谷山鉄郎

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谷山鉄郎(たにやま てつろう、1938年2月9日[1]2016年1月19日[2])は、日本の農学者・環境学者。

略歴[編集]

鹿児島県生まれ。別名・森泉。1965年九州大学大学院修了、1972年農学博士三重大学講師、助教授、生物資源学部教授。2002年定年退官となり、名誉教授、中部大学教授を務めた。98年日本作物学会会長。専門は作物学。四日市公害問題で大気汚染が作物に及ぼす影響について研究した。

著書[編集]

  • 『恐るべき酸性雨 水と緑を破壊する複合汚染』合同出版 1989
  • 『恐るべきゴルフ場汚染 生態系を破壊するリゾート開発と農薬禍』合同出版 1990
  • 『地球環境保全概論』東京大学出版会 1991
  • 『日本ゴルフ列島 失われる森、汚される水』1991 講談社現代新書
  • 『湾岸戦争と環境破壊』1992 岩波ブックレット
  • 『日本をつつむ大気』草土文化 (日本列島の健康診断 1993
  • 『酸性雨がふっている』山口今日絵 金の星社 (みんなで考える地球環境シリーズ 1995

論文[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 『現代日本人名録』1987
  2. ^ 谷山鉄郎氏が死去:日本経済新聞