衛星政党

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

衛星政党(えいせいせいとう、bloc party / satellite party)とは、ヘゲモニー政党制で常に政権を独占する政党以外の合法小政党である。

狭義の定義[編集]

ヘゲモニー政党の体制を支持し、一定限度の狭い利益を代表するが、ヘゲモニー政党に代わって政権を握ることはできない政党のことを指す。

狭義の例[編集]

中国[編集]

民主党派」とよばれる。

北朝鮮[編集]

トルクメニスタン[編集]

  • 農民正義党

台湾[編集]

民主化前の「党禁」時代

ベトナム[編集]

1988年まで存在(1976年までは北ベトナムに存在)

東ドイツ[編集]

1949年の建国から1989年の民主化まで(支配政党はドイツ社会主義統一党

チェコスロバキア[編集]

1948年から1990年までのチェコスロバキア共産党政権時代

ポーランド[編集]

ポーランド人民共和国時代(支配政党はポーランド統一労働者党

ブルガリア[編集]

ブルガリア人民共和国時代(支配政党はブルガリア共産党

メキシコ[編集]

制度的革命党中道包括政党)の支配期(2000年まで)

シリア[編集]

2012年の憲法改正でバアス党指導政党とする規定は削除されたが、議会に議席を有するバアス党以外の政党は衛星政党のみである。

ウズベキスタン[編集]

ウズベキスタン共産党が改組したウズベキスタン人民民主党を中心として議会に議席を有するいずれの政党も政権を支持している。

広義の定義[編集]

本来の意味から転じて、社会主義国以外の国家で「特定の大政党と共同歩調を取る」政党を揶揄する用語として使われている[1]

広義の例[編集]

日本[編集]

民主党政権下

自公連立政権期(支配政党は自由民主党及び公明党

大阪府政及び大阪市政(支配政党は大阪維新の会

東京都議会(支配政党は都民ファーストの会

ロシア[編集]

支配政党は統一ロシア

脚注[編集]