西村知美の今夜もパジャマ気分

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西村知美の春〜るよ恋
ジャンル トーク番組
バラエティ番組
放送方式 録音・生放送
放送期間 1987年10月12日 - 1988年4月1日
放送時間 月曜 - 金曜 20:40 - 20:50
制作 文化放送
ネットワーク 九州朝日放送
パーソナリティ 西村知美
特記事項:
15はドキドキ ピンクコング』内のフロート番組として放送。
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ペンタックス
西村知美の今夜もパジャマ気分
ジャンル トーク番組
バラエティ番組
放送方式 録音
放送期間 1988年4月4日 - 1989年10月6日
放送時間 月曜 - 金曜 22:35 - 22:45
→ 月曜 - 金曜 22:50 - 23:00
制作 文化放送
ネットワーク NRN各局
#ネット局の節を参照)
パーソナリティ 西村知美
ディレクター 新井ディレクター[1]
特記事項:
文化放送では『お遊びジョーズ』内のフロート番組として放送。
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西村知美の週刊パジャマ気分
〜春が来るまで
ジャンル トーク番組
バラエティ番組
放送方式 録音
放送期間 1989年10月15日 - 1990年4月1日
放送時間 土曜 20:30 - 21:00
制作 文化放送
ネットワーク 無し
パーソナリティ 西村知美
ディレクター 新井ディレクター[1]
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ペンタックス 西村知美の今夜もパジャマ気分(にしむらともみのこんやもパジャマきぶん)は、1988年4月4日から1989年10月6日まで文化放送で放送されていたラジオ番組。旭光学(現・リコーイメージング株式会社)の一社提供[2][3]

なお、本項では文化放送における前身番組「西村知美の春〜るよ恋」(にしむらともみのは〜るよこい 1987年10月12日 - 1988年4月1日)、後身番組「西村知美の週刊パジャマ気分〜春が来るまで」(にしむらともみのしゅうかんパジャマきぶん はるがくるまで 1989年10月15日 - 1990年4月1日)についても合わせて説明。

概要[編集]

文化放送での西村知美のレギュラー番組は、『15はドキドキ ピンクコング』内のフロート番組だった『西村知美の春〜るよ恋』からスタート。『春〜るよ恋』は『ピンクコング』と同様に、基本的には15歳前後の中学生リスナーを対象の中心として放送されており[4]、この当時は時々生放送の日があった[4]文化放送ライオンズナイターのスタートによって『ピンクコング』の1987年度シーズンが終了したのに伴い、西村の番組は当時の夜ワイド番組『お遊びジョーズ』内に移り、同番組のフロート番組として『西村知美の今夜もパジャマ気分』と改められスタートした。そして、この時から旭光学(ペンタックス)の一社提供番組となった[注釈 1]。1989年10月に今夜もパジャマ気分が終了し、週1回の30分番組となって『西村知美の週刊パジャマ気分』がスタート、1990年4月1日まで放送されていた。

番組構成は各曜日ごとにテーマを設定して、はがきを中心にしたフリートークが基本[5]。この番組ではがきを読まれると自動的に西村のファンクラブ『トロリンクラブ』に、会員番号付きで入会することが出来た[6]。はがきを読まれたリスナーには最初番組特製のテレホンカードが贈られ[7]、その後、毎週金曜日にはその週に読まれたはがきの中で最高だと思われたものが一枚選ばれ、その送り主のリスナーが男子なら男性用の、女子なら女性用のパジャマが贈られていた[6]

また本番組ではリスナー集団「パジャマ倶楽部隊」を随時募集していた。1989年8月24日には、よみうりランドイーストにてパジャマ倶楽部隊3000人が総決起した大イベントが実施された[8]

『今夜もパジャマ気分』が終了した後の『週刊パジャマ気分』にも、新井ディレクターや赤沢(構成作家)らの他、コーナーも『スーパー5』『マン研コーナー』など多くが引き継がれた[1]

主なコーナー[編集]

