裏切りの季節

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
裏切りの季節
監督 大和屋竺
脚本 大和屋竺
田中陽造
製作 若松孝二
出演者 立川雄三
谷口朱里
音楽 佐藤允彦
撮影 伊東英男
編集 具流勘助
製作会社 若松プロダクション
配給 N.S.P.
公開 1966年12月13日
上映時間 77分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
テンプレートを表示

裏切りの季節』(うらぎりのきせつ)は、1966年(昭和41年)に公開された日本映画である[1][2][3][4][5][6][7]大和屋竺の初監督作品[4][8]、製作は若松孝二[9]、音楽は佐藤允彦[10]が手がけた[1][2][3][4][5][6][7]

概要[編集]

報道写真家の中谷(立川雄三)が、ヴェトナムから帰国する。友人の長谷川を戦場で亡くした彼は、長谷川の恋人だった眉子(谷口朱里)のもとへ向かう。一方、長谷川の遺したフィルムを手に入れようとする組織が、中谷のあとを追ってくる。

主演の立川雄三(1936年 - )は、本作が公開された年、演劇集団未踏を設立した人物である[11]。公開当時のポスターに大きくクレジットされており、諸データベースにも記載されている山谷初男志摩みはる[1][2][4][5][6][7]、上映用プリントのクレジットには記載されていない[3]映画評論家佐藤重臣、若松プロダクションの脚本家である足立正生が「大谷義明」の名でいずれも「特別出演」とクレジットされ、出演している[3]。脚本にクレジットされた「大谷義明」は、本作の監督を務めた大和屋竺と、同じくチーフ助監督を務めた田中陽造の合作による共同名義である[6]日本映画データベースには、若松孝二が大和屋と連名で監督として記載されているが[6]、上映用プリントのクレジットによれば「演出協力」である[3]。配給は「N.S.P.」と記載されているが、鷲尾飛天丸が代表を務める日本シネマである[2]

若松孝二は、自身がプロデュースした中では最も衝撃を受けた作品だ、と述懐した[12]

東京国立近代美術館フィルムセンターは同作の35mmフィルム版の上映用プリントを77分版と75分版の2ヴァージョン所蔵している[3]。2005年(平成17年)7月16日、シネマアートン下北沢(2008年閉館)で特別上映された[4]

かつてレンタル用のVHSビデオグラムのみが発売されていたが[5]、2017年4月に幻の映画復刻レーベルDIGからDVD版が発売された。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

データ[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e f g Uragiri no kisetsu, インターネット・ムービー・データベース (英語)、2015年3月3日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 裏切の季節文化庁、2015年3月3日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j k 裏切の季節東京国立近代美術館フィルムセンター、2015年3月3日閲覧。
  4. ^ a b c d e 裏切りの季節KINENOTE, 2015年3月3日閲覧。
  5. ^ a b c d 裏切りの季節allcinema, 2015年3月3日閲覧。
  6. ^ a b c d e 裏切りの季節日本映画データベース、2015年3月3日閲覧。
  7. ^ a b c d e f 裏切りの季節公開時ポスター、若松プロダクションN.S.P.、2015年3月3日閲覧。
  8. ^ 『日本の映画人 日本映画の創造者たち』佐藤忠男日外アソシエーツ、2007年、651頁。
  9. ^ 平沢剛『アンダーグラウンド・フィルム・アーカイブス』河出書房新社、2001年、147頁。
  10. ^ 上島春彦. “映画の中のジャズ、ジャズの中の映画 第14回 山下洋輔大復活祭と「ミナのセカンド・テーマ」(中編)”. 映画の國. マーメイドフィルム. 2014年7月26日閲覧。
  11. ^ 劇団紹介演劇集団未踏、2015年3月3日閲覧。
  12. ^ 『若松孝二 反権力の肖像』四方田犬彦平沢剛作品社、2007年、183頁。

参考文献[編集]

  • 「特集・上半期日本映画最高の収穫・裏切りの季節分析」『映画評論』1966年7月、 20-33頁。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

画像外部リンク
裏切りの季節公開時ポスター
1966年12月13日公開
若松プロダクションN.S.P.