藤井進

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

藤井 進(ふじい すすむ、1967年7月25日 - 2017年1月26日[1])は、第67回全国高等学校野球選手権大会で活躍した元野球選手山口県宇部市出身。

来歴・人物[編集]

山口県立宇部商業高等学校時代3年生の夏、準決勝までに、1大会最多記録となる4本塁打を放ちいきなり注目を浴びる[2]。しかし決勝の対PL学園戦であっさり清原和博に更新され、センターの守備についてその瞬間(打球)を見送るだけだった[3](この場面は当時朝日放送アナ・植草貞夫の名実況でも有名)。藤井がこの時挙げた1大会14打点は、2008年第90回大会萩原圭悟大阪桐蔭)が15打点を挙げるまで夏の甲子園の大会記録だった。

宇部商業高等学校卒業後は、東都青山学院大学に進学し4年間プレーした。卒業後は神奈川県川崎市川崎区東扇島にある東急グループの米穀食糧会社・東光食糧(現・東光食品)に勤務していた。

2017年に脳内出血により死去、享年49歳。

関連項目[編集]

脚注[編集]