見世物学会

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見世物学会
設立 1999年
目的 「見世物」の魅力を確認し、その周辺の日本の文化との繋がりを探る
本部 埼玉県越谷市
公用語 日本の旗 日本
会長 鵜飼正樹
職員数
5名
ウェブサイト https://misemonogakkai.com/
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見世物学会(みせものがっかい)は、1999年11月、文化人類学者 山口昌男氏、文学者 種村季弘氏、俳優 小沢昭一氏をはじめとする研究者諸氏と、見世物業界の人々(藤平興行、大寅興行、安田興行)が中心となり、会員約130名によって設立された。『見世物』とはサーカス、お化け屋敷、見世物小屋を含み、昭和30年代には50を超える小屋が今日では珍しい光景になり「見世物体験者」も激減したが『見世物』は歌舞伎をはじめとするさまざまな日本の芸能ルーツの一つである。見世物学会は、日本にわずかに残る『見世物』の魅力を確認し、その周辺の日本の文化とのつながりを探る人たちの集いである。

概要[編集]

  • 会員特典
    • 年会費:一般8,000円、学生4,000円
    • 学会誌『見世物』、学会紙「大見世物」、総会講演会 無料
  • 事務局:埼玉県越谷市

役員[編集]


総会・開催イベント

1999年5月29日  新宿西向天神-世紀末大放談会 

         ギリヤーク尼崎(大道舞踏)

         「ろくろ首から考えるのこころだ」- 西村太吉、田之倉稔、上島敏昭(実演)、安田春子、大野裕子、

          平岡正明、鵜飼正樹、橋爪紳也、和田修、水木しげる

         スライド「女ターザン」- 内藤正敏、斉藤宗男 協力:東京チンドン、四谷三寸一同

    5月30日 「いかがわしさについて」- 高山宏、種村季弘、山口昌男、田之倉稔、畑中純

    11月   第1回総会-東京・御茶ノ水・中央大学講堂

         学会設立総会「文化の仮設性について」- 山口昌男、種村季弘

2000年11月19日 第2回総会-大阪飛田新地料理組合講堂 料亭百番

         「大阪の盛り場、千日前の娯楽」- 講師:竹村民郎、西村太吉、田之倉稔、種村季弘、山口昌男、橋爪紳也

         「見世物 旅と芸」- 坂本健一(元吉本オートバイサーカス)、坂入尚文 協力:ちんどん通信東西屋

2001年11月11日 第3回総会-東京・千駄ヶ谷東医健保会館

         「油絵は見世物であった」- 青木茂、西村太吉、田之倉稔、坂入尚文

2002年11月 5日 第4回総会-東京・新宿紀伊国屋ホール

         「垣間見せる異界 いかがわしく輝く見世物」- 康芳夫、斉藤宗男、西村太吉、坂入尚文

         「見世物へのまなざし」- 小沢昭一、山口昌男、坂入尚文

2003年11月27日 第5回総会-東京・池尻大橋・東山住区センター会館

         「歌舞伎・見世物・演劇」- 和田修

          西村太吉、坂田春男、山口昌男、岡本敏子

2004年11月14日 第6回総会-京都・ぱ・る・るプラザ

         「女たちの見世物 - 見世物小屋の過去、現在、展望」- 鵜飼正樹、大野裕子、安田春子、

          藤平松太郎、西村太吉、山口昌男

         「見世物小屋 旅芸人・人間ポンプ一座~」特別編集版上映 協力:ヴィジュアルフォークロア・北村皆雄

2005年11月26日 第7回総会-名古屋・大須演芸場

         「江戸 名古屋の見世物」/『大須歌舞伎』- 岩田信市、足立秀夫、『節談節付説教』- 関山和夫

         「名古屋の見世物」- 武藤真、西村太吉、坂田春夫

2006年11月11日 第8回総会-東京・麻布十番温泉

         「アジアをまたぐ露店という見世物-インドの行商ヴァギリの研究」- 岩谷彩子

          田之倉稔、坂入尚文

2007年 2月24日  特別企画-東京・浅草 木馬亭

         「見世物の地下水脈」- 西村太吉、坂田春夫、山口昌男、田之倉稔、坂入尚文

    11月 7日 第9回総会-横浜・野毛 叶屋

        「悪所から-いかがわしい『野毛』と大道芸祭」- 福田豊

        「山口百恵は菩薩である」- 平岡正明、与那原恵、田之倉稔、坂入尚文 協力:叶屋

2008年11月15日 第10回総会-京都・島原、旧揚屋・井筒屋

        「欧米における14世紀葬儀人形から現代蝋人形への系譜」- 川井ゆう

         西村太吉、田之倉稔、坂入尚文 協力:京都造形芸術大学関本研究室

2009年11月28日 第11回総会-東京・湯島聖堂 斮文会館講堂

        「妖怪文化の脈動-江戸時代と近代の広がりと視覚装置 - 湯本豪一

         西村太吉、坂田春夫、田之倉稔、坂入尚文

2010年11月28日 第12回総会-東京・早稲田大学 小野記念講堂

        「説教師-明治末から現代まで」-説教節政太夫

         田之倉稔、西村太吉、坂入尚文 協力:和田修

2011年11月19日 第13回総会-東京藝術大学美術学部第一講義室 

         第一部 特別公演「生人形の棲息領域とその後」- 南嶌宏

         第二部 放談会「見世物の棲息領域」- 青木茂、秋山祐徳太子、佐藤一郎、南嶌宏、田之倉稔、

             西村太吉、坂入尚文、柳誠、細田秀明

2012年11月17日 第14回総会-武蔵野美術大学一号館一〇三講義室

         序-「魔術と藝術のはざまに」- 新見隆

         第一部 「天井桟敷と見世物の復権」- 九條今日子、笹目浩之、田之倉稔、門伝仁志

         第二部 「オートバイサーカスと見世物小屋のゆくえ」- 藤田昭範、坂本健二、坂入尚文、西村太吉、

              ケント・ダール

2013年11月10日 第15回総会-東京藝術大学美術学部第三講義室

         第一部 追悼放談会「種村季弘・小沢昭一、山口昌男 追悼」- 西村太吉、坂入尚文、石塚純一、

             上島敏昭、秋山祐徳太子、真島直子、山口ふさ子、岩田信市 他

         第二部 「佐伯俊男・会田誠 変態絵画と見世物小屋の境界感覚」- 福住治夫、佐藤一郎、坂入尚文

2014年11月15日 第16回総会-慶應義塾大学北館ホール

         第一部 「越境する芸能 見世物」- 安田春子、大野裕子、西村太吉、門伝仁志、柳誠、鵜飼正樹、

              ぴょん子太夫

         第二部 「見世物と土方巽 見世物と舞踏・演劇」- 麿赤児、梅山いつき、森下隆、小島政治、

              大須賀勇、細田麻央、坂入尚文

         特別展示 ①内藤正敏「見世物看板大写真展再現」②「土方巽アーカイブの秘蔵資料から」

2015年11月21日 第17回総会-東京新宿花園神社境内 見世物小屋

         第一部 「興行女相撲の残したもの」- 亀井好恵

         第二部 「見世物と土方巽の舞踏における『見せない』視覚文化論越えて」- カディア・チェントンツェ

2016年11月5日 第18回総会-大阪・なんば紅鶴(レジャービル味園内)

         第一部 「塔の見世物・塔という見世物」- 細馬宏通

         第二部 「ちんどん屋! 仮装の楽隊」- 林幸治郎、ジャージ川口、赤江風見花

2017年11月26日 第19回総会-東京浅草・木馬亭

         第一部 「小沢一郎さんに捧ぐ 日本のストリップ70年史 額縁ショウから現在まで」- 西条昇

         第二部 座談会「ストリップ・見世物なんでもかんでも」- 西条昇、小泉信一、西村太吉、秋山祐徳太子

             坂入尚文

2018年 5月27日 見世物学会第一回若手研究会「見世物の拡張」-東京・神田神保町 美学校

         「GGアリンの見世物的糞便学」- 後藤護

         「石井輝男と継ぎ接ぎの時代」-  山田宗史                

    11月17日 第20回総会-東京中野 ・space&cafe ポレポレ坐 

         特別対談「見世物としてのサーカス」- 本橋成一、鵜飼正樹

         特別展示「天幕の見世物小屋、サーカスの時間-本橋成一資料コレクションを中心に」

      

外部リンク[編集]