近鉄丹波橋駅

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近鉄丹波橋駅*
改札口
改札口
きんてつ たんばばし
Kintetsu-Tambabashi
B06 伏見 (1.1km)
(0.5km) 桃山御陵前 B08
所在地 京都市伏見区桃山筒井伊賀東町45
駅番号  B07 
所属事業者 社章近畿日本鉄道(近鉄)
所属路線 B 京都線
キロ程 6.0km(京都起点)
電報略号 タン
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
46,795人/日
-2015年-
開業年月日 1945年昭和20年)12月21日**
乗換 丹波橋駅京阪本線
* 改称経歴
(開業から1968年まで京阪電気鉄道管理の共同使用駅
- 1968年 丹波橋駅→近畿日本丹波橋駅
- 1970年 近畿日本丹波橋駅→近鉄丹波橋駅

** 前身となる堀内駅は1928年(昭和3年)11月15日開業。
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近鉄丹波橋駅
配線図

伏見駅

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桃山御陵前駅

近鉄丹波橋駅(きんてつたんばばしえき)は、京都府京都市伏見区桃山筒井伊賀東町にある、近畿日本鉄道(近鉄)京都線。駅番号はB07

京阪電気鉄道(京阪)の丹波橋駅との乗り換え駅。2002年から近鉄特急の停車駅となっているが、それ以前は年末年始の臨時特急のみの停車であった。また、1998年から2003年まで設定されていた快速急行の停車駅でもあった。

本項では近鉄丹波橋駅の前身である堀内駅(ほりうちえき[1])についても記述する。

接続する鉄道路線[ソースを編集]

歴史[ソースを編集]

近鉄京都線の前身である奈良電気鉄道1928年に西大寺(現在の大和西大寺)から京都に至る路線を開業させた際、当地にはまず堀内駅が設けられた[2]。その後1945年12月21日に奈良電気鉄道は路線を付け替え近接する京阪神急行電鉄[3]丹波橋駅への乗り入れを開始し、これをもって奈良電気鉄道の丹波橋駅が開業した[2]。この丹波橋駅の開業と入れ替わる形で堀内駅は同日に廃止され、丹波橋駅の貨物側線となっている[1]

こうして1945年から丹波橋駅は京阪神急行電鉄が管理し奈良電気鉄道が乗り入れる共同使用駅となり、その後両社がそれぞれ京阪、近鉄となった後も同駅を介して相互直通運転を行っていた[4]。しかし近鉄は京都線の架線電圧1500V昇圧(1969年実施[2])を控えた1968年、昇圧により京阪の車両が京都線内を走行できなくなることや近鉄が新たに導入する車両が大型で京阪線に乗り入れられなくなることを受けて京阪への乗り入れを廃止し、京阪の丹波橋駅とは別に近畿日本丹波橋駅を設置して両路線を分離、相互直通運転を廃止した[4]。この近畿日本丹波橋駅の駅設備は乗り入れ廃止の前年の1967年に設けられていた近鉄京都線特急・急行系統専用のホームを利用したものであり、これはかつての堀内駅の跡地に建てられていたものである[4]。なお相互直通運転廃止から約10年間は双方の駅に相手駅の列車の案内装置が設置されていた。

  • 1928年昭和3年)11月15日 - 奈良電気鉄道京都 - 桃山御陵前間開通時に堀内駅が開業[2]
  • 1945年(昭和20年)12月21日 - 京阪神急行電鉄の丹波橋駅に乗り入れ開始し、丹波橋駅として開業[2]。堀内駅廃止[1]
  • 1963年(昭和38年)10月1日 - 奈良電気鉄道が近畿日本鉄道に合併[2]
  • 1967年(昭和42年)3月29日 - 堀内駅跡に近鉄京都線専用ホーム・線路を設置(約1年は丹波橋駅と併用)[4]。京阪電気鉄道の丹波橋駅への連絡通路も同時に設置。
丹波橋駅鉄道配線略図(1967年〈昭和42年〉3月)
京都 方面

枚方公園
淀屋橋
方面
丹波橋駅鉄道配線略図(1967年〈昭和42年〉3月)
三条駅
方面
西大寺奈良方面
凡例
出典:近畿日本鉄道編集、「近畿日本鉄道 100年のあゆみ - 1910~2010」、292頁、図6-6「丹波橋駅の配線変更(昭和42〜43年)」、2010年。
※ 5・6番線は近鉄線専用


  • 1968年(昭和43年)12月20日 - 京阪電気鉄道の丹波橋駅への乗り入れ廃止[2]。近鉄の丹波橋駅を近畿日本丹波橋駅(きんきにっぽんたんばばしえき)として分離[1]
  • 1970年(昭和45年)3月1日 - 近畿日本丹波橋駅を近鉄丹波橋駅に改称[1]
  • 1998年平成10年)3月17日 - 同日のダイヤ変更で新設された京都線快速急行の停車駅となる。
  • 2002年(平成14年)3月20日 - 特急停車駅に昇格。
  • 2003年(平成15年)3月6日 - 同日のダイヤ変更により京都線快速急行廃止。
  • 2007年(平成19年)4月1日 - PiTaPa使用開始[5]

駅構造[ソースを編集]

相対式2面2線のホームを持つ地上駅橋上駅舎を有する。ホーム有効長は6両。

ホームとコンコースを結ぶエレベーターが設置されているが、出口には階段しかなく、ホーム南端にあるスロープか、京阪電鉄の丹波橋駅にあるエレベーターを利用することになる。改札口は1ヶ所のみ。京阪電鉄の丹波橋駅とは連絡通路で結ばれている。

のりば[ソースを編集]

のりば 路線 方向 行先
1 B 京都線 下り 大和西大寺奈良天理大和八木橿原神宮前方面
2 B 京都線 上り 竹田京都国際会館京都方面
  • 構内の方面表記では記載されていないが下り列車は伊勢志摩方面への特急列車も停車する。
  • 自動改札機は東芝製が設置されている。赤い自動改札機(EG-2000)は出場時2枚一括処理、PiTaPaICOCAに対応する。

特徴[ソースを編集]

利用状況[ソースを編集]

近年における当駅の1日乗降人員の調査結果は以下の通りで、近鉄京都線では京都駅に次ぐ2番目に多い利用者数となっている[6]

  • 2015年11月10日:46,795人
  • 2012年11月13日:46,534人
  • 2010年11月9日:47,904人
  • 2008年11月18日:51,136人
  • 2005年11月8日:52,365人

駅周辺[ソースを編集]

バス[ソースを編集]

最寄バス停は、駅から徒歩5分の国道24号沿いにある丹波橋(京都市営バス近鉄バス)/丹波橋駅東(京阪バス)である。

京都市営バス丹波橋停留所
近鉄バス丹波橋停留所
  • 10番:竹田駅東口行(七瀬川町経由)/09番:向島駅前行
京阪バス丹波橋駅東停留所

隣の駅[ソースを編集]

近畿日本鉄道
B 京都線
急行
竹田駅 (B05/K15) - 近鉄丹波橋駅 (B07) - 桃山御陵前駅 (B08)
準急(準急は当駅から桃山御陵前方の各駅に停車)
竹田駅 (B05) - 近鉄丹波橋駅 (B07) - 桃山御陵前駅 (B08)
普通
伏見駅 (B06) - 近鉄丹波橋駅 (B07) - 桃山御陵前駅 (B08)
  • 括弧内は駅番号を示している。

脚注[ソースを編集]

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  1. ^ a b c d e 今尾恵介(監修) 『日本鉄道旅行地図帳』8 関西1、新潮社2008年、28頁。ISBN 978-4-10-790026-5
  2. ^ a b c d e f g 曽根悟(監修) 『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』3号 近畿日本鉄道 2、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年8月29日、12-13頁。ISBN 978-4-02-340133-4
  3. ^ 現在の阪急阪神ホールディングス株式会社。京阪本線を開業させた京阪電気鉄道は戦時中の1943年に阪神急行電鉄と合併し京阪神急行電鉄となり、戦後1949年に一部の路線を残して同社から分離し再び京阪電気鉄道として発足している。
  4. ^ a b c d 近畿日本鉄道株式会社 『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』 近畿日本鉄道、2010年12月、292頁。全国書誌番号:21906373
  5. ^ “平成19年4月1日から、近鉄主要路線でICカードの利用が可能になります” (pdf) (プレスリリース), 近畿日本鉄道, (2007年1月30日), http://www.kintetsu.jp/news/files/iccard20070130.pdf 2016年2月26日閲覧。 
  6. ^ 大和西大寺駅は奈良線に所属するためランク外駅別乗降人員 京都線 - 近畿日本鉄道

関連項目[ソースを編集]

外部リンク[ソースを編集]