西埼玉地震
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西埼玉地震(にしさいたまじしん)は1931年(昭和6年)9月21日11時19分59秒、埼玉県大里郡寄居町付近(北緯36度9.5分、東経139度14.8分)を震源として発生したマグニチュード(Mj)6.9(USGSはMw 6.5 [1] )の地震である。震源の深さは3kmとたいへん浅かった。深谷断層帯の一部が活動[2]して発生したと考えられている。
被害[編集]
地震の有感域は東北地方から近畿地方に及び、関東地方の各地で強い揺れを感じ、広い範囲で震度5が観測された。この地震により、死者11名、負傷者114名、住家全壊63棟、但し資料によって埼玉県内では16人が死亡し、負傷者は146人に達した。家屋被害は全壊207戸、半壊124戸[要出典]、火災も発生した。
揺れが強かった地域では、いたるところに地面の亀裂が生じ、地盤液状化による地下水や土砂の噴出、井戸水の濁りなどが広い範囲で見られた[3][4]。また、隣接する群馬県でも死者5人、負傷者30人の被害が出た。余震は最大でおよそ2週間後に発生したM5.6の地震があり、3週間ほど先まで続いた。
地震像[編集]
P波の解析から震央は深谷断層帯の櫛挽断層の南端付近で、走向N160°E、傾斜80°S、長さ20km、幅10km と推定されている。
出典[編集]
- 西埼玉强震報告 (PDF) 気象庁 驗震時報第5巻 pp.217-390
- 西埼玉地震 埼玉県立総合教育センター
- 1931年西埼玉地震の地震断層の検出(東京大学地震研) (PDF) 地震予知連会報 第37巻
脚注[編集]
- ^ M 6.5 - eastern Honshu, Japan アメリカ地質調査所
- ^ 萩原幸男ほか、活断層の重力調査(1) : 1931年西埼玉地震の震源断層の検出 東京大学地震研究所彙報. 第61冊第4号, 1987.3.31, pp. 563-586
- ^ 液状化解析
- ^ 福島康弘、安田進、中沢慎也、望月洋介:西埼玉地震による液状化地点の調査 土木学会年次学術講演会講演概要集 第3部(A) 53巻 1998年 374-375頁
参考文献[編集]
- 埼玉県平野部における地震と地盤 関東大地震と西埼玉地震を例にとって 埼玉大学紀要 理工学部工学系 (3), 58-66, 1969-12
- 岡野家文書にみる西埼玉地震 群馬県立歴史博物館紀要 (31), 81-99, 2010
関連項目[編集]
関東地方で発生したおもな被害地震
外部リンク[編集]
- 埼玉県の地震活動の特徴 地震調査研究推進本部
- 日本付近で発生した陸域M6.0以上と海域M7.0以上の地震の余震活動について (PDF) 気象庁 験震時報 第71巻 (2008)
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