辨野義己

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辨野 義己
(べんの よしみ)
生誕 1948年
大阪府
国籍 日本の旗 日本
研究分野 腸内細菌
研究機関 理化学研究所
出身校 酪農学園大学酪農学部
東京農工大学大学院
東京大学大学院
主な業績 腸内細菌を新発見
影響を
受けた人物
光岡知足
主な受賞歴 日本獣医学会賞(1986年)
日本微生物資源学会・学会賞(2003年)
文部科学大臣科学技術賞(2009年)
プロジェクト:人物伝

辨野 義己(べんの よしみ、1948年 - )は、日本の生物学者、独立行政法人理化学研究所バイオリソースセンター微生物材料開発室の元室長。理化学研究所イノベーション推進センター辨野特別研究室特別招聘研究員。東京大学農学博士

経歴[編集]

大阪府枚方市出身。大阪府立寝屋川高等学校を経て、1973年酪農学園大学酪農学部獣医学科卒業。東京農工大学大学院獣医学専攻中退、1974年から理化学研究所研究員。1982年東京大学大学院農学系研究科博士課程修了、農学博士東京農工大学大学院を経て、理化学研究所所属。理化学研究所培養生物部室長を経て、2004年から理化学研究所バイオリソースセンター微生物材料開発室室長。2009年に定年退職し、理化学研究所知的財産戦略センター辨野特別研究室特別招聘研究員を経て、理化学研究所イノベーション推進センター辨野特別研究室特別招聘研究員。酪農学園大学特任教授、日本臨床腸内微生物学会理事[1]

理化学研究所では光岡知足の業績を引き継ぎ、腸内細菌についての研究を行っている。腸内細菌のDNA解析によって従来発見されていなかった腸内細菌を発見した。 自身の名前が『べんの』(便に通じる)であることは、自身の天命だと思っていると語ったことがある。

イモ類を大量に食べるパプアニューギニアの人々を調査したところ、アンモニアの中の窒素アミノ酸として取り込むことのできる腸内細菌が多いことを発見した[2]。青汁だけで暮らす日本人女性の腸内細菌を分析したところ同様の細菌が多く存在した[3]

受賞歴[編集]

  • 1986年 日本獣医学会賞受賞
  • 2003年 日本微生物資源学会・学会賞受賞
  • 2009年 文部科学大臣科学技術賞(理解増進部門)受賞

著作[編集]

図書[編集]

共著[編集]

編著[編集]

監修[編集]

記事[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 「あなたも私も、実は 隠れ便秘腸の不調が現代病を招く 」
  2. ^ “シンポジウム 「腸内細菌と健康」/東京テクノ・フォーラム21”. 東京読売新聞 朝刊 (読売新聞社). (1995年10月9日). http://www.asahi-net.or.jp/~NY7T-OOJ/95100900.htm 2013年12月14日閲覧。 
  3. ^ 「驚異の人体パワー解明『第二の脳』の謎を追え!」(日本テレビ、2005年9月3日13:30-14:25)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]