020年11月2日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]