藤原ひろのぶ

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藤原 ひろのぶ(ふじわら ひろのぶ、1980年10月6日 - )は、特定非営利活動法人「NGO GOODEARTH」の代表であり、日本の作家社会活動家

来歴[編集]

大阪府大阪市西成区生まれ。創価高校創価大学を経て、一般企業に入社。営業マンとして好成績をおさめるものの、3年で退社[1]。その後、農業にかかわる仕事をめざして、自ら米屋を立ち上げるが、赤字を出しつづけ3年で閉鎖。さまざまな職業を転々としたあとで、日本で知り合ったギニア人とともにギニアに赴き、現地で製氷工場を設立[1]

この過程において現地で目にした圧倒的な格差社会に衝撃を受け、貧困問題に取り組むことを決意する。

現在は、バングラデシュにおいて、スラム街の子どもたちに食糧を支援する「ギフトフード」、および学校を建設する事業に力をそそいでいる[2]

活動[編集]

2017年facebookページ「病気を治そう!!」、ブログ「健康のすすめ」を立ち上げ、「健康のすすめ」は月間200万PVを稼ぐ人気サイトに成長[1]

また、全国各地をまわりながら、社会問題、地球環境問題の啓発を目的とした講演会を積極的に行っており、その数は3年間で1000回を超える[2]

2018年9月に『買いものは投票なんだ』を出版。同作は、発売3カ月で2万部を突破し、同年12月22日朝日新聞「売れてる本」でも書評される(評者は水無田気流[3]

2019年10月には初めての単著となる『ぼくらの地球の治し方――アヤシイ社会活動家の「つながり」と「挑戦」の話』を出版[4]。同書内では「世界とのつながりに気づくことは自分の人生を大きく変える。世界、人生に対する向き合い方を変えたことで、自由で身軽でシンプルに生きられるようになった」と述べている。

2020年12月に『買いものは投票なんだ』の続編となる『EARTHおじさん46億才』を出版。

2021年、著書の『EARTHおじさん46億才』のYouTubeチャンネル開設。

家族[編集]

4児の父[5]。5人兄弟で、弟妹にはかつて札幌吉本所属のお笑い芸人だった舘哲哉や[6]女優の藤原珠恵がいる[7]

著作[編集]

『買いものは投票なんだ』三五館シンシャ、2018年9月。ISBN 978-4-86680-900-7(法生・ほう/絵)との共著。

『ぼくらの地球の治し方』三五館シンシャ、2019年10月。ISBN 978-4-86680-906-9

『EARTHおじさん46億才』三五館シンシャ、2020年12月。ISBN 978-4-86680-914-4(法生・ほう/絵)との共著。

脚注[編集]

  1. ^ a b c 対談コーナー”. シャボン玉石けん株式会社. 2023年5月5日閲覧。
  2. ^ a b 藤原ひろのぶ、ほう(日本)『EARTHおじさん46億才』株式会社三五館シンシャ、東京都千代田区神田小山町、2021年9月10日。ISBN 978-4-86680-914-4 
  3. ^ 「地球にやさしい」の一歩先へ 「買いものは投票なんだ」|好書好日”. 朝日新聞. 2023年5月5日閲覧。
  4. ^ ぼくらの地球の治し方|藤原ひろのぶ”. フォレスト出版. 2023年5月5日閲覧。
  5. ^ 自分を生きる、社会をつくる:ふじわらひろのぶさん | 暮らしの発酵日々”. kurashinohakko-hibi.jp. 2023年5月5日閲覧。
  6. ^ 笑いは心を強くする
  7. ^ お金を落とした妹

外部リンク[編集]