蜂文太

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蜂 文太(はち ぶんた、9月9日 - )は、日本漫画家イラストレーター山形県出身。血液型はA型。

BIRTHday(ばーすでい)」という別名義を使うこともあり、両名義ともにトレードマークとして自画像や署名の一部などでデフォルメされて丸みを帯びたを描くことがある。1984年、『INDIGESTION』でデビュー。

代表作は『武天のカイト』、『ワールドヒーローズ 光龍伝』など。

概要[編集]

月刊少年ガンガン』にて『武天のカイト』の連載。この作品により蜂文太名義としては初の単独名義の単行本発売となり、それ以降の連載、単行本化作品に『ワールドヒーローズ 光龍伝』などがある。

ストーリーを専門の原作者に委ねることやコミカライズ作品の執筆も多く、対象と出来る読者層は幅広い。『月刊少年ガンガン』の連載歴や『ファミ2コミック』での『超操縦メカ MG』の連載歴などの児童誌の雰囲気を強く持つ漫画雑誌から、『ビッグコミックビジネス』などの社会人向け漫画誌への掲載歴、後述する別名義での執筆活動など多岐にわたる。だが少年漫画での活動が圧倒的に多く、少年漫画執筆を主体としている。数々の4コマ、アンソロジーコミックの参加、雑誌読み切りの執筆などの活動を展開。スーパーロボット大戦シリーズなどのSFアニメのアンソロジー参加が特に多い傾向がある。また、女性の描き方として非常に肉感的な傾向にあり、美少女キャラクター対戦型ゲームブックの『クイーンズブレイド』のアンソロジーにも参加している。

その作風を生かし、「BIRTHday」名義で成人向け漫画も執筆。

オリジナル作品ではSF色の強い舞台を描くことが多く、その作風を生かして漫画以外にもアニメ制作に携わることもある。

文太(みねぶんた)』や『文太(ありぶんた)』と表記されている出版物誤植である。

作風[編集]

概要でも述べた通り女性の描き方として非常に肉感的であり、描かれる成人女性は往々にして巨大な乳房巨乳)の持ち主である。しかしながら顔の描き方に関しては童顔であることが多く、大きく丸みを帯びた目を描き、一見して萌え絵風となっている。萌え絵の他の特徴として、スーパー・デフォルメされたちびキャラを作品の中に登場させることもある。

格闘技を題材にした漫画を得意としていて躍動感、臨場感の溢れる格闘シーンを描く。特に闘いによってダメージを受けた人間の描き方は独特の手法を用いて、からを完全に失って白目となる。

また『可変少女シャルディ』などでメカ少女を題材にすることもあり、装甲を纏った女性を描くことも多い。

BIRTHday名義では作品テーマとしてファンタジー格闘も積極的に取り入れ、成人向け漫画と融合させている。

別名義[編集]

BIRTHday名義[編集]

BIRTHday名義は主に成人向け漫画執筆用のペンネームとしての使い分けがみられる。

この名義は蜂文太名義以前より使用しており、BIRTHday名義で『レモンピープル』1984年10月増刊号『美少女inオカルト・ハウス』に掲載された『INDIGESTION 消化不良』(単行本掲載時のタイトル『消化不良 -INDIGESTION-』)を商業誌デビュー作品としている[1]

1980年代後半から『レモンピープル』などで作品を発表しているが、『VARIABLE SHALDY 可変少女シャルディ』や短編などの数多くが未単行本化のまま残されている作品もある。そのような未単行本の作品は勿論、最近では絶版や重版未定などの理由から入手し難い作品もあるが、アンソロジーコミックに参加した一部の作品はDMM.ADULTにおいてダウンロード販売されている。

同人活動名義[編集]

『レモンピープル』での執筆に並行するようにカクリッパ編集部イボンプロジェクトというサークルに参加して同人活動もしていた。

カクリッパではBIRTHday名義を使ってサークル参加していて、『可変少女シャルディ』の番外編作品を掲載したこともあり[2]、イボンでも『シャルディ』を掲載したことがある[3]。だが、イボンでのサークル参加時は定まったペンネームを使っておらず、使い捨てのように参加のたびにペンネームを変えている。

作品リスト[編集]

両名義の単独名義作品については絶版になっている作品もあり、入手困難となっている。

蜂文太作品リスト[編集]

単独名義作品[編集]

アンソロジーコミック[編集]

  • 備考
上記以外にも多数のアンソロジーコミックに執筆参加。他にアスキー一迅社エンターブレイン宙出版学研勁文社バンダイ双葉社ムービックメディアファクトリーワニマガジン社などの出版社において執筆歴あり。
また、単行本化されていない雑誌掲載歴に、『ゲーメスト』(新声社)での『メタルフリークス』連載や『ビッグコミックビジネス』(小学館)での原案者を招いてのノンフィクション漫画や経済漫画の連載、『ファミ2コミック』(エンターブレイン)での『超操縦メカ MG』の連載があり、『マル勝スーパーファミコン』(角川書店)や『アクションピザッツ』(双葉社)、『サイバーコミックス』(バンダイ)、『Young Hip』(ワニマガジン社)などの掲載歴もある。他にも小学館による自費出版漫画制作サービスのコミ・コミ(Comic Communication)の参加[4]Chararinaでキャラクターイラストなども手掛ける。

アニメ[編集]

その他[編集]

BIRTHday作品リスト[編集]

単独名義作品[編集]

アンソロジーコミック[編集]

あまとりあ社で発行された下記アンソロジーコミックはDMM.ADULTでダウンロード販売されている[6]

同人活動作品リスト[編集]

同人活動によって発表された作品を商業用アンソロジーコミックに再録したもの。

関連人物[編集]

主に原作者、原案者。

  • 冴夏(さいか) - 『VARIABLE SHALDY 可変少女シャルディ』原作など
  • 本多拓弥(ほんだたくや) - 『銀のバク』、『メタルフリークス』原作など
  • 鈴木俊介(すずきしゅんすけ) - 『武天のカイト』原作
  • 中島茂信(なかじましげのぶ) - 『マーケットを掘り起こせ!』原案など
  • 長嶋修(ながしまおさむ) - 『今、買っていいマンション買ってはいけないマンション』監修

脚注[編集]

  1. ^ BIRTHDAY PRESENT単行本内の作者あとがきより
  2. ^ 美少女症候群3(ふゅーじょんぷろだくと、ISBN 4-89393-141-5)より
  3. ^ 美少女症候群5(ふゅーじょんぷろだくと、ISBN 4-89393-144-X)より
  4. ^ コミ・コミ Comic Communication
  5. ^ 十四夜、十六夜、十八夜、十九夜、廿夜、廿四夜
  6. ^ DMM.ADULT 成年向け表現あり、18歳以上アクセス可

関連項目[編集]

執筆ジャンルなど。