赤木智弘

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

赤木 智弘(あかぎ ともひろ、1975年8月6日- )は、日本のフリーライター栃木県出身、東京都北区在住。

「丸山眞男」をひっぱたきたい--31歳、フリーター。希望は、戦争。[編集]

論座2007年1月号の特集「現代の貧困」にて、赤木は『「丸山眞男」をひっぱたきたい--31歳、フリーター。希望は、戦争。』と題して寄稿を行った[1]。同じ文は2007年10月に出版された『若者を見殺しにする国 私を戦争に向かわせるものは何か』(ISBN 978-4902465129)にも収録されている他、赤木のウェブサイトでも公開されている[2]

これは当時、フリーターとして低賃金労働をしていた赤木が著した社会論で、赤木らポストバブル世代就職氷河期世代)にとって「平和な社会」とは、世間からの理解も得られない屈辱に塗れた人生が続く事であり、満足な生活をしている者にとって戦争は悲惨だが、失う物のない赤木らにとってはむしろチャンスであるという。

タイトルにもある丸山眞男は、戦時中に陸軍に徴兵されて二等兵となった折に、一階級上の上等兵からハラスメントを受けていたとされる。赤木はこれを、戦争によって既存の序列が崩れた例として挙げ、無学であろう上等兵が東大卒のエリートの上に立てたのだから、赤木らにとっても戦争は現状をひっくり返す希望の光であるとしている。

赤木の主張は注目され、様々な反応が寄せられている[3][4][5][6][7]。「論座」4月号でも佐高信福島みずほ奥原紀晴斎藤貴男若松孝二森達也鎌田慧が赤木を批判し、6月号に赤木の反論が掲載されている[8][9]

著作[編集]

単著[編集]

  • 『若者を見殺しにする国-私を戦争に向かわせるものは何か』(双風舎 2007年10月) 朝日文庫、2011年
  • 『「当たり前」をひっぱたく 過ちを見過ごさないために』(河出書房新社 2009年3月)

共著[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]