農業者大学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

座標: 北緯36度2分7.2秒 東経140度6分8.7秒

農業者大学校

大学校設置/創立 1968年
学校種別 農業者の教育機関
設置者 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
本部所在地 茨城県つくば市観音台二丁目1番地12
キャンパス つくば(茨城県つくば市)
多摩(東京都多摩市)
ウェブサイト 農業者大学校公式サイト

農業者大学校(のうぎょうしゃだいがっこう、英語: National Farmers Academy)は、かつて茨城県つくば市観音台二丁目に本部を置いていた農業者の教育機関。廃止時は、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構の内部組織であった。1968年に設置されたが、2010年4月、行政刷新会議事業仕分けにより廃止対象とされ、2011年末で廃止となった。組織の略称は農者大。

沿革[編集]

教育課程[編集]

  • 農業6次産業)を中心とした専門教育を行っていた。
  • 当初は多摩校舎の農業者大学校時は、高校卒業程度を対象とした3年制の短期大学的なカリキュラムだったが、後に受験資格とカリキュラムが変更され、つくば市へ移転後は大卒程度の知識を持つ39歳までの者(四年制大学卒業程度の理解力のある者・学歴職歴不問)と年齢制限が加わった。2年制(単位制)である。つくば市創立三年から入学資格に農業実践(期間有)も追加された。
  • 世界最高水準のtop経営者育成(地域から世界を視野に)」を目的に掲げ、専門職大学院の経営コース( いわゆる「日本版MBA」)にも同等もしくは匹敵する教育内容を謳っていた。
  • 各県・民間農業大学校から農業者大学校へ最終的に学ぶ教育課程も行われた。
  • 外部講師(教育応援団)による講義が多かった。
  • 全国農業大学校協議会も本校が中心となり行われていた。
  • 担当講師に教育指導専門職国家公務員)がおり、各班ごとに学生が分かれ、学生相談と演習・最終的な卒業論文執筆計画書・資料収集・現地調査・中間発表・論文作成・卒業論文審査・卒業論文発表が行われ、審査結果で評価する。

教育理念[編集]

  • 自己変革する農業経営者としての基礎力の養成。
  • 世界的視野で考え、地域での行動する農業経営者の育成。
  • 人間教育

教育の特色[編集]

主な授業科目・講義[編集]

主な行事・資格取得[編集]

4/上旬:入学式

  • 6/1:創立記念日

7月~11月:全国先進経営派遣実習(個々選択制)

  • 11/21:収穫祭
  • 3/上旬卒業式
  • 大型特殊免許・けん引免許・家畜人工授精・簿記検定・毒物劇物取扱者・日本農業技術検定 他(各種資格希望があれば適宣資格有と情報提供する)
  • 費用(検定料等)は、教育預かり金から支払う。

卒業・卒業後[編集]

  • 大学校所定修業年限2年以上在学し、必要な授業科目を履修し、所定の単位を修得した学生を卒業者と認定し、卒業証書を授与される。
  • 学位と称号は文部科学省管轄外で、農林水産省管轄によって農業者大学校卒業者と認定される。(専門職大学院MBAと同等・匹敵扱い)
  • 本校卒業生のみ、農林水産省農研機構よりフォローアップによる指導・支援がされる(卒業証明書発行・技術相談窓口)。又、農業者大学校同窓会の運営も行われている。

校長[編集]

所在地[編集]

学生生活・環境[編集]

  • 最先端技術研究の本拠地で、つくば農林研究団地内にあり、国内研修生宿泊施設に寮がある。
  • 社会人学生履修生専攻科の学びや、全国ネットでの授業もある。
  • 寮は強制ではなく、自宅から働きながらの通勤通学が可能であり、県内だけではなく、全国から通勤可能学生の対応も行った。
  • 筑波学園研究都市内科学技術研究中心地の位置する。
  • 農林水産省研究機関、経済産業省の産業技術総合研究所、環境省の国立環境研究所筑波大学等の研究機関・大学が集積している。
  • 農業者大学校本校図書館から農研研究機構図書館、各研究所図書館の利用も身分証明書カードで利用可能。又、本の寄付・寄贈も可能である。
  • 一人一台、ノート型PCを在学時に貸し、入学から卒業まで本校施設内で各自使用することが認められていた。
  • 農業関係のアルバイトも推奨し掲示され、それ以外の仕事も在学時働きながら学べた。

日本農業経営大学校との関係[編集]

  • 日本農業経営大学校松下政経塾のような大学校の位置づけであり、農業者大学校教育の良い点を引継いでいる。又、農業者大学校同窓会も設立時と現在も講師・実習等で深く関わっている。

主な出身者[編集]


関連項目[編集]

外部リンク[編集]