赤龍王

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赤龍王
ジャンル 歴史漫画
漫画
作者 本宮ひろ志
出版社 集英社
掲載誌 週刊少年ジャンプ
レーベル ジャンプ・コミックス
発表号 1986年13号 - 1987年12号
巻数 全9巻
ゲーム:赤龍王
ゲームジャンル アドベンチャー
対応機種 ファミリーコンピュータ
開発・発売元 サン電子
プレイ人数 1人
発売日 1989年2月10日
画面サイズ 4:3
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赤龍王』(せきりゅうおう)は、本宮ひろ志漫画作品。単行本は集英社ジャンプ・コミックスより全9巻。デラックス版7巻。集英社文庫全5巻。

久松文雄の『史記』(原作:久保田千太郎)のうち『項羽と劉邦』をベースとしている。

概要[編集]

1986年13号より『週刊少年ジャンプ』に連載。前漢の高祖劉邦を主人公に古代中国の末期から楚漢戦争終結までを描いた物語である。古代中国の歴史を題材にした同作者の漫画『天地を喰らう』よりも史実に近い内容だが、章邯の叔父が登場したり、虞美人が秦の後宮に入る前の一時期に劉邦の妻となるなど、久松と久保田の作品である『史記』の影響を受けたオリジナルの要素もある。

『週刊少年ジャンプ』本誌での連載は項羽宋義を斬ったところで終了し(1987年12号)、当時は不定期刊であった『スーパージャンプ』に移籍となったが、そこでの連載も2話にとどまった(劉邦の関中入りまで)。一方、単行本と並行して総集編(B5判の増刊号)が刊行されており、5巻と6巻は描き下ろしで刊行され(ジャンプ・コミックスの7巻以降)、1989年5月に完結した。そのため、劉邦の漢中脱出以降は駆け足の展開となり、韓信の活躍は大幅に省略されている。また漢が疲弊した楚軍の背後を突いたのはあまりに卑怯と思われたのか終盤での項羽は男前なハンサム顔になり虞美人と悲劇的に別れ、自身も敗者の美学を表すかのような華々しい最期を遂げた。一方、劉邦は小悪党の頭目顔に変貌し自身の出番は項羽の追撃を命令するところで最後の場面となり、項羽の自害後の戦後処理をまとめただけで漢陣営が勝利を喜ぶ描写もなく、物語を功臣を粛清するエピローグで締めくくっている。

本宮自身の『週刊少年ジャンプ』における最後の連載作品にあたる。

ゲーム化[編集]

1989年2月には、サンソフトよりファミリーコンピュータアドベンチャーゲーム『赤龍王』が発売された。