西成活裕

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西成 活裕(にしなり かつひろ、1967年1月8日 - )は、日本数理物理学者東京大学先端科学技術研究センター教授。専門は、非線形動力学・渋滞学。博士(工学,東京大学, 1995年,甲第11113号)

来歴[編集]

東京都足立区に生まれる。小学2年生のとき茨城県土浦市に転居。1985年茨城県立土浦第一高等学校を卒業し、1986年東京大学理科一類に入学した。1995年東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻博士課程を修了し、博士(工学)の学位を取得する。

同年山形大学工学部機械システム工学科助手となる(1997年助教授に昇格)。1999年龍谷大学理工学部数理情報学科助教授に転じた。2002年ケルン大学理論物理学研究所客員教授となる。

2005年、東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻准教授となり、2009年に東京大学教授に昇格したのち、同年7月より、東京大学先端科学技術研究センター教授を務める。

渋滞学や無駄学の研究で知られる。著書の『渋滞学』は、講談社科学出版賞日経BPビズテック図書賞を受賞した。

2021年9月、「歩きスマホによってなぜ人は衝突しそうになるのか」を研究した成果により、同年度のイグノーベル賞動力学賞を他の3人の研究者とともに受賞した[1][2][3]

人物[編集]

趣味はオペラ鑑賞とアリアを歌うこと。

主な著書[編集]

脚注[編集]

  1. ^ “イグ・ノーベル賞 日本人15年連続受賞 「歩行者なぜ衝突」研究”. 産経新聞. (2021年9月10日). https://www.sankeibiz.jp/business/news/210910/cpc2109101051001-n1.htm 2021年11月14日閲覧。 
  2. ^ 先端研の西成教授とフェリシャーニ特任准教授がイグ・ノーベル賞を受賞 - 東京大学先端科学技術研究センター(2021年9月13日)2021年11月14日閲覧。
  3. ^ 西成活裕「イグ・ノーベル賞に「渋滞学」の本質を見た!」 - web論座(2021年9月27日)2021年11月14日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]