警備犬

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警備犬(けいびけん)とは、日本の警察自衛隊において、警備捜索活動や災害現場で被災者救助などを行えるように訓練された犬である。

警察の警備犬[編集]

犯人の追跡などを行う警察犬とは別に設置されており、爆発物の捜索やテロリストの制圧、災害救助などの警備任務を目的として運用されている。

警察犬は全国の都道府県警察に設置されているが、警備犬とハンドラーで編成された警備犬部隊は、警視庁千葉県警察のみに配備されている。警視庁では、警備犬部隊は警備部警備第二課警備装備第三係に所属している。千葉県警察では、警備部成田国際空港警備隊警備室警備第二課に所属している。

上記のように警備犬は犯人(テロリスト)の制圧や、爆発物捜索犬として爆発物の捜索を行う。また、災害救助犬として被災者の捜索を実施するなど、ハーネスや鈴を付け替えることにより、1頭で複数の任務を行うことが可能である。

警視庁の警備犬部隊は、新潟県中越地震四川大地震などの国内・海外で発生した災害に救助犬として派遣されている。中越地震では警備犬「レスター号」[注 1]が投入された。

千葉県警察の警備犬部隊は、成田国際空港において不審物発見の通報の受け、爆発物の捜索を行うことを主要な任務としている。

自衛隊の警備犬[編集]

航空自衛隊では1961年(昭和36年)に導入され、当初は「歩哨犬」と呼称していたが、2013年(平成25年)10月1日に「警備犬」へ改称された[2]

海上自衛隊では軍用犬を「警備犬」と呼称している[3]

警備犬を運搬するために『警備犬輸送車』も配備されている。

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ ジャーマン・シェパード・ドッグのオス。2015年12月4日に老衰で死亡した。告別式が同年12月6日に開かれる[1]

出典[編集]

関連項目[編集]