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認定評価

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

認定評価(にんていひょうか)は、教育評価の一つ。生徒の成績学習の成果を評価するもので、尺度の取り方からいうと絶対評価に当たる。


概要

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クラスの他の生徒の出来次第に関係なく、本人の出来で成績が評価されるものであるが、評価基準が、教師によって公開されていないという難点がある。つまり、基準は教師が認めたかどうかによるというわけである。「充分な学習がなされたものと認定されたか」ということである。教師は、決して悪意があって公開していないのではなく、どういうことを学ばなくてはならないかは、充分に教えてあるのだが、それをどの程度、理解し、自分のものにしているか、その深さが評価の対象になる場合、それは計測、測定できるようなものではないため、小テストや評価テストの点数としての換算が困難なため、こうした認定という仕方になる。

こうした評価がなされるのは、道徳音楽での表現力、生活態度など、学校の教科外で茶道華道舞踊などの伝統的な芸事、スポーツのプレイの技術などがある。

成果が振るわないと、先生の主観、お気に入りのひいき等と、反抗的な態度を取る生徒も出てくることがある。これ一辺倒ではなく、他の教育評価の手法との併用、混合での使用が望ましい。

関連項目

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