赤絵

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赤絵(あかえ)とは明治時代に描かれた浮世絵版画の一種。

概要[編集]

明治期の浮世絵版画は毒々しいまでのアニリン紅を使用しており、安価な鉱物性の化学原料を多く用いており、赤、青、緑、紫といったように原色調の強いものとなった。ことに赤色が鮮明であり、やたらに空などの表現にも使用したために際立ち、明治期に描かれた浮世絵版画の総称にもなった。当初、3代目歌川広重らによって描かれたこれらの深紅に染められた一連の作品群は評価が低かったが、その鮮やかな赤い空は当時の購買層にとって最も身近に感じられた西洋の息吹として美しく捉えられた。文明開化を描いた開化絵などが含まれる。

参考文献[編集]