西武新宿線痴漢冤罪事件

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西武新宿線痴漢冤罪事件(せいぶしんじゅくせん ちかんえんざいじけん)とは、2000年に西武新宿線で起きた痴漢冤罪事件。単に西武新宿線事件と呼ぶ場合もある。なお、後に西武新宿線において痴漢冤罪が相次いだことから西武新宿線第一事件とも呼ばれる。

概要[編集]

西武新宿線痴漢冤罪事件とは、2000年12月5日朝、西武新宿線鷺ノ宮駅から高田馬場駅の間で起こったとされる痴漢事件である。当時未成年の少女Aに対して右手首をつかみ、その右手を自分の陰茎にすりつけるなどのわいせつ行為をしたとしてBが逮捕された。Bはやっていないと主張したものの、検察は起訴した。

裁判経過[編集]

検察は前述の容疑により、懲役一年六カ月を求刑した。これに対して弁護側は被害者が助けをもとめなかったこと、物的証拠がないこと、被害者は犯人を直接見たわけではないことを主張して無罪を訴えた。2001年12月6日東京地裁刑事第9部は、懲役一年二カ月の有罪判決を下した。秋葉康弘裁判長は判決で被害者の供述を、核心部分において一貫していて信用できると認定。被告人の供述は信用し難いとして犯人との同一性についても認めた。弁護側はこの判決に対して控訴した。

2002年12月5日東京高裁第四刑事部は、逆転無罪判決を下した。仙波厚裁判長(陪席裁判官高麗邦彦、前田巌)は判決で被告人の供述の信用性が低いとした一審判決を否定。被害者の証言は信用性は高いが、被告が犯人であると断定するには疑問があるとして犯罪の証明がないとした。この判決に対して検察は上告を断念して無罪判決が確定した。

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]