赤岳 (飛騨山脈)

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赤岳
硫黄尾根。中央部に赤岳がある。
標高 2,416 m
所在地 日本の旗 日本
長野県大町市
位置 北緯36度22分11秒 東経137度37分58秒 / 北緯36.36972度 東経137.63278度 / 36.36972; 137.63278座標: 北緯36度22分11秒 東経137度37分58秒 / 北緯36.36972度 東経137.63278度 / 36.36972; 137.63278
山系 飛騨山脈
プロジェクト 山
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赤岳(あかだけ)は、飛騨山脈に位置する標高2,416メートルの山。長野県大町市にある。

概要[編集]

槍ヶ岳から樅沢岳へと伸びる西鎌尾根の途中から枝分かれした、硫黄尾根上に存在する。

崩壊が進み、鋭くなった山容が特徴的である。この尾根では鋭いピークが連続し、このピークの総称は「赤岳ジャンダルム群」と呼ばれる[1]

登山[編集]

硫黄尾根の崩壊が激しいため、登山道は存在しない。硫黄岳と同じように、新穂高温泉から登り、千丈乗越で下る又は、七倉ダムから湯俣温泉へと行き、水俣川を登って、千丈沢から直登するのが一般的。なお、厳冬期には硫黄尾根を縦走して登頂することもある。全体的にバリエーションルートとなっており、危険度は高い。

周辺の山[編集]

山容 名称 標高(m) 赤岳との距離(km) 備考
鷲羽岳 2,924 4.4 鷲羽池日本百名山
双六岳 2,860 4.0
樅沢岳 2,755 2.2
硫黄岳 2,553.8 2.0
赤岳 2,416 0
槍ヶ岳 3,180 3.4 日本百名山
南岳 3,033 5.9 大キレット

脚注[編集]

  1. ^ ヤマレコ