西部邁ゼミナール

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西部邁ゼミナール
ジャンル トーク番組
放送時間 土曜日 7:05 - 7:30
再放送・日8:30 - 8:55(S2)
(25分)
放送期間 2008年10月4日 - 2018年1月27日
放送国 日本の旗 日本
制作局 TOKYO MX
出演者 西部邁
今村有希
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西部邁ゼミナール(にしべすすむゼミナール)は、TOKYO MXで放送されていたトーク番組2008年(平成20年)10月4日放送開始。 2018年(平成30年)1月27日放送終了(本人の急逝により打ち切り)。旧番組名は「続・言いたい放題」。開始当初のタイトルロゴには「〜戦後タブーをけっとばせ〜」という副題がついていた。

概要[編集]

毎回ゲストを招き、戦後日本においてタブー視された問題について、西部邁らとゲストが議論する番組。政治経済社会軍事を中心とした時事問題や国家国民のあり方を始め、文学映画音楽出版を含む幅広いジャンルを議論のテーマとしている。

西部が顧問を務める雑誌『表現者』の執筆陣や西部と親交の深い人物がゲストに招かれることが多い。自由民主党政治家がゲストとして招かれることも多いが、まれに、民主党国民新党たちあがれ日本日本共産党国会議員も出演している。

TOKYO MXの土曜11時からの放送枠は「談志・陳平の言いたい放だい」を放送していたが、2008年(平成20年)8月30日の放送で一時休止することとなり、同年10月4日より同番組の準レギュラーであった西部をメインに据えた「続・言いたい放題」の放送がスタートした。2009年(平成21年)1月に現在の番組名に改名。

2010年(平成22年)3月27日放送回はゼミナールの受講生として、TOKYO MXアナウンサー田野辺実鈴川井綾子が出演し、民主主義について講義した。

2011年(平成23年)3月12日、前日に発生した東日本大震災により放送予定であった「TPP賛成論者の詭弁を論駁す」を放送延期とした。翌週の3月19日には、特別企画として「東日本大震災に際して『西部邁ゼミナール』からのメッセージ(没落・衰運の文明論)」を放送した。

2011年(平成23年)4月2日より放送時間を30分繰り上げた。同年12月24日放送回をもって、西部と共に長年レギュラー出演を務めた芸術家の秋山祐徳太子が多忙のため降板。入れ替わりに女優の小林麻子がレギュラーとなった。

2015年(平成27年)8月23日放送回をもって小林麻子が卒業となり、8月30日から今村有希アシスタント(『西部邁ゼミナール』助手)となった。

2014年(平成26年)春以降は放送日の変更が毎年行われ、2016年(平成28年)4月からは放送時間が25分に縮小した。

西部の急逝と突然のシリーズ終了[編集]

2018年(平成30年)1月21日、司会の西部邁が急死。2018年(平成30年)1月27日の番組内にて、同日をもって放送終了することが告知された[1]。西部の死去前日の1月20日放送分と最終回の27日放送分は同月10日に収録された。アシスタントの今村は風邪のため同月10日の収録を休み、同月13日放送分が最後のレギュラー出演となった。放送期間は2008年10月から始まった『続・言いたい放題』から換算して9年4カ月であった。同年3月31日、西部邁追悼番組『永訣!西部邁~生き方としての死に方をめぐって~』が放送された(出演:黒鉄ヒロシ佐伯啓思。アシスタント:今村有希)[2]

関係者の逮捕[編集]

2018年(平成30年)4月5日、当番組の最後のゲストとなった表現者塾塾頭のA[3]と同番組編集担当ディレクターでMXエンターテインメント株式会社社員のB[4]の2名を、西部の自殺を幇助した容疑で逮捕した[5][6][7][8]。西部は1月20日・27日放送分のAとの対談の中でAとの私的なエピソードを明かし、番組スタッフであるBの名を挙げて人となりを語るなど、両名を信頼している様子を見せていた[9][10]。この事件に関してTOKYO MXは同年4月6日、「弊社の従業員が、西部邁氏の自殺に関与した疑いがあるとして、警視庁逮捕されました。本件につきましては、捜査中でもあり、コメントは差し控えたいと思いますが、弊社といたしましては、警察の捜査に全面的に協力していく方針です[11]」とのコメントを発表[12]、同日、警視庁はMXエンターテインメント本社など関係先を家宅捜索した[13]

出演者[編集]

  • 西部邁(2008年〈平成20年〉10月4日 - 2018年(平成30年)1月27日)
  • 今村有希(2015年〈平成27年〉8月30日 - 2018年(平成30年)1月13日、3月31日)

過去の出演者[編集]

  • 秋山祐徳太子(2008年〈平成20年〉10月4日 - 2011年〈平成23年〉12月24日)
  • 小林麻子(2011年〈平成23年〉12月17日 - 2015年〈平成27年〉8月23日)

放送時間[編集]

TOKYO MX

本放送

  • 毎週土曜日:10:30 - 11:00

再放送(再放送はサブチャンネル(092ch)での放送。)

  • 毎週日曜日:14:00 - 14:30
過去のネット局

テーマ曲[編集]

現在

過去

番組情報[編集]

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本放送[編集]

2008年〜2010年[編集]

2011年〜2012年[編集]

2013年〜[編集]

2015年〜[編集]

特別番組[編集]

放送日 タイトル 放送時間 出演者 概要
2008年(平成20年)
12月31日
言いたい放だい2008大晦日スペシャル 22:00 - 23:30

第一部
立川談志毒蝮三太夫西部邁道平陽子

第二部
西部邁・秋山祐徳太子富岡幸一郎
東谷暁寺脇研西田昌司

談志の復帰と西部の憲法論議の二部構成。最初の30分は談志・毒蝮・西部のトーク。その後20分間西部による憲法についての講義が行われ、討論をした。紅白歌合戦に対抗して、秋山は「支那の夜」を西部は「蒙古放浪歌」を歌った。
2009年(平成21年)
12月31日
如何にせん保守政治 21:00 - 23:00 西部邁・秋山祐徳太子・安倍晋三
平沼赳夫野田毅・西田昌司
構造改革や民主党の政策(事業仕分け、子供手当、基地移転・防衛問題、鳩山由紀夫の偽装献金問題)について討論した。
2010年(平成22年)
12月31日
大晦日特別番組 22:00 - 24:00 佐高信黒鉄ヒロシ丸川珠代
2011年(平成23年)
12月27日(前篇)
2011年(平成23年)
12月28日(後篇)
惜別、天才落語家 立川談志を偲ぶ
〜西部邁ゼミナール〜この人を見よ - 立川談志
24:00 - 24:30 立川談志・西部邁・秋山祐徳太子 第108回、第109回の再放送。サブチャンネル(092ch)で放送された。
2012年(平成24年)
1月1日
西部邁ゼミナールスペシャル
「今後の日本国家はどうあるべきか」
23:00 - 24:30 中野剛志施光恒柴山桂太
2013年(平成25年)
12月30日
政治と宗教が分離出来ない時代 10:00 - 11:00 中島岳志荒井晴彦
2014年(平成26年)
12月29日
メディアクラシーの落日-ニッポンはまだ在るのか- 17:00 - 18:00 藤井聡佐藤健志

備考[編集]

  • 中野剛志の著書『TPP亡国論』(集英社新書、2011年)は、この番組に出演した中野のTPP論を聞いた集英社編集者が中野に執筆依頼をしたことが契機になっている[14]

脚注[編集]

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  1. ^ 急逝の西部邁さん司会 MX番組9年の歴史に幕 追悼番組放送へ2018年1月27日 スポーツニッポン
  2. ^ 西部邁氏追悼番組『永訣!西部邁~生き方としての死に方をめぐって~』放送決定のお知らせ2018年2月26日 TOKYO MX News Release
  3. ^ 自殺幇助の容疑者、MX番組「西部邁ゼミナール」で対談2018年4月6日 朝日新聞
  4. ^ 西部邁さんの自殺ほう助容疑、TV関係者ら逮捕2018年4月6日 読売新聞
  5. ^ 評論家 西部邁さん 自殺手助けの疑い 出演番組担当者ら逮捕2018年4月5日 NHK
  6. ^ 西部邁さん自殺幇助の疑い MX子会社社員ら2人逮捕 警視庁2018年4月6日 産経新聞
  7. ^ 警視庁 西部邁さん自殺ほう助容疑で2人逮捕 MX関係者2018年4月5日 毎日新聞
  8. ^ 西部邁さん 自殺ほう助で2人逮捕 MX番組担当者ら、容疑認める2018年4月6日 毎日新聞
  9. ^ 西部邁さんとは公私の深い付き合い 自殺10日前に対談も 自殺幇助容疑の2人(1)2018年4月6日 産経新聞
  10. ^ 西部邁さんとは公私の深い付き合い 自殺10日前に対談も 自殺幇助容疑の2人(2)2018年4月6日 産経新聞
  11. ^ 弊社従業員の逮捕報道について(pdf)2018 年4月6日 東京メトロポリタンテレビジョン株式会社
  12. ^ 東京MXテレビ、西部邁さん自殺ほう助で番組担当者逮捕にコメント「捜査に全面的に協力」2018年4月6日 スポーツ報知
  13. ^ 西部邁さん自殺幇助「昨年、現場下見」周到に計画か 警視庁、MXテレビ子会社などを捜索2018年4月6日 産経新聞
  14. ^ 中野剛志 『TPP亡国論』 集英社〈集英社新書〉、2011-03-17、253頁。ISBN 978-4-08-720584-8

外部リンク[編集]

TOKYO MX 土曜日 11:00 - 11:30枠
前番組 番組名 次番組
続・言いたい放題

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