西表島交通

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西表島交通株式会社
Iriomotejima koutu k.k.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
907-1434
沖縄県八重山郡竹富町南風見201
設立 1972年5月
業種 陸運業
事業内容 一般乗合旅客自動車運送事業
一般貸切旅客自動車運送事業
一般乗用旅客自動車運送事業
自動車整備業
代表者 玉盛 雅治(代表取締役社長)
資本金 4,800万円
従業員数 64人(2013年12月1日現在)
主要子会社 株式会社東部交通
有限会社玉盛商会
株式会社西表島観光センター
外部リンク http://www.iriomote.com/
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西表島交通株式会社(いりおもてじまこうつう)は、日本沖縄県八重山郡竹富町西表島観光バス路線バスタクシー事業を行う企業である。

他に「西表島交通グループ」として観光関連事業や小売業などを行っている。

沿革[編集]

路線バス事業[編集]

運行路線[編集]

県道215号線を通り西表島をおよそ半周する路線バスを運行している。運行区間は島北西部の白浜と島南端の豊原の間で、フェリーの発着する上原港・大原港や、各集落・観光地を経由する。

全便が全区間通しでの運行で、午前中・午後にそれぞれ2往復、計4往復が運行される。全区間での運行距離は約50kmあり、起終点間の所要時間は1時間45分である。2011年5月までは1日6往復(夏季は1日8往復)の全区間通しでの運行で、それ以前の2006年2月までは、白浜 - 大原間および白浜 - 船浦間の2路線を運行していた。

全区間においてフリー乗降制が導入されておりバス停留所以外でも乗降可能である。

バスの燃料にバイオディーゼルが使用されている。原料は、西表島、石垣島の家庭などから出た廃食用油を使用しており、離島での食用廃油の処理にも役立っている。バスが通り過ぎた後には、廃食用油をつかっている関係から、てんぷら油のにおいが漂うことがあり、地元では「天ぷらバス」と呼ばれている。

西表島交通の路線の中で最も南側にある豊原停留所は日本最南端のバス停留所であり[1]、最も西側にある白浜停留所[要出典]は日本最西端のバス停留所である。両バス停の標識にその旨の表記がある。ただし、西表島より西側の与那国島では運賃無料で路線バスと同様に利用できるバスが運行されている。


運行区間
白浜 - 祖納 - 干立 - 浦内川 - ニラカナイ - 浦内 - 住吉 - 星砂の浜 - 中野 - 上原小学校前 - 上原 - 上原港 - ヒナイビーチ前 - 船浦 - 西表島温泉 - 由布水牛車乗場 - 美原 - 古見 - 大富 - 大原 - 大原港 - 大原診察所前 - 豊原

運賃[編集]

  • 最低運賃は130円となっており、全区間乗車で1,280円である。
  • 前乗り前降り制で、運賃は前払いとなっている。
  • 1日フリーパス(1,030円)と3日フリーパス(1,540円)がバス車内で発売されている。沿道の施設(西表島温泉・浦内川遊覧船など)の利用のさいに提示することによって料金が10%引きになる。
豊原バス停
※「日本最南端のバス停」表記あり

車両[編集]

3台が運用されているが、2台は都営バス(うち1台は都営バスから東陽(沖縄本島のバス事業者である東陽バスとは無関係)を経由)、1台は神奈川中央交通の中古車両である。全車デザインが異なっているが、いずれも前事業者時代の塗装のままである。

前面方向幕は固定となっており、小型化され使用されている(東陽経由の車両は大型のまま使用されている)。側面方向幕、後部方向幕は未使用である。

全車中扉が存在するが、前乗り前降りのため使用されていない。

海沿いのルートを走ることから塩害に見舞われやすいことから、対策として価格が安い中古車を比較的早い頻度で導入・廃車している。

観光バス事業[編集]

同社の主要事業である。30台以上のバスを保有しており、うち1台は車椅子用リフト付きバスである。

京浜急行バスなどからの中古車が多く導入されているが、ほとんどが塗装を変更されずにそのまま運用されている。自社発注車には標準塗装が施されている車番が付与されているが、路線バスとの共通番号となっている為、欠番も存在する。

ガイドがいないので運転手が運転しながら案内する。

タクシー事業[編集]

「やまねこタクシー」と命名されており、大型タクシー2台、ジャンボタクシー1台を有する。

大型は西部地区(上原営業所)、東部地区(大原営業所)にそれぞれ1台ずつ配置されている。西部地区と東部地区は約40km~50km離れているため、西部地区のタクシーが東部地区まで運送を行った場合、西部地区にて呼び出しがあっても戻ってくるには最低でも1時間はかかる。2台しかなく、島民の利用もあるため事前予約はできない。

貸切運行は可能である。

脚注[編集]

  1. ^ 浅井建爾 『道と路がわかる辞典』 日本実業出版社2001年11月10日、初版、258-259頁。ISBN 4-534-03315-X

関連項目[編集]

外部リンク[編集]