識無辺処(しきむへんしょ、梵: Vijñāna-anantya-āyatana、巴: Viññāṇañcāyatana)とは、無色界の(下から数えて)第2天。認識作用の無辺性についての三昧の境地。
無色界の初天である空無辺処を越えて、その空の無辺なるを厭(いと)い、心を転じて識を縁じ、識と相応し心定りて動かず、三世(過去・現在・未来)の識が悉く、定中に現じて清浄寂静なる果報をいう。外の虚空の相を厭い、内なる識を観じて、識が無辺であると達観すること。
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