知美のチャレンジ
  • 『春〜るよ恋』時代からのコーナー。様々な早口言葉などにチャレンジしていた[9]
クヨクヨしないで
  • 『春〜るよ恋』時代のコーナー[9]
ラジオドラマ
  • 『春〜るよ恋』時代にあったコーナー。現在の西村の夫である西尾拓美もこのコーナーに声優として出演していた[1]
遅口チャレンジ
  • 『今夜もパジャマ気分』からのコーナー。早口言葉とは逆に、これだけはじっくり、ゆっくりと読んで欲しいと送られて来たはがきをその通りに読んでいた[10]
スーパー5
  • リスナーが色々なベスト5を考えて送るコーナー。『週刊パジャマ気分』にも「帰ってきたスーパー5」として引き継がれた[1]
マン研コーナー
  • 漫画アニメの話題、情報、アニメソングなどを紹介。リスナーからも漫画やアニメの情報、アニメソングのリクエストを募集していた。西村自ら、この曲が聴きたいと自宅からアニメソングのレコードを持ってきてかけたこともあった。『今夜もパジャマ気分』では火曜日のコーナー。『週刊パジャマ気分』にも引き継がれた[1][11]
青春シャッターチャンス
  • 『今夜もパジャマ気分』の金曜日コーナー。毎週設定されたテーマに沿ってリスナーの自慢の写真を募集。紹介された作品の中から毎週、一番ユニークで面白かったと選ばれた一人に「ペンタックスズーム60」がプレゼントされていた[8][11]
トロリンのトライ・トライ・トライ
  • 『知美のチャレンジ』『遅口チャレンジ』を引き継いだ形のコーナーで、番組中で様々なことにチャレンジしていた。『週刊パジャマ気分』内でも放送[1]

放送されていた局[編集]

文化放送 (制作局)[編集]

「春〜るよ恋」
  • 月曜 - 金曜 20:40 - 20:50
「今夜もパジャマ気分」
  • 月曜 - 金曜 22:35 - 22:45 (1987年10月5日 - 1989年3月31日)
    • 月曜 - 金曜 22:50 - 23:00 (1989年4月3日 - 1989年10月6日 『お遊びジョーズ』内のコーナー枠再編により移動)
「週刊パジャマ気分〜春が来るまで」

ネット局[編集]

「春〜るよ恋」
  • 九州朝日放送:月曜 - 金曜 20:40 - 20:50 (『15はドキドキ ピンクコング』を全編同時ネットしていたため、この番組も放送。)
「今夜もパジャマ気分」

※『週刊パジャマ気分〜春が来るまで』はネット局無し。

関連項目[編集]

  • 西村知美 キュートに初恋 (本番組と同時期に放送されていた西村知美パーソナリティのラジオ番組。この番組は綜合放送制作による番版番組。西村によれば、本番組と『キュートに初恋』とで同じ常連リスナーが多かったとのこと[4]。)

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ なお、旭光学一社提供枠の前番組は、文化放送では『15はドキドキ ピンクコング』内で放送されていた『佐倉しおりのペンタックス・ズームアップル』。

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g ラジオパラダイス 1989年12月号「<特集>なんてったってアイドルラジオ」p.3 - 5
  2. ^ ラジオ新番組速報版三才ブックス)1988年春号~1989年春号 それぞれ文化放送のページ参照。
  3. ^ 【文化放送番組表】1985~89年 - ウェイバックマシン(2021年10月13日アーカイブ分)
  4. ^ a b c ラジオパラダイス 1988年4月号 p.3 - 5「西村知美 アイドルDJインタビュー」
  5. ^ ラジオパラダイス 1989年2月号「<特集>アイドルラジオ宣言!」p.8
  6. ^ a b DUNK集英社)1988年12月号 p.89 - 93「アイドルDJ完全ファイル」
  7. ^ 明星集英社)1988年2月号「おかひろみの満腹ラジオ」p.208 - 209
  8. ^ a b ラジオパラダイス 1989年7月号 p.63「R・P NEWSパレット アイドルプログラム・ニュース」
  9. ^ a b DUNK 1987年12月号 p.89 - 93「アイドルDJ全員集合っ!」
  10. ^ DUNK 1988年6月号 p.74 - 83「アイドルDJ新鮮パック」
  11. ^ a b ラジオパラダイス 1989年8月号 p.65「R・P NEWSパレット アイドルプログラム・ニュース」
文化放送 月 - 金 22:35 - 22:45 → 月 - 金 22:50 - 23:00 枠
(1988年4月4日 - 1989年10月6日)
前番組 番組名 次番組
東京エレガントウェーブ
(22:35 - 22:45)
(『東京っ子NIGHTお遊びジョーズ』内フロート番組)
ペンタックス
西村知美の今夜もパジャマ気分
トラブルバスター
(22:50 - 23:00)
(『今夜もBREAK OUT ラジオバカナリヤ』内コーナー)
文化放送 土曜20:30 - 21:00 枠
(1989年10月15日 - 1990年4月1日)
1988年度
ALL JAPAN TOP20
(20:00 - 21:00)
1989年度
西村知美の週刊パジャマ気分〜春が来るまで