豚コレラ

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豚コレラによる腎臓の点状出血

豚コレラ(とんコレラ<ぶたコレラ>、: classical swine fever, hog cholera)は、Flaviviridae,Pestivirusによるウイルス性疾病であり、症状はコレラとは異なる。豚及びイノシシに特有の病気でありヒトには感染しない[1][2]

防疫[編集]

症状として、発熱し食欲減退、急性結膜炎を起こす。初期に便秘になったのち下痢に移行する傾向が見られる。全身リンパ節や各臓器の充出血、点状出血などが認められる。アフリカ豚コレラ、トキソプラズマ症、急性敗血症型豚丹毒オーエスキー病豚繁殖・呼吸障害症候群との鑑別が必要である。

アジアを中心に発生[1]。日本では家畜伝染病予防法において法定伝染病に指定されており、対象動物は豚、猪。日本では生ワクチンの使用が限定的に認められていたが、2006年3月にワクチン接種を完全に中止して摘発淘汰を基本とした防疫体制となり、2007年4月1日より国際獣疫事務局(OIE)の規約に基づき、日本は豚コレラ清浄国となった[3]。1992年での熊本県での感染例以後は確認されていなかったが2018年9月に岐阜市の養豚場で発生している[1]。同月末、中国政府は直接、間接を問わず、日本からのブタ・イノシシの輸入を禁止する公告を出し、即日実施した[4]

アフリカ豚コレラ[編集]

Asfavirus属が原因とされている「アフリカ豚コレラ」がある。発熱、呼吸困難、皮膚のチアノーゼ、便秘もしくは血便などの症状を示す。全身性の出血病変を伴う急性熱性伝染病と定義されていたが、研究が進み、甚急性~不顕性の様々な病形が見られる。家畜伝染病予防法の法定伝染病であり、海外悪性伝染病に指定されている。

脚注[編集]

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  1. ^ a b c 岐阜の養豚場で豚コレラ 国内26年ぶり、輸出停止”. 日本経済新聞社 (2018年9月9日). 2018年9月9日閲覧。
  2. ^ 板倉吉延、室田賢 (2018年9月14日). “岐阜の養豚場で感染の豚コレラ、海外からの型か 農水省”. 朝日新聞 (朝日新聞社). https://www.asahi.com/articles/ASL9G3GRKL9GOHGB006.html 2018年9月14日閲覧。 
  3. ^ 小倉弘明 「わが国における豚コレラの清浄化」 『畜産技術』 627号 30-33頁 社団法人 畜産技術協会 2007年
  4. ^ https://www.nna.jp/news/show/1822319 |title=日本からのブタ輸入を禁止、豚コレラ発生で

関連項目[編集]

外部リンク[編集